出版社/著者からの内容紹介
『サブリエル』の死闘から十四年――古王国では、アブホーセンとなったサブリエルを嘲笑するように各地で死霊がらみの事件が頻発していた。巨大な力をもつなにものかが裏で糸を引いているらしいのだが、それが誰なのか、何なのか、誰にもわからない。同じころ、クレア氷河の奥では、十四歳のライラエルという少女が死ぬほどの絶望感に襲われていた。その歳になってもいまだクレア族特有の「先視の力」を授からない彼女は、一族のつまはじきもの。わたしなんか、もうこれ以上生きていても意味がない――。自殺を決心し、絶壁の崖の上に立つライラエル。だが、そんな彼女の目の前に、ほかでもないサブリエルが現れる。そして、千年以上も前に予言されていたライラエルの運命がついに明らかになったとき、血にまみれた恐るべき死闘――記録にも残っていないはるか昔、チャーター魔術が創設されたときからすでに運命づけられていた恐るべき闘いがはじまった。古王国の未来は、ひとりの可憐な少女の手にゆだねられることになったのだった。『サブリエル――冥界の扉』に続き海外で数々の賞を受賞、高い評価を得たダークファンタジーの傑作がついに刊行。
内容(「BOOK」データベースより)
むかしむかしの物語、あなたのために歌いましょう―七つの星がきらめいた、はるかむかしのお話を!さて、その七つ星はなにをした?それはほら、チャーターを織った七つ星!五つは縦糸、最後まで二つは横糸、あちこちに七つの星はわかったが、星は九つあったはず―『サブリエル』の死闘から十四年―古王国では、アブホーセンとなったサブリエルを嘲笑するように各地で死霊がらみの事件が頻発していた。巨大な力をもつなにものかが裏で糸を引いているらしいのだが、それがだれなのか、何なのか、だれにもわからない。そのころ、クレア氷河の奥では、十四歳のライラエルという少女が死ぬほどの絶望感に襲われていた。その歳になってもいまだクレア族特有の「先視の力」を授からない彼女は、一族のつまはじきもの。わたしなんか、もうこれ以上生きていても意味がない―。だが、自殺を決心し、絶壁の崖の上に立つライラエルの前に、ほかでもないサブリエルが現れる。千年以上も前に予言されていたライラエルの運命がついに明らかになったとき、血にまみれた恐るべき死闘がはじまった―。