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瑠璃でもなく、玻璃でもなく
 
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瑠璃でもなく、玻璃でもなく (単行本(ソフトカバー))

唯川 恵 (著)
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商品の説明

内容紹介

26歳のOL美月、不倫相手の朔也、その妻34歳の英利子。ひとりの男性を挟んで、ふたりの女性の人生が交錯していく。丁寧な心理描写で「恋愛」と「結婚」の本質を浮き彫りにしていく待望の恋愛長編。


内容(「BOOK」データベースより)

欲しいものは確かなもの。確かな約束、確かな未来、形の見える幸せ。…美月・26歳。忙しい仕事の逃げ場として結婚に行き着いたのに、今は結婚の逃げ場が仕事になっている。…英利子・34歳。ひとりの男性を挟んで交錯する、ふたりの人生のゆくえ。

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5つ星のうち 5.0 夫に若い愛人がいた。妻の困惑と愛人の執念の行く末は, 2009/9/27
By 小西昌幸 "先鋭疾風社" (徳島県北島町) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
■矢野美月(みつき)は東京日本橋の大手音響メーカーに勤める26歳。同じ会社の設計部に所属する森津朔也(もりつさくや)と恋に落ちている。ときどき二人は密会し、肉体関係を持っている。だが朔也は妻帯者である。つまり不倫の恋なのだ。
■朔也の妻・英利子(えりこ)は大手保険会社の秘書課に勤務していた。4年前、30歳のとき朔也と結婚した。現在は専業主婦。子どもはまだいない。夫の両親からは二世はまだかと聞かれるが、それがプレッシャーになっている。働いていた頃は、恋愛結婚でゴールインして、好みのインテリアに囲まれて、優雅な料理教室に通う専業主婦の暮らしが夢だった。だが、その夢をつかんでしまった今、かつての同僚の女友達をうらやましく思うこともある。
■専業主婦の暮らしに息詰まるものをおぼえ始めていた頃、英利子は自分が通う代官山の料理教室の先生である藤島玲子から秘書になって欲しいといわれる。イキイキと働き始める英利子。だがほどなくして、夫から大切な人がいると離婚を申し渡される。そして彼は家を出て行ってしまった。英利子は美月と直接会って話し合う。二人の女性の運命が大きく動き始めた――。
■物語は、美月と英利子の二人を主人公にし、彼女達の視点から交互に綴られる構成になっている。女性の視点による文章はそつがなく、心理描写もきめ細かい。さすが恋愛小説第一人者の作品と感心!
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 どのような人生を歩みたいか??, 2008/10/31
朔也と不倫をしている美月。
朔也の妻である英利子。

お互い対照的な彼女たちがどう生きていくのかが描かれています。

美月は不倫独特の悩みや独身であるが故の結婚への焦りがあり、一方で英利子は結婚後の単調な日々への不満や姑からの小言など息苦しさがある。
このような描写は妙にリアルさを感じました。
そのせいか作品の世界にスムーズに入り込むことができ、一気に読んでしまいました。

英利子が美月に請求した慰謝料の金額。
現実では考えられないことかもしれませんが、英利子のプライドや強さが一番顕著に出ていたと思います。
一番印象に残っているシーンです。

終盤のテンポが一気に下がってしまったのが唯一残念でした。
もう1回くらい盛り上がるシーンがあるのかなぁと思いながら読んでいたらさくっと終わってしまったので・・・。
それでも、興味深く読めたので買って良かったです。

結局幸せになる手段は人それぞれだという、当たり前のようで気づきにくい部分を再確認させられた気がします。
結婚がいいのか悪いのか。
独身がいいのか悪いのか。
その人個人が決めることですよね。

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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 どの生き方を選んでも、選んだだけではゴールにはならない。, 2008/10/6
By ハンカチ王女 (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
美月・26歳。人には言えない恋をしている。幸せになりたい。
だけど妻のいる男と愛し合っている限り、結婚はできない。

英利子・34歳。結婚して4年、何も不満のない毎日を送っているはずだけど、
「これでよかったのかな」とたまに思う。


どちらも、どこにもいるような女性。会社の隣の席に、あるいは、
マンションの同じフロアの奥さんがそんな感じかも、と思えるような。

そんなふたりの視点でかわりばんこに語られる、それぞれの不安と不満と戸惑い。
やがて、美月は、結婚したい、という気持ちを抑えられなくなり、
英利子は、専業主婦から、仕事をする女性へと社会に返り咲く…


違う生き方を選んだ女性がお互いを「あっちのほうが」と隣の芝生的に
見てしまうパターンは、唯川さんの得意とするところで安心して読める。
友人の結婚話に揺れる独身のヒロインの気持ちも、独身の友達が出世した
ことをしった主婦のヒロインの気持ちも、いつか自分も感じたことが
あるような気がする。それでも、たくましく、自分らしい落ち着き先を
見つけ、なんとか折り合いをつけていく物語は、共感を呼びやすい。

テレビドラマの原作にしたら、女のバトル的要素もあるしウケそうだ。
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