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理系白書 この国を静かに支える人たち (講談社文庫)
 
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理系白書 この国を静かに支える人たち (講談社文庫) (文庫)

by 毎日新聞社科学環境部 (編集)
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Product Description

出版社 / 著者からの内容紹介

日本の高度経済成長を支えながらも、文系優位の社会で、その存在がかすみがちな「理系」。深刻な科学離れが叫ばれるいま、その地位、報酬、研究、カルチャー、教育、結婚など、理系のすべてを初めて浮き彫りにした渾身のレポート。果たして、理系は報われているか?〈第1回科学ジャーナリスト大賞受賞〉


内容(「BOOK」データベースより)

日本の高度経済成長を支えながらも、文系優位の社会で、その存在がかすみがちな「理系」。深刻な科学離れが叫ばれるいま、その地位、報酬、研究、カルチャー、教育、結婚など、理系のすべてを初めて浮き彫りにした渾身のレポート。果たして、理系は報われているか?第1回科学ジャーナリスト大賞受賞。

Product Details

  • 文庫: 339 pages
  • Publisher: 講談社 (2006/6/15)
  • ISBN-10: 4062754355
  • ISBN-13: 978-4062754354
  • Release Date: 2006/6/15
  • Product Dimensions: 5.8 x 4.2 x 0.1 inches
  • Average Customer Review: 3.8 out of 5 stars  See all reviews (10 customer reviews)
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14 of 15 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 読んで、改めて気付くことが多い, 2006/6/23
By あぶはち (大阪府) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
私は高校時代に、故都筑卓司氏の「超常現象の科学」(ブルーバックス)で理系現象に目覚めました。大学は文系でしたが、宇宙とか素粒子とかの講義を取り、文系の講義よりよっぽど夢中になって聞いたものでした。
この本を読んで、「そう言われてみれば…」と思い当たったことがたくさんあります。例えば、一般的に言って理系な話題で関心が高いものといえば、ノーベル賞くらいでしょう。でも、ノーベル賞自体に関心があっても、どういう功績が評価されたかまではよく分からない。あとはスペースシャトルとか人工衛星の打ち上げくらいかな。養老孟さんだって専門は理系なのに、ベストセラーになったのは文系な本でした。
ヒトゲノム解読で日本がアメリカに出遅れた大きな理由が「米大統領は科学補佐官を重視している」という記述に至っては、まったくその通りだと思うし、なんか悔しい。
そんなようなことを改めて考えてみた。この本を読んだおかげです。
NHKが時々、理系の良質な大作「NHKスペシャル」を作ってくれるので、見逃さないようにしています。
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16 of 18 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 数字で測れるモノ v.s. 測りにくいモノ, 2006/7/27
By ゴルゴ十三 "じゅうそう" (Japan) - See all my reviews
(TOP 50 REVIEWER)   
文庫本になった機会に読んでみました。単行本刊行時(2003年6月)から約3年経ったわけですが、理系人間を取り巻く社会環境は3年経ってもそう大幅には変わっていないように思えました。(その意味で、この文庫本の「賞味期限」は切れてませんね) 同じ理系の世界でも、自分とは違う分野の世界の話は興味深く読めました。また良く知ってる分野の内容では「おっと、その先生は(匿名掲示板や噂で見聞する限り)そんなに奇麗ごとでは済まなさそうですよ(-_-);;」という御仁(約1名)も登場して、ややビックリしましたが。ともあれ、理系人としては他人事ではないため、数日で読了しました。
読み終えて思うことに、「数字で測れるモノ」に拘る余り「数字で測りにくいモノ」への配慮が足りなくなってきているのでは、という風潮です。例えば、業績評価などは何でもかんでも数値化して評価する傾向が強くなりすぎる余り、数値目標達成のために行動が近視眼的になるということも…「内側から見た富士通〜『成果主義』の崩壊」(城 繁幸)という本で書かれていることも、決して他人事ではないわけです。数値目標を課す側も課される側も、「目標」を数値化することで安心してしまっていては駄目で、数字では測りにくいモノ(科学の審美眼、独創性、根気、愛情、協調性、倫理観、モラル...)にいっそう配慮が必要だと思います。昨今、話題になった研究者のデータ捏造・改竄騒ぎ/不正行為(研究費の流用など)を見聞するにつけ、「数字で測れるモノ」に固執したあまりに「数字では測りにくいモノ」がないがしろにされたのでは、と思わざるを得ません。(そういうわけで、まだまだ現在進行形の事態があるわけでして、その意味でも本書の続編を期待しております。あらゆる業界の【お役人様】にも読んで頂かないと!)
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5 of 6 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 良質ジャーナリズムだが、「理学」よりかは「工学」へ偏り, 2008/4/16
By cupiemayo (桃源郷) - See all my reviews
手に職がつくという意味では、安定したキャリアを持てると思われる理系だが、日本社会の実権は、現在でも文系人間に握られている。この事実を前提に理系社会固有の問題に目を向ける、大変良質なジャーナリズムだ。

貢献度に応じた報酬を貰えないことに疑問を持ち始めた、企業の雇われエンジニアたち。テーマの細分化で、より狭い分野へ収まってしまう傾向にある、研究者たち。未だになくならない理不尽な女性差別。受験教育中心主義の弊害。独創性を育てるのに適さない、昇進や研究費などにまつわる制度上の問題。そして、「文理分け」を前提とした社会の無意味さ、などを表に出す。日本の理系社会の抱えるさまざまな問題点には、より効率的なシステムを持つ米国の例と対比して、本質をわかりやすく抉り出す。

ただ、理系といっても、基礎研究からより実用的な工学系と、一括りに出来ない面をもつ。この著書に出てくる人達は、なんらかの形で「成功」した例が多いが、理系の前提となる研究というものは、基本的に失敗することもすごく多いし、良くても結果がペースの遅い日進月歩的に収まるだけ、という側面もある。日本のノーベル賞受賞者が多く輩出された時世もあってか、きらびやかな成功にスポットを当てるのもよいが、地道に開拓を続ける、「普通」の研究者たちにも取材を向けたら、さらに典型的な理系の実状に迫れたのではないか、とも思う。

産学提携は、社会全体にメリットがあるので、工学や、熱い注目を浴びるバイオ的な分野に興味が偏るのはしかたがないとしても、典型的な理系とは何のことなのか、という座標軸が、この作品ではやや一定ではないことは確か。

理系の「今」を概観するために、おすすめ。続編の『「理系」という生き方』を併せて読むと、「文理分け」にこだわることの理不尽さが、より分かるようになる。
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まさに日本の国の縁の下の力持ち。

一般的にオタク・マニアックというイメージが強い理系の人たちへの誤解が解ける本です。... 続きを読む
Published on 2007/2/27 by MOON

4.0 out of 5 stars 現在も新聞に連載中
私は薬学を学び、今は製薬会社に勤務している。ある程度歳を重ね、いろいろな決定にも関与するようになったが、文系の方々の情緒的な判断にはあきれてしまうことも多い。... 続きを読む
Published on 2006/9/24 by vatmideo

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