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何を食べるべきか―栄養学は警告する (講談社プラスアルファ文庫)
 
 

何を食べるべきか―栄養学は警告する (講談社プラスアルファ文庫) (文庫)

丸元 淑生 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

最新の栄養学に基づく、身体に望ましい家庭料理を提唱する料理・栄養学研究家の丸元淑生が、栄養学の地見から現代の食事の問題点を検証する。近年、急速に欧米化した日本の食は、栄養的にもすぐれた伝統的な食事から懸け離れてしまった。われわれが何を食べるべきかの選択は、身体と精神に大きな影響を及ぼすだけでなく、地球全体の環境と経済にも深く関わる事柄であることを栄養学は警告している。『生命の鎖』に最新データを加えて文庫化。


著者紹介

1934年、大分県の生まれる。東京大学文学部仏文科を卒業。作家、栄養学ジャーナリスト、料理研究家。株式会社ウェル栄養料理研究所を主宰。最新の栄養学に基づく、身体に最も望ましい食事を研究、発表している。
著書には『悪い食事とよい食事』(新潮文庫)、『丸元淑生のクック・ブック』(文春文庫)、『たたかわないダイエット』(マガジンハウス)、『丸元淑生のシンプル料理』『丸元淑生のシンプル料理2』『キッチン・バイブル』(以上、講談社)、訳書に『奇跡の食品』(角川春樹事務所)などがある。


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5つ星のうち 5.0 著者は様々な実践を通して、各民族には固有な食生活があることを身をもって認識したのである。食の多様性こそが各民族を支えているのである。, 2009/5/22
丸元淑生氏は初版のビタミン・バイブルの翻訳から初めて、栄養学、ビタミン、サプリメント等の研究および料理法の実践まで独学で習得してきた。このような総合的な実践・研究を日本で始めた方である。彼は2008年74歳で逝かれたが、それを以って彼の業績を否定するのは誤りで、1991年の、この著書で、正しき認識に達していたのである。食品のグローバル化は各人種の多様性に反するものである。経済的な効率化は農薬の使用を促し、本来持っていた土のポテンシャルを貶め、それは人工的肥料の使用へと進み、害虫の防止のための農薬の更なる使用というデス・スパイラルが始まる。そして、我々がその様な食品をとることにより、我々が何千年も受け継いできたグローバル化出来ない人種ごとにある、食の固有性に多大なる悪影響を与え、我々の正常な心身は蝕まれていったのである。何も各人種のDNAに記憶された情報迄持ち出さなくても分かることである。が実際の社会ではその様に進み、現在の日本人の食に対する意識は不自然で、日本人は自分の食文化の継承を多く失ったのである。しかし、古くからある日本人の食文化にも欠点がある。それを、現代栄養学で補強すればよいのである。すなわち、我々、日本人独自の食文化に基づく新たな食文化の形成が必要なのである。経済効率は生物人間には不適合。経済効率⇒金儲け、は頭脳の為せる人間の悲劇でもある。著者の発言は概ね正しい。自らの身をもっての著者の発言はきちんと読んでおく必要があるだろう。是非お読み下さい。

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21 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 食べ物を選ぶ眼力が養われます, 2007/3/8
本書で特に印象的だったのは、
1)米国農家が直面する問題(あたかもプランテーションの現代版)
2)ポストハーベスト農薬の深刻さ
3)住まう地域に応じた食べ物があるという摂理
4)街づくりと市場の関係
です。とりわけ、3)と4)に関しては、地域や民族の枠を超えた普遍性があります。
魅力あふれる旅先で、土地の名産がなぜ美味なのか、こういう切り口でみれば非常に納得がゆきます。
又、いま物議をかもしている食育や健康等の問題を、さらにマクロ的な視野でとらえ分析した著者の慧眼には驚くばかりです。
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