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ポニーテール白書 (1) (集英社文庫―コミック版)
 
 

ポニーテール白書 (1) (集英社文庫―コミック版) (文庫)

水沢 めぐみ (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

相原結は、ポニーテールの似合う元気な女の子。彼女の中学2年生の夏休みは、ふたりの謎めいた少年と出会う事で幕を開ける。一人はハーフのフレディ。もう一人は、不思議な翳りを持つ郡司一平。さわやかな青春ストーリー、第1弾!

登録情報

  • 文庫: 294ページ
  • 出版社: 集英社 (1998/11)
  • ISBN-10: 4086174294
  • ISBN-13: 978-4086174299
  • 発売日: 1998/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 ポニーテールは青春の証, 2003/1/3
By きくぐみ (寝屋川市) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
相原結は山手中学の剣道部に所属している、元気いっぱいの明るい女の子。好きな人といえば、幼い頃に優しくしてくれた男の子との淡い初恋の想い出だけ。そんな結の前に初恋の男の子に面影が似た郡司一平が現れる。・・・

元気いっぱいの明るい少女。ちょっと不良っぽいけど、本当はいいヤツの少年。少女マンガの教科書のような設定だけど、この『ポニーテール白書』では結の秘密や郡司君の父親との葛藤など、登場人物たちの内面の成長を描いているところがポイント高いところ。

もちろん結の親友くーちゃんや、結の両親の友人の息子のフレディ、そしてパン屋を営む結の両親やお兄ちゃん、弟の健太など、周囲の人々もあたたかくって魅力的。オススメです!

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 姫ちゃんのリボン以前の水沢先生はこういう作風だと分る作品。家族愛と少女の初恋ですね。テーマは。, 2008/7/6
By 臼井健士 - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
水沢めぐみの初連載作品だが、同時期に同じ雑誌で連載していた柊あおいの「星の瞳のシルエット」と設定自体は似たもので、幼い頃に出会った初恋の男の子と再会して・・・というもの。

ただこちらは作者の次作「空色のメロディ」でも続けて使用された「主人公の出生に謎がある」の分だけ「星の瞳のシルエット」よりも印象を残す。山場は終盤ではなく、結が養女だったと判る2巻辺りだった。
しかし、全体的にさわやかな印象の作風が後年幼稚化するとは想像もできなかった。

庫版を買いなおしてみました。やはり水沢作品で一番の作品ですね。

「家族愛」と「少女の成長」が大きなテーマだったと思うのです。
その片方「家族愛」が結が自分が両親の実子でないと知り、自分が存在するための基盤(所謂、アイデンティティ)を失ってしまった時に前面に押し出されて彼女の心に「血縁」以上の基盤を再認識もしくは再構築させた。
亡くなった実父の描いた絵本が結の精神状態と重ね合わされていることも効果的な演出と思います。
自分の居場所を失くして街を彷徨う結が育ての両親との十数年に亘る思い出を回想して、義父と義母が実親以上の愛情を注いでくれていたことを改めて認識し、自分はやはり育ての両親(正しくは叔父夫婦)と兄弟(正しくは従兄弟になる)が好きなのだと再認識して自分の意思で家に帰ることを選んだ場面が作品中で1・2を争う名シーン。片想いの相手「郡司」が何も言わずに寄り添い、親友のくうこは「もう家に帰れない・・・」と泣く結を抱いて「元気を出して」と励ました。
自分の意思で家に戻った結を待っていたのは家族からの温かい抱擁。実父の描いた絵本の中で失くしたお気に入りのビー玉は家の机の下から見つかる。「探していた大切なもの」はすぐ近くにあったのだと、ここでも結の精神状態と重ね合わせる演出が効果的に結んでいます。

まさに前半の山場でした。こういう感動的なシーンはなぜか(作者の)後の作品になるほどなくなっていくのです。大ヒットした「姫ちゃんのリボン」にしてもぬいぐるみが話したり、魔法が出てきたりとコメディ色が強くなり「姫ちゃんのリボン」以降はもうメチャクチャ・・・。絵も話も幼稚化しています。
家族崩壊の大きな危機を乗り越えた後半も悪くはありません。後半は郡司への片想いが成就していく過程が彼女の前向きな姿勢(生き方)に反映されてもうひとつのテーマ「少女の成長」がラストまで上手く話を牽引しました。結の恋に対する前向きな姿勢にテーマソングを選ぶとすればリンドバーグの「Over the top」(ベストアルバム・フライトレコーダー2収録の別バージョンの方)が似合うと思います。
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