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無限の住人 22 (アフタヌーンKC)
 
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無限の住人 22 (アフタヌーンKC) (コミック)

沙村 広明 (著)
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登録情報

  • コミック: 222ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/12/21)
  • ISBN-10: 4063144801
  • ISBN-13: 978-4063144802
  • 発売日: 2007/12/21
  • 商品の寸法: 18 x 12.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 終わりを見たいけど見たくない!, 2008/1/7
現代漫画家が描いた時代劇漫画の中では、おそらく最高傑作の「無限の住人」シリーズ第22巻です。
最終章に入って、ますますストーリーは面白さを増しています。本作が、初期のやや荒唐無稽なノリから変わったのは第3巻、第4巻辺りですが、その頃から感じられた独特の空気が、この巻ではさらに濃くなっています。
時代小説のような「侘び」「寂」「風雅さ」。苛烈な剣劇のみならず、高い芸術性を宿すこの空気。これを同時に描けるのは沙村広明のみ!と言い切ってもいいぐらいです。

卍や凛の活躍も無論最高に面白いのですが、最終章では、天津や凶たち「逸刀流」の興亡を中心とした物語展開になっています。それが「時代劇」から「大河ドラマ」へと本作を昇華させたようで、ただページをめくっているだけで、ぐいぐい引き込まれてしまいます。いや、本当に面白い! 凄烈な死闘と高雅な雰囲気。いまこれほど独自の空気を放っている作品は、他では「ベルセルク」ぐらいしか見当たりません。

間違いなく、読まなければ損!の作品です。
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27 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 いよいよ最終章, 2007/12/24
By 樽井 (兵庫) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
 このシリーズもずいぶん長くなってきました。
 このマンガを知らない人の為に簡単に紹介すると、江戸で剣法道場を営む両親を殺された少女・凛と、彼女が助っ人兼用心棒として雇った万次という浪人が、両親の仇である剣客集団の「逸刀流」を追う話。まとめて書くととそうなってしうんですが、その大筋はまだ生きているものの、今ではストーリーは少しずつ変容していき、個々のアクの強いキャラクターたちに押され、この巻では残された「逸刀流」は江戸を所払いとなるも、それを追いかける江戸番頭部隊、それを追いかける凛と万次という展開になっています。
 「逸刀流」の剣士たちが次々と死に新しいメンバーに入れ替わったせいか、はたまた凛が何度か統主と合ってしまって昔ほどの憎しみを持てなくなっているのが影響しているのか、どちらかといえば凛や万治は戦いの中心にいなくなっています。残念なことに、それと同期して物語もパワーダウンしているような気がします。
 主人公達の造詣が、「無限の住人」のタイトル通りに不老不死の再生する肉体を持つ「百人斬り」の万次といい、逸刀流統主の天津影久、彼の揺籃の師である乙橘槇絵、無骸流の百淋などどのキャラをとってもキャラがたっているし、力強く物語りを転がすだけの力を全員がもっているだけに近頃はちょっと勿体ない展開をしています。とはいえ、どうやらシリーズも最終段階に入っているようで、ここ数巻で物語はたぶん幕となります。
 中盤迄のようなわくわくどきどきするような展開はちょっと難しくなってきていますが、ここまででも十分傑作の名に値するだけの作品だっただけに最後をどう締めるか期待しつつ見守っています。
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11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 断固たる覚悟, 2008/1/8
子供は親を選べない。欲しい才能も選べない。そんな葛藤の中、索太郎が選んだ道は
尊敬する人の邪魔をしないこと。一見、控え目な心構えだが、
死をも厭わぬその徹底した覚悟は本物。

そして、索太郎を育てた志摩は言わずもがな凄い。自分にも厳しいが、吐鉤群にも厳しい。
あの時代の侍の凛々しいイメージにぴったり。
一人の男として命を永らえることより、最後まで吐鉤群として生きて散る道を後押しした。
下手に命を大切にすることに疑問を感じてならない。日本人ならではの感情かもしれないが
日本人でよかったと誇りに思える感情である。自分にも命を超えて、全身全霊を掛けれる
何かがほしいと素直に思いました。

久しぶりに悲しみではなく、凄い!と身震いのするような死に様を見ました。
さぁ!後がなくなった吐鉤群の決死の覚悟に逸刀流は応えることができるのか!!
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