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乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない (集英社新書)
 
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乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない (集英社新書) (新書)

by 橋本 治 (著)
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Product Description

出版社 / 著者からの内容紹介

「勝ち組・負け組」の原理とは何だったのか。
『「わからない」という方法』『上司は思いつきでものを言う』に続く橋本治流ビジネス書の待望の第3弾。現代の乱世における「勝ち組・負け組」の原理が、奇才によってあざやかに解読されていく。

内容(「BOOK」データベースより)

従うべき理論がなくなって、どう生きて行けばいいか分からなくなった日本人は、「勝ったか、負けたか」の結果で判断するしかなくなった―本書は、こんな“腑に落ちる”話から始まります。そして、「生きることが幸福でありたいという感情。これこそが経済という人間行為の本質ではなかろうか」と、一筋の光明に向かって、力強く語り始めます。乱世の時代に対する、著者からの「解」がぎっしり詰まってます。

Product Details

  • 新書: 238 pages
  • Publisher: 集英社 (2005/11)
  • ISBN-10: 4087203182
  • ISBN-13: 978-4087203189
  • Release Date: 2005/11
  • Product Dimensions: 6.8 x 4.2 x 0.7 inches
  • Average Customer Review: 3.5 out of 5 stars  See all reviews (34 customer reviews)
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30 of 37 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 悪しき素人主義, 2008/12/15
By ももんが (例:東京都渋谷区) - See all my reviews
 『上司は思いつきでものを言う』はそこそこ面白かったけど、この本はシラけました。
著者は『「わからない」という方法』という本を書いているのに、
この本では「わからないこと」を「わからないと言いつつ」、「わかったように」断言してます。

 視点は面白いから、一般受けはいいかもしれませんね。
 だけど、「ああ、この人はわかってないんだな」と思わせる記述が随所に見られます。
例えば著者は「世界経済が破綻するとはどういうことかわからない」と言いつつ、他方では、
「エコノミストは世界経済が破綻するとは絶対に言わない、エコノミストの存在理由がなくなるからだ」と言っています。
「世界経済が破綻するとはどういうことかわからない」のであれば、
エコノミストが「世界経済が破綻するとは絶対に言わない」理由もそもそもわからないはずです。
矛盾してます。

それに、専門家が「世界経済の破綻」を言わないのは、「一国の経済の破綻」や「世界的な恐慌」はありえても、
「世界経済の破綻」は論理的にありえないからでしょう。
著者は「世界経済の破綻」と「世界的な恐慌」との区別がつかないんでしょう。
「破産」と「赤字」の区別がつかないレベルです。
もう少し、エコノミストが何か、経済が何かを知ってから語ればいいのに、
そういうことに無知のまま、単に思いつきや先入観でモノを言っている感じです。
せめて50時間でも勉強すれば多少が違った理解になるでしょうに。

 著者は「素人だからこそ本質が見える」という悪しき素人主義に陥っているのかもしれません。
視点が変わっていればいいんでしょうか、面白ければいいんでしょうか・・・。
 例えば、サッカーをすこしかじった程度のお笑い芸人が、サッカーの戦術について語る。
仕事柄、変わった切り口でものを捉えるのはお手の物だから、一般受けはいい。
でも、やっぱりズレてる。
この本に限って言えば、そんな感じでした。

 素人でも「本質を突いた鋭い疑問」を持つ人は確かにいます。
だけど、鋭い疑問を持つことと、的確な答えに迫れることは別であって、
鋭い疑問を持ったとしても、地道に現実を分析して真剣に考え抜いた人でなければ
的確な答えには迫ることはできない。
「専門家」と呼ばれるか「素人」であるかはその差にすぎませんが、大きな差でもあります。

 まったく経済がわからない人には「もしかしたら」参考になるのかもしれませんが、
あくまで「素人が素人なりに思いつきでモノを言ってみた」本として読むに留めるべきだと思います。
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20 of 28 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 「上司は思いつきで」のような後味がない, 2006/9/2
By London_Mixture (埼玉県さいたま市) - See all my reviews
「上司は思いつきでものを言う」に続く完結編ということで読みました。「上司は」は、議論がどこに向かうのだろうと思わせながらも、それこそ上司も部下も「うんうん」と納得しながら橋本さんの主張に引き込まれてしまう好著でした。しかし本書は、「勝ち組」「負け組」などの読者の気をひく話題を引き合いに出しながらも、「市場原理が嘘かも」という著者の主張を支えるには無理がある内容です。ひょとすると「ビジネス書」と銘打った大上段に振りかぶり過ぎたタイトルと中身のギャップのせいかもしれません(かつての作品「貧乏は正しい」のようなタイトルのエッセイならよかったかも)。著者と同世代以上のノスタルジックな人々や、橋本ファンは変わらぬ芸風に満足でしょう。でも、作家も変わるものだと思います。村上龍さんが経済をいろいろ勉強されて、その中から発言したように、著者も経済学を学びそこから批判する、そんな新境地を期待していただけに残念でした。
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29 of 43 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars 題は市場原理とあるが…, 2006/3/31
書名から、市場原理を批判する本だと思って読んだが、まったく違った。

ひとくちで言えば、この本はエッセイである。
筆者は、本を書くにあたりとくに調べ物はせず、蓄積した所感を述べている。よって、現状を科学的に分析した本ではない。

現代に生きる人は、勝ち組・負け組という二分法のはびこる中にいる。
それがおかしいと思いながら、どうやって生きていったらよいかわからない。
そう思っている人なら共感して読めるだろう。

私にはこの本は読みにくい。
平易な言葉遣いなのになぜスムーズに読めないのだ。
それは比喩が多いからだった。
筆者も簡潔に説明できないモヤモヤがあるのだろう。
それでも、作家ならではの感性で、これはと思う表現があったのは収穫だった。
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Published on 2006/12/23 by 紫陽花

3.0 out of 5 stars 読んでも良い一冊ではあるが、読むべき一冊では全然ない。
タイトルが素晴らしい。乱世を生きる‥、市場原理は嘘かもしれない‥。この書名をつけた人の才能に感服する。が、素晴らしいのはここまで。現代は乱世でもないし、市場原理... 続きを読む
Published on 2006/10/30 by コンタナトス

3.0 out of 5 stars 養老孟司の『バカの壁』と同じくらい分かりにくいところも
この本はタイトルと内容に乖離があります。... 続きを読む
Published on 2006/10/2 by 光が丘

5.0 out of 5 stars 開かれた「経済学」論議の突破口として
集英社新書から出版しているアンチ・ノウハウ論、サラリーマン論に引き続き、今度は経済について考察しています。とは言っても、著者の事ですからいわゆる「経済学」の土俵... 続きを読む
Published on 2006/7/31 by ほそみち

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