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小児救急 「悲しみの家族たち」 の物語
 
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小児救急 「悲しみの家族たち」 の物語 (単行本)

鈴木 敦秋 (著)
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商品の説明

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小児救急「悲しみの家族たち」の物語
誤診、たらい回しなどで幼い子供を亡くした2家族と、激務によって自殺に追い込まれた小児科医のエピソードから、日本の小児医療の現状を描いた。家族や関係者らが悲しみを乗り越え、小児救急制度の改革に向け立ち上がるまでを追っている。著者は医療取材に長くかかわる新聞記者。


(日経メディカル 2005/06/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)



出版社 / 著者からの内容紹介

小児科が危ない!
誤診、たらいまわしで、子どもを亡くした親たち。激務で自殺に追い込まれた小児科医。
子どもたちの未来のために、気鋭の新聞記者が描く小児医療最前線ルポ。

登録情報

  • 単行本: 285ページ
  • 出版社: 講談社 (2005/4/15)
  • ISBN-10: 4062126818
  • ISBN-13: 978-4062126816
  • 発売日: 2005/4/15
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 204,863位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    120位 ─   > 医学・薬学 > 臨床医学 > 救急医学
    130位 ─   > 医学・薬学 > 臨床医学 > 小児科学
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5つ星のうち 5.0 小児科医杉原のオススメ, 2005/6/6
「この本は、絶対に電車の中で読まないで下さい」
僕は、中央線でこの本を読みながら涙がとまりませんでした.3部構成になっていますが、特に自殺された小児科医の話は私にも大きく関わっています.
小児科医としてもこの先生の苦労はとても分かります.それにもまして、私の恩師であった飯倉洋治先生との繋がりを再確認することができました.
本書のくだりにもでてくる40人ほどの小児科医が集まって弁護士さんと相談したあの会議は昭和大学の17F,第2会議室で行われたものです.あのとき、私も現場にいたのです.一人の教授が暴言を吐いたことをはっきり覚えています.「小児科医の待遇を改善するには保険点数をあげて儲かるようにしないとダメに決まってる」僕はその時、書記の仕事をしていましたが思わず~~「バカヤロー」と怒鳴りつけたくなりました.お前のような小児科がいるからいつまでたっても小児医療は改善されないんだ.現場にいる人間がどんな気持ちで毎日毎日、命を削りながら頑張っていると思っているんだ.カネが欲しいからやってるんじゃあない、子どもたちが困っているから自分の身体なげだしてやっているんだ!いい加減にして欲しい!
あの現場に智子さんもいたのでした.飯倉洋治教授の葬儀、あの現場にも私はいて医局員として場内整理をしていたのです.
その現場も
この本はすべての子どもをもつ保護者の皆様に現状を知っていただくために是非、読んで欲しい1冊です.
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 考えさせられる問題提起の作品!!, 2005/5/4
今まで小児科(こども)のことなんて考えたこともなかった。
自分が小児科に受診したことなんかとうに忘れてしまっているし、まだ母親にもなっていないので自分と全く無関係な世界のことのように思っていた。
しかし、友人に勧められこの本を読んでみて、その考えは全く変わり、そしてこのままじゃ安心して子供を育てられない。。。と思った。
家族を失い、悲しみの中にいる家族はもう二度と同じ事を繰り返さないように、と行動されている。
こどもを守る為にも、医者を守る為にも(小児科医が自殺している・・・)自分にも何が出来るのか考え、実際に行動を起こすことが重要だと思う。
その為に今自分ができることは、感想をかき多くの人にこの本を読んでもらうことだな、と思って、皆さんにも推薦したいと思います☆
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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 医者も患者も苦しんでる。医者も患者もおこってる。, 2005/4/23
By pooh bear - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
医学生や研修医などが、読むべき本だ。
一番最初にある、つらい思いをして一生懸命働いて結局死を選んでしまった小児科医のエピソードがつらい。その死に対して、俺の方がもっと働いている死ぬなんて甘っちょろいという医師がいることが悲しい。もちろん、そう思っている人がいることは予想できるのだが、、、
子供が調子が悪いといって医師に診てもらって、結局十分回復しないまま医療機関にいったり相談したりしながら、結局自分の目の前で息が止まり冷たい我が子に気づいてしまったエピソードもつらい。その子を収容して搬送先を探す救急隊員もつらかっただろう。見切り発車で駆け込んだ病院の担当医が「看取ることはできます」ととぼけたことをいってしまうことも、悲しい。きっとこれ以上の言葉が思いつかなかったんだろうが、どうして思い浮かばなかったんだろうと考えてしまう。そこで、結局次の搬送先を探すことになる親と救急隊、いったいどんな時間が流れていたんだろう。
責められないように追い立てられるように、休息もお金ももらわないで働き続け疲れて集中力も失いかけた医師に見てもらうことは患者の側も望んではいまい。休息もなく見返りもなく一方的なリスクを負わされて働き続けるようなスーパーマンのような者だけを医師にするのなら人材不足は明らかだ。
もしかすると、結局は本当に必要なことならいくらお金を払ってでも維持するという決意がないのが問題なんだろうか。願えば、困れば、与えられる思うのがゆるされるのは、子供だけ。問題提起だけ、犯人捜しだけでは、何もならない。
多角的に考えないと、かえって行き詰まってしまいそうな状況に対して、何とか行き詰まらない方策を探している人たちの紹介に少し気がおさまる。
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