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サブリエル―冥界の扉〈上〉 (古王国記)
 
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サブリエル―冥界の扉〈上〉 (古王国記) (文庫)

ガース ニクス (著), Garth Nix (原著), 原田 勝 (翻訳)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

古王国―魔術がさかえ、死霊が徘徊し、冥界への扉がつねに開かれている国。その古王国で、魔術師である父が謎の失踪をしたという。隣国に住んでいる娘サブリエルのもとには、父の剣と魔術の道具が、不吉な化け物の手によって届けられた。古王国でなにかが起こっている―サブリエルは父を捜しに、単身、『壁』を越えて古王国へと旅立った。1995年オーストラリア・ファンタジー大賞受賞、1997年米国図書館協会ベスト・ブック選定。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ニクス,ガース
1963年オーストラリア、キャンベラ生まれ。キャンベラ大学卒業後、編集者となるが、その後、ヨーロッパ、中近東、アジアを放浪。マーケティング・コンサルタント、出版エージェントを経て、現在にいたる。『古王国記』で、ファンタジー作家としての確固たる地位を獲得

原田 勝
1957年生まれ。東京外国語大学卒業、埼玉県在住。英語圏のヤングアダルト小説を中心に翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 爽やかダークファンタジー, 2006/9/30
この小説の概略を説明させてもらうとだいたい次のようになります。
〜物語の舞台である世界では科学が発達し銃器や戦車も開発されているが、「古王国」と呼ばれる領域では一切の機械が作動しなくなり代わりに魔法が力を持っている。また生と死の境界が曖昧で住民たちは国中を闊歩している死霊やゾンビに恐れおののいている。ある日隣国の女学院の生徒であるサブリエルは、古王国で活動中のアブホーセン(迷える無害な魂を導き、邪悪な霊を冥界に追放する職業みたいなもの)の父親の身に不測の事態が起こったのを知り、単身古王国に乗り込むことになる。〜
こんな感じで非常におどろおどろしい世界観ですが、基本的には若者の成長物語で良識に照らし合わせて真面目かつ誠実に書かれているので、読後感は意外と爽やかです。ラストは真っ当に締めているので、暗かったり残酷描写があるのは苦手と言う人にもお薦めです。舞台背景はかなり現実離れしているけど登場人物たちは割に等身大で矛盾や弱さを持っているので身近に感じられるのではないでしょうか。ストーリーは簡潔に言えば退魔士見習いがいきなり危機的状況に直面させられてマスコットと一緒に限られた知識と装備でなんとか目の前の危機を切り抜けていくという感じでもっぱら行動面に焦点が当てられています。併せて主人公を案内人として古王国を一歩一歩探訪していく紀行文の趣きも感じられます。
一巻では古王国の一つの側面を切り取っているが、二巻・三巻では別の地域・時期にスポットライトを当てています。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 スピード感のあるファンタジー小説。, 2006/7/17
 上製本として発売されていた本が、ようやく文庫化されたので、さっそく購入しました。
 まず目を引くのが表紙のイラスト。物語の雰囲気ととても合っていると思います。

 父であるネクロマンサーが失踪(死?)し、その行方を追うサブリエルという少女の物語です。彼女は、壁で区切られた魔法の色濃い古王国の外で育っていたため、古王国には疎い部分がありますが、その彼女を不思議な猫のモゲットや、タッチストーンという若者が手助けをしながら旅が続いていきます。

 上巻ではタッチストーンの出会いまでが綴られており、彼女の取り巻くキャラクターが少しずつ揃ってきています。また物語自体の世界観や小物、用語などの設定が面白いので、ファンタジー好きな方にはおススメではないでしょうか。
 
 読みやすい文章ですので、あっという間に上巻は読み終わってしまいます。下巻も一緒に購入されることをおススメします。
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 残酷で静謐, 2007/10/9
帯に惹かれて購入。
予想と違ってホラーではありませんでしたが、充分に不気味。
海外のファンタジーでは比較的に平易な文章も相俟って、状況が脳裏に思い浮かびやすく、物語世界に入りこみやすくて、そこはファンタジー初心者にはありがたかったです。
ちょっとした小物まで作品世界にマッチしていて、この雰囲気が病みつきになります。
まだ上巻なので物語は始まったばかりといった感じですが、続きも充分に期待できると思います。
個人的に最も怖かったのが、アンデットの描写よりもペーパーウイング。あんなものに乗れと言われたら死にます。高所恐怖症なのでw
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投稿日: 2007/5/7 投稿者: アンビシア・マグニフィス

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