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羊をめぐる冒険〈下〉 (講談社文庫)
 
 

羊をめぐる冒険〈下〉 (講談社文庫) (文庫)

村上 春樹 (著)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

青春3部作完結編
1982年秋 僕たちの旅は終わる すべてを失った僕のラスト・アドベンチャー
美しい耳の彼女と共に、星形の斑紋を背中に持っているという1頭の羊と<鼠>の行方を追って、北海道奥地の牧場にたどりついた僕を、恐ろしい事実が待ち受けていた。1982年秋、僕たちの旅は終わる。すべてを失った僕の、ラスト・アドベンチャー。村上春樹の青春3部作完結編。野間文芸新人賞受賞作。


内容(「BOOK」データベースより)

美しい耳の彼女と共に、星形の斑紋を背中に持っているという一頭の羊と“鼠”の行方を追って、北海道奥地の牧場にたどりついた僕を、恐ろしい事実が待ち受けていた。一九八二年秋、僕たちの旅は終わる。すべてを失った僕の、ラスト・アドベンチャー。村上春樹の青春三部作完結編。野間文芸新人賞受賞作。

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5つ星のうち 4.0 不思議な物語もやがて着地点を見つけて・・・, 2007/2/25
 上巻での「僕」は妻に去られようが、会社がトラブルに巻き込まれようが、どうでもいいと思っているかのような無気力な印象の人物。どこか捉え所のない男で、彼が出会う人々も「特殊な能力の耳をもつ女の子」とか「羊に取り付かれた大物右翼」とか現実感が持ちにくい感じだ。そのために物語の世界に入り込むのがむずかしかったが、下巻にはいると大きく物語も「僕」も動き出す。
 下巻では「羊博士」や「羊男」など印象的な人物が絶妙にストーリーに絡んでくる。最後の山奥での出来事は、幻想的でありながら、熱い血の流れを感じさせる感動的なシーンで、この長い小説をほっぽり出すことなく読んだ者へのプレゼントといえる。上巻の停滞感も含めて、細部まで計算しつくされた小説ではある。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ストーリーテラーとして歩み始めた最初の作品, 2007/5/9
By cobo "コボ" (東京都杉並区) - レビューをすべて見る
村上 春樹さんが「風の歌を聞け」で、その独特の文体で、しかもいろいろな仕掛けをちりばめた小説でデビューして、続く「1973年のピンボール」でその手法を確かにした後の、鼠3部作の最後の作品。

ここで初めて、村上さんのストーリーテラーとしての小説を完成させます。

この作品から、村上作品には欠かす事の出来ない様々な事柄(主人公はトラブルに巻き込まれ、自身に非は無い点や、魅力的な彼女が大きな分かりやすい理由もなく主人公と行動を共にする事、固有名詞の使い方の絶妙さ、一癖ある脇役、などなど)が表れます。
私個人的にはやはり「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」には劣ると思いますが、素晴らしい作品です。

後の傑作「ダンス・ダンス・ダンス」を読む為にも、オススメ致します。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 おとなのおとぎ話で、ちょっとぞくっとする, 2008/9/22
10年ぶりに再読した。後半は一気に読んでしまった。同著者の「海辺のカフカ」のように、村上氏の作品の中には、なにかえたいのしれない、どろっとした悪が描かれている。暴力的でない、軽い空間なのだが、存在感があり、空気が冷たくなりぞっとするような感覚に読みながら驚かされる。再び読んだラストシーンも印象的だった。シンプルな表紙の絵の映画をずっと見ているような、村上ワールドに魅了される。
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鼠との本当の別れ。
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投稿日: 1か月前 投稿者: yass

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投稿日: 3か月前 投稿者: ベンくん

5つ星のうち 4.0 失われた物語たち
『羊をめぐる冒険』というタイトル通り、
「羊」を主人公が探しに行きます。
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投稿日: 5か月前 投稿者: 雨水

5つ星のうち 4.0 生き生きと「死んでいる」世界、と、死んだように「生きている」世界
意外な方向へ、意外な結末へ読者をいざなう、夢幻の御伽噺です。

前編では、大いに、ミステリアスな予感を持たせてくれましたけど、... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: 佐倉ごるふ

5つ星のうち 5.0 再会
久々に読んでみました。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: daradara

5つ星のうち 4.0 どの程度不自由なのか。
後半部では、北海道に到着して、いるかホテルで
羊博士に出会う。羊博士の「喰いっぷり」が良い。
実に「健啖」である。... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: grayfalcon

5つ星のうち 5.0 ラストのジェイとのやり取りがとても好き
『羊をめぐる冒険』の下巻。
本作で、『僕と鼠』シリーズは完結となり、完結らしい展開を迎える。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: やひろ

5つ星のうち 5.0 再読するほどに味わいが出てくる作品です
... 続きを読む
投稿日: 2007/8/8 投稿者: サトマン

5つ星のうち 4.0 半透明な世界感
風の歌を聴け、1973年のピンボール、
羊をめぐる冒険(前編)と少しずつ提示されてきた
ひとつの話がついに結末を迎える。... 続きを読む
投稿日: 2007/3/11 投稿者: 高血糖

5つ星のうち 4.0 村上春樹はとっても政治的?
この「羊をめぐる」は本当に珍しく破綻のないすっきりした長編です。それは多分この当時の作家が大体のラストシーンを想像しながら書いていたからではないかと思います。つ... 続きを読む
投稿日: 2006/7/27 投稿者: オハラ翔子

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