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蛇にピアス
 
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蛇にピアス (単行本)

by 金原 ひとみ (著)
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Product Description

Amazon.co.jp

   ピアッシングや刺青などの身体改造を題材に、現代の若者の心に潜む不気味な影と深い悲しみを、大胆な筆致で捉えた問題作である。埋め込んだピアスのサイズを大きくしていきながら、徐々に舌を裂いていくスプリットタン、背中一面に施される刺青、SM的なセックスシーン。迫力に満ちた描写の一方で、それを他人ごとのように冷めた視線で眺めている主人公の姿が印象的だ。第130回芥川賞受賞作品。

   顔面にピアスを刺し、龍の刺青を入れたパンク男、アマと知り合った19歳のルイ。アマの二股の舌に興味を抱いたルイは、シバという男の店で、躊躇(ちゅうちょ)なく自分の舌にもピアスを入れる。それを期に、何かに押されるかのように身体改造へとのめり込み、シバとも関係を持つルイ。たが、過去にアマが殴り倒したチンピラの死亡記事を見つけたことで、ルイは言いようのない不安に襲われはじめる。

   本書を読み進めるのは、ある意味、苦痛を伴う行為だ。身体改造という自虐的な行動を通じて、肉体の痛み、ひいては精神の痛みを喚起させる筆力に、読み手は圧倒されるに違いない。自らの血を流すことを忌避し、それゆえに他者の痛みに対する想像力を欠落しつつある現代社会において、本書の果たす文学的役割は、特筆に価するものといえよう。弱冠20歳での芥川賞受賞、若者の過激な生態や風俗といった派手な要素に目を奪われがちではあるが、「未来にも、刺青にも、スプリットタンにも、意味なんてない」と言い切るルイの言葉から垣間見えるのは、真正面から文学と向き合おうとする真摯なまでの著者の姿である。(中島正敏)



出版社/著者からの内容紹介

ピアスの拡張にハマっていたルイは、「スプリットタン」という二つに分かれた舌を持つ男アマとの出会いをきっかけとして、舌にピアスを入れる。暗い時代を生きる若者の受難と復活の物語。第130回芥川賞受賞作。

Product Details

  • 単行本: 124 pages
  • Publisher: 集英社 (2003/12)
  • ISBN-10: 4087746836
  • ISBN-13: 978-4087746839
  • Release Date: 2003/12
  • Product Dimensions: 7.6 x 5.4 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 3.0 out of 5 stars  See all reviews (312 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #144,137 in 本 (See Bestsellers in 本)

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54 of 57 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 何処がエグイのか分ら無い。, 2005/9/13
批判されてる皆様の殆どは「過激な性描写&過激な暴力シーン」ばかり
批判してますが、私は[文章力]をこそ批判したい。
恐らく作者はアングラや過激さを表現したかったんでしょう。
が、見事に失敗してます。
残念ながら、其の文章じゃぁグロさも何も伝わりません。
ダーク系の作品も読める読書家には、
「題材は良いが文章が稚拙で過激さや暗さが全く表現出来て無い」
と言う感想しか残ら無い。
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70 of 75 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 衝撃的だからいいというものでもない, 2004/2/29
By A Customer
衝撃的ですが、それを淡々とではなく「わたしってこんな過激なこともできるの、すごいじゃん」と自慢するような書き方がどうしようもありません。文体も書き殴っただけという感じがみえみえ、肝心のタトゥーやピアッシングに関しても少し知っている人間からすれば、間違いだらけです。最低限この程度のことは取材すべきでしょう。主人公の心情描写などよりもセックスシーンを細々と描くあたりも、テーマを曖昧にしています。どこがいいのか私にはわかりません。
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11 of 11 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars うーん・・, 2009/1/7
By _volcom_EX (東京都) - See all my reviews
なんだか出来のいい携帯小説みたい。


いったい何を表現したかったのか。
痛み痛みというが、どっちかというと若い痛々しさに失笑。
肉体改造なんて専門雑誌だって刊行されていて簡単に手に入るわけで
知ってることを全部詰め込んだ薄っぺらい内容も白ける。
人以上に過激な世界を知っていることをひけらかしたかったのか。
主人公にさえ魅力的に感じられず(致命的)
ひらひらふわふわ。

素人携帯小説の映画化、ドラマ化があたりまえの昨今なら
この小説の芥川賞受賞なんてなかったのでは。
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5.0 out of 5 stars とても良い
今の時代、村上春樹、村上龍、その他もろもろ、カオスな世界を誇張して文世界を描いた、いかにも純文学的な物は世に出回りすぎている。だからこそ芥川賞としては、今の新し... 続きを読む
Published 10 days ago by こーのすけ

5.0 out of 5 stars この作品に意味などない。
文学は嗜好品だ。だから人によって好みがある。
だからこの作品が賛否両論なのも仕方ないことだろう。... 続きを読む
Published 8 months ago by 愛

5.0 out of 5 stars 何度も読み返すべき。
第130回芥川賞受賞作であり、第27回すばる文学賞受賞作の本作品。
レビューでの評判がすごぶる悪いのに驚いた。... 続きを読む
Published 10 months ago by maria

2.0 out of 5 stars うまい表現だな
前のレビュアーの方が「出来のいい携帯小説」と非常にうまい表現をしている。

私も読んだあとまったく同じような感想を抱きました。... 続きを読む
Published 10 months ago by キートン砂糖

1.0 out of 5 stars 読まなければよかった
私はピアスや刺青やSMなどに偏見は持っていませんし、過激な描写も嫌いではないです。... 続きを読む
Published 10 months ago by maimai

4.0 out of 5 stars 不完全ではあるけど惹き込まれる
以前から読んでみたいと思っていた金原ひとみさんの作品ですが、AMEBIC、アッシュベイビー、そしてこちらの順番で読み進めました。逆順だったらまた評価も変わったか... 続きを読む
Published 15 months ago by govorett

1.0 out of 5 stars 立ち読み
もしくは図書館等で充分・・・?
一度、何処かで読まれてから購入を検討されるのが賢明かもしれません。... 続きを読む
Published 15 months ago by ぽてこ

1.0 out of 5 stars なにも、ない。
どうしてこの作品が評価されたのだろう??読んでいる最中から湧き出るこの疑問を抑えきれず、... 続きを読む
Published 16 months ago by air

4.0 out of 5 stars いい意味でも悪い意味でも印象に残る小説
身体改造は痛々しく、心も痛い。性行為も普通ではなく超過激な描写や言葉に嫌悪感は否めなかった。でもなんかいいところがあるはずと思って繰り返し読んでしまう。するとこ... 続きを読む
Published 18 months ago by ミルク

1.0 out of 5 stars 馬鹿らしい
知能レベルの低い本。だからどうしたと笑える。最近のこういう類いの本が売れるともっと読むべき本が世にはあるのにと思う。マニアックな性的描写など人生においてこれから... 続きを読む
Published 19 months ago by ハココ

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