内容紹介
安土桃山時代。朝鮮出兵の本営で催された能興行で、見事な舞を見せたちほは、秀吉から喝采を受ける。
同じ頃、都の芸能の中心地である五條河原で、天下一の三味線弾きを目指す藤次郎は、出雲のお国一座の笛役者・小平太と出会う。
自由な一座を作ろうと座員探しを始めた二人は、元奴隷の黒人・弥介、ちほを仲間に加え、四人で一座を結成、諸国巡業へ。再び都に戻り、ちほの踊りと型破りな演奏、反体制的な言動で評判を集める。
一方、民衆の支配強化をもくろむ石田三成は、河原芸人たちに圧力を加え、藤次郎の一座も河原を追われるが、かねてから一座に興味を抱いていた秀次の庇護を受ける。
しかし、やがて秀次は失脚、秀次の妻子30余名の処刑が三条河原で行われる。
秀吉の残虐性を告発するかのように舞うちほ、藤次郎たちの演奏に触発された群集が暴徒と化し、刑場は大混乱に。
一座は、三成が放った豊臣の軍勢に追い詰められるが・・・。
内容(「BOOK」データベースより)
豊臣秀吉が権勢を振るう安土桃山時代。天下一の三味線弾きを目指す藤次郎、出雲のお国一座の笛役者・小平太、元奴隷の太鼓叩き・弥介、天性の舞姫・ちほの4人が一座を結成、型破りな演奏と反体制的言動が都の人々を惹きつけてゆく。一方、民衆の支配強化をもくろむ石田三成は、河原芸人たちに圧力を加えようとしていた…。