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永遠の出口 (集英社文庫(日本))
 
 

永遠の出口 (集英社文庫(日本)) (文庫)

by 森 絵都 (著)
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Product Description

出版社 / 著者からの内容紹介

小さい頃、私は「永遠」という言葉にめっぽう弱い子供だった??。10歳から18歳まで。ナイーブでしたたかで、どこにでもいる普通の少女、紀子の成長をめぐる、きらきらした物語。 (解説/北上次郎)


内容(「BOOK」データベースより)

「私は、“永遠”という響きにめっぽう弱い子供だった。」誕生日会をめぐる小さな事件。黒魔女のように恐ろしい担任との闘い。ぐれかかった中学時代。バイト料で買った苺のケーキ。こてんぱんにくだけちった高校での初恋…。どこにでもいる普通の少女、紀子。小学三年から高校三年までの九年間を、七十年代、八十年代のエッセンスをちりばめて描いたベストセラー。第一回本屋大賞第四位作品。

Product Details

  • 文庫: 353 pages
  • Publisher: 集英社 (2006/2/17)
  • ISBN-10: 4087460118
  • ISBN-13: 978-4087460117
  • Release Date: 2006/2/17
  • Product Dimensions: 6 x 4.2 x 0.8 inches
  • Average Customer Review: 4.2 out of 5 stars  See all reviews (18 customer reviews)
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9 of 14 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 「永遠」に惹かれる, 2007/1/6
By sorin (神戸市) - See all my reviews
青春小説、と一言で切ってしまうには惜しい。

ヒロイン「紀子」の小学3年生から高校卒業までの変化と成長を追った連作集。

さて、近作は作者初の大人向け小説だが(本来は児童向け)森絵都は作品ごとに作風を変えられる技量の高い作家で、今作は特に秀逸。全編「私」一人称で語られているが、クロニクルともいうべき過去を振り返る形の語り口なので、一人称特有の「視野の狭さ」は無く、統一した「成長した」思考で描かれている。

作中では大事件などは起こらない。誰も殺されないし、誰もチャンピオンにならないし、誰も未来や宇宙に行ったりしない。

でも、お誕生日会や、グレかかった事や、両親の離婚危機や、初めてのバイトや、夢中になった恋や…本人にとっては大事件の連続の人生。

自分自身の人生に全く同じエピソードが被る人はいないだろうけれど、シンクロする部分は多いんじゃないだろうか。

タイトルかつ表題作「永遠の出口」はラストまで読み終わった後、納得させられます。特に女性にはおススメの一冊。

「私は日々の小さな出来事に一喜一憂し、悩んだり迷ったりをくりかえしながら世界の大きさをしって、もしかしたら大人への入り口に通じているかもしれないその出口へと一歩一歩、近づいていった」本文12ページより
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9 of 14 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 読んでるうちに、自分のインナーチャイルドと対面してしまう本, 2006/9/13
By かおり&やすらぎ (東京都渋谷区) - See all my reviews
世間知らずの学生時代。
まだ自分の意思すらはっきりとしなかったあの頃は、ことあるごとに、
おマセな友達や物知り顔の先輩に、あることないこと吹き込まれ、
心がグラグラ揺れたっけ。
子供だけの世界・・・学校。
わからないことだらけの大人への道。
初めての悩み、将来への不安は、ひとりで抱えるには心細くて、
友達と呼べる誰かと寄り添わずにはいられなかった。

特別なこだわりも才能もなく、これといってやりたいことも見つからず、
どうしたらいいのか、自分をもてあましていた中途半端な青春時代。

語るほどの武勇伝もなく、ほどほどに真面目でほどほどに不良。
かっこ悪くて人には話せない時代だと過去に封印して・・・数十年。
実はこれが、
全国共通の“思春期の傷(トラウマ)”だったと、この本は気付かせてくれる。

あくまでも過去を振り返る口調で書かれているので、大人の思考回路のまま
子供の頃の自分に会いに行くことができる、退行催眠療法的な作品。
不細工でカッコ悪い あの頃の自分を許せる・・・。
初めてなのに、よくわからなかったのに、良くやった。と言ってあげたい。
そんな気分にさせてくれる一冊です。

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4 of 6 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 永遠の本, 2007/8/14
児童小説でありながら児童小説でないこの「永遠の出口」という本。本のカバーからもわかるように、なんだか切なくて、甘酸っぱく、私達を暖かい気持ちにさせてくれる小説です。物語のペーストは70,sから80,sにかけて小学生から高3にかけて一人の少女の成長を追っていく傑作であります。ちょうど作者の森 絵都さんが40歳ぐらいなのでそのぐらいの人達には懐かしい一瞬を与えてくれたのではないかと思います。しかしそれ以外の人達が読めないというこは全くといってないです。時代背景こそ違えど、自分に当て嵌めてみて考えてみてとれる小説ではないでしょうか?驚きや衝撃さえありませんが、日常の普通の誰でも体験してきたような出来事をどうおもしろく表現するのか?という日常小説の立役者の森 絵都先生に敬意を表したい限りでございます。この紀子といういたって平凡でどこにでもいそうな普通の娘の物語をどうしても森先生の半自伝的小説ではないのか?と思ってしまい仕方がない限りでございます。僕らの時代という番組であさの氏、佐藤氏と一緒に出演されていてあらためて青春小説の最先端な人物であることを実感しました。
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主人公、紀子は“永遠”を恐れる子どもだった。
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Published 4 days ago by さるきち

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Published 3 months ago by 茜色の空

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4.0 out of 5 stars 作者の筆力に感服
 主人公・紀子の小学三年生から高校卒業するまでを描いた傑作です。女流作家特有の描写のうまさが随所にちりばめられ、まるで実話のようでした。 よかったです。
Published on 2007/10/24 by てんぴん

2.0 out of 5 stars 今でもリアルにせつなさを感じられる人には…
ひとりの女性の小学生から高校を卒業するまでを綴った児童文学。

冒頭の... 続きを読む
Published on 2007/9/16 by keiko

4.0 out of 5 stars 30代後半から40代前半の女性に読んで欲しい
そのくらいの年代の女性が読まれるとかなり共感出来る作品だと思います。
そういう私も30代後半。... 続きを読む
Published on 2007/3/8 by yuhka

5.0 out of 5 stars 言葉の響き
大人になった自分が過去の自分を振り返る。
すると、当時、気付かなかったことが見えてきます。... 続きを読む
Published on 2007/2/24 by palladian

5.0 out of 5 stars 面白い!
森先生の作品は女性向けに作られたものが多いので今まで読んだ事が無かったのですが、この作品はおもしろい!... 続きを読む
Published on 2007/1/3 by masakiyo

3.0 out of 5 stars 好き好きかも
みんなで一緒にお手洗いに行く友情を愛していた人なら好きかも... 続きを読む
Published on 2006/11/18 by ちぇりー

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