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RIN 4 (ヤングマガジンコミックス)
 
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RIN 4 (ヤングマガジンコミックス) (コミック)

新井 英樹 (著)
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登録情報

  • コミック
  • 出版社: 講談社 (2009/1/6)
  • ISBN-10: 4063617483
  • ISBN-13: 978-4063617481
  • 発売日: 2009/1/6
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 純度100%, 2009/1/8
いきなりの終幕でまとまりがついていないように感じる
が、それにしてもこの作品は面白い

熱中するボクシングではその才能の突出ぶりのために
常に彼の独壇場であり、拳を交えるほどの好敵手は現れない

また、好きだった幼馴染は他の平凡な男に寝取られる
自暴自棄になり60の女性と初体験をすませた後は風俗三昧

石川凛はその才能故に常に孤独だった

新井英樹がボクシング漫画を画くとこうなるのか、と感じた
この漫画はボクシング漫画であり、一人の男の孤独を描いた作品でもあると感じた
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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 純粋な才能は残酷で、それ故に美しく哀しい。, 2009/1/6
天才と凡人の間にある絶望的なまでの差を見せつけながらも、
その才を持っていることが決して「幸せ」にはつながらないということを
残酷ともいえるほどのタッチで描ききった名作。

ボクシングマンガの傑作としては「あしたのジョー」と「はじめの一歩」が思い浮かぶが、
その主人公像は見事なまでに対照的である。
基本的に孤独である矢吹ジョーに対して幕之内一歩は仲間に囲まれている。
本作「RIN」の主人公である石川リンはジョーに近いが、
ジョーが力石という生涯のライバルかつ親友を手に入れることができたのに対して、
リンは(一方的に)分かり合えたと思った立石譲二からも見放されてしまう。
その意味では、リンはジョー以上に孤独であるといえる。
(想像にはなるが、作者は明らかに力石をイメージした上で立石を描いていると思う)

さらに、この漫画には「認め合うライバル」がほとんど出てこない。
あえて言うならリンと中尾くらいだが、お互いが全盛期の姿で戦うことはできない。
一般的な漫画にある「乗り越えるべきライバル」はおらず、
リンは「自分に克つ」ことが最大の障壁になっている。
(本作の前身である『sugar』には「父親役」はいるものの、それ以外はすべて自己との戦いである)
リンは天才であるがゆえにその内面は理解されず、
ボクシングという共通言語をもつはずの人間にも理解者はほとんどいない。
作者は、漫画等でとかく安っぽく使われがちな「天才」の持つ、
恐るべき孤独を読者に見せつけてくれる。

これほどの漫画がここで終わりというのは非常に残念だ。
あまりに突然の終り方だったため編集部による打ち切りかと疑ってしまう。
もし打ち切りであれば別冊ヤンマガの編集部の判断は早計だったのではないか。
ますますボルテージの上がり続ける『RIN』の疾走感をもっと楽しみたかった。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 絶対的な何か, 2009/1/17
「天才」であること、「孤高」であることの代償。それでも「天才」でしか居られない。
この作品がこのようなことを描いていたことは言うまでもない。

ただ個人的な観点でレヴューするなら、この作品のラストシーンを読み終えた時、
昔、中学生ぐらいだったと思うが、澤井健という漫画家の『イオナ』や『華族な人々』を
読み終えた時のような、決して抗えない“絶対的な何か”に心をえぐられたような
感覚に陥ってしまった。

読みたい。凄くこの先が読みたい。
でも、これ以上は描かない方がいいんだろうな、きっと。
 
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