出版社/著者からの内容紹介
舞台は昭和30年代の北海道。
西川司クン、通称「かっちゃん」は、はんかくさい子どもで、小学2年生に進級
する春、ひまわり学級に入ることに。
母は泣き崩れ、兄はあきれるものの、本人はいたってのんきに(やったぁ!)な
んて、心の中で快哉を叫んだりして。
吹雪の中、父の仕事を助けたり、イヤな親戚の家でものすごいコトをしてみたり
しながら、かっちゃんはのびのびと過ごします。
ところが5年生の春、転校することになった学校には特殊学級はありません。
困っているときに現れたのが、新しく転任してきた森田先生。
「字書けながったり算数ができなかったりしたって、なーんも恥ずがしいごとで
もなければ、馬鹿でもはんかくさいごとでもなんでもないのさ」と言う先生を信
じ、かっちゃんは勉強の楽しさに目覚めます。
二人の出会いが奇跡を生み、かっちゃんはぐんぐん成長していきます。
ラストシーンは小学校の卒業式。答辞を読むことになったかっちゃんは、用意し
た原稿を捨て、自分の言葉で語りはじめます。
卒業式の会場に広がる感動は、本から飛び出し、読者の目元にまで届くことで
しょう。
内容(「BOOK」データベースより)
おかあちゃんは、二度号泣した。かっちゃんが特殊学級に入ったときと、小学校の卒業式と。はじめは悲しみ、最後は誇らしく思い―。はんかくさいかっちゃんを変えたのは、五年生の春に出会った一人の教師だった。あふれんばかりの情熱と創意工夫とで、ひらがなさえも満足に書けなかった少年を奇跡のように花開かせたのだ!テレビの世界で活躍している放送作家が、はじめて書いた、自分自身の小学生時代。