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らも―中島らもとの三十五年
 
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らも―中島らもとの三十五年 (単行本)

中島 美代子 (著)
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商品の説明

内容紹介

2004年7月26日、泥酔して階段から転落し、外傷性脳内血腫で52歳にして急逝した鬼才・中島らも。一番の理解者で、妻である中島美代子が、らもとの出会いから死に到るまでの35年を初めて語る。


内容(「BOOK」データベースより)

『今夜、すべてのバーで』『ガダラの豚』『明るい悩み相談室』『アマニタ・パンセリナ』と、話題作を次々と発表した作家の素顔とは。二〇〇四年七月二十六日、泥酔して階段から転落、五十二歳で急逝した中島らも。作家、ミュージシャン、役者、多彩な顔をもつ天才と半生をともに生きたベスト・パートナーが語る、不世出の異才のすべて。

登録情報

  • 単行本: 201ページ
  • 出版社: 集英社 (2007/7/26)
  • ISBN-10: 4087753816
  • ISBN-13: 978-4087753813
  • 発売日: 2007/7/26
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 中島らもが帰る場所。, 2008/1/24
「ミー」こと中島美代子の半生が赤裸々に綴られた中に息づく、作家中島らもの素顔。

超がつくほどのお嬢様で、全部オーダーメイドの服を身につけ、どこまで歩いてもずっと自分の家の庭が続くようなところで自由奔放に育ったミー。

縛られることも縛ることもよしとしないその感性は、自分に正直に生きようとする彼女の率直すぎる価値観から強く伝わってくる。

中島らもとの想像を絶する夫婦関係。その時々の夫の愛人からの罵声。そういったことがおどろおどろしくなく、また一方的でもなくあっけらかんと公平に書かれている。

貞操観念の希薄さに注目してしまうと、破天荒なくせに繊細で真面目で優しく、その上恋愛至上主義者である中島らもを生涯にわたって変わらず愛し続けることの本質を見失ってしまう。

らもが見た風景、そしてミーが見た風景。稚拙な文章の隙間にありのままの中島らもの姿がぼんやり見える良作。
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23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 他人の思いを、愛し方を、否定しないできいていられる人向きかも, 2007/10/4
作家としての作りごと、男として隠したことなど、本人の書いたもの特にエッセイを全部読めば透けて見えることだった。誰かの暴露を待つことはない、生きていたらいつか本人が書いただろう。というわけで、らもファンならこの本に書いてあることそのものにはさほど衝撃を受けないはず。この本を読むのは、「そのとき」夫人が何を思い感じていたのか、知ること。らものこれまで以上の裏や素顔を知ろうと思うと肩透かしを食うかもしれないので注意。
あまり上手じゃないかもしれないけど読みやすい語り口調で、かなり重たいことでもわりあいあっけらかんと表現してあるし、他人に対する批評も大して存在しません。そういうことだった、という説明が、自省といっしょにただそこにあるだけに思えます。買う前にレビューを読んだときのドロドロしてるんじゃないかという心配は消えました。
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28 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 愚かしさだって愛のうち, 2007/9/20
By kokodokodoko (低地) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
中島らもはエッセイを書いていたときでも作家でした。
思春期をこじらせた若者がぐっとくるように、精密に作り上げられた笑いとペーソスの世界の裏側を明かす本です。
奥様の美代子さんは困っちゃうぐらい正直な人です。
二人の生涯を結わくキスの後、
らも「ごめん」
美代子「ううん、そんなことないよ。私、誰とでもキスするから」
ああ、正直にも程があります。
そんな、ぽやぽやと浮遊するかのような二人の結婚に、
子供、生活、アルコール依存症、女、男、仕事、女、女がのしかかります。
らもさんがつき続けた読者への嘘を美代子さんは暴いてしまいました。
なぜなら、美代子さんにとって、らもさんは美代子さんだけの宝物だから。
らもファンからはいろいろな意見がある本でしょうけど、らも著作に「腑に落ちた」と思いたい読者には種明かしになる1冊です。
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