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イラク生残記
 
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イラク生残記 (単行本)

by 勝谷 誠彦 (著)
4.7 out of 5 stars  See all reviews (9 customer reviews)

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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

日本人外交官はだれに殺されたのか、なぜ米軍の陰謀説が浮上するのか。自衛隊はサマワで本当は何をしているのか、そもそもサマワとは、どういうところなのか。フセイン拘束は米軍の演出なのか、拘束された「あの穴」は今どうなっているのか。大手メディアも専門家も、そして何より政治家は、なぜ現場に行かずに無責任なことをいえるのか。だれもまともに与えてくれない「答え」を得るために現場に行き、そして「生き残った」著者が書く、「異常きわまりない世界の今」。

内容(「MARC」データベースより)

亡くなった日本人ジャーナリスト、橋田・小川両氏とチームを組み、自らも武装集団に銃口を突きつけられた著者が、それでも現場に立たずには「発言しない」ことにこだわり続けた渾身の「戦場文学」!

Product Details

  • 単行本: 258 pages
  • Publisher: 講談社 (2004/7/16)
  • ISBN-10: 4062125188
  • ISBN-13: 978-4062125185
  • Release Date: 2004/7/16
  • Product Dimensions: 7.4 x 5 x 0.8 inches
  • Average Customer Review: 4.7 out of 5 stars  See all reviews (9 customer reviews)
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15 of 16 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 臨場感あるルポ, 2007/5/28
By 鈴木純一 (マサチューセッツ州ボストン) - See all my reviews
(TOP 50 REVIEWER)   
自らの命を危険にさらした経験も紹介した臨場感あるルポ。イラク各地を訪れ、現地の人々と話し、警察にも裁判所にも訪れ、そこで感じたことを直球で表現している。そこから見えるイラクの人々の本音と建前のようなものがさまざまなレベルで見えるのは興味深い。ただ、イラクでの生活、風習を詳しく紹介しているわけでもなく、イラクに駐屯する自衛隊に密着するわけでもなく、日本や各国の対イラク政策について詳説、意見を述べるわけでもなく、やや中途半端な感も。
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17 of 20 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 貴重な戦争記録, 2004/7/30
~一気に読み切ってしまった。
イラク戦争の実態が限られた視点からしか、見えなくなっている。
それは、非戦闘地域とされ、自衛隊が宿営しているサマワでの活動状況が
今となってはさっぱり分からなくっている状態からも言える。
米英軍によるファルージャ掃討作戦前夜の不穏な空気の漂う時期に
実際にイラクへ行き、フセイン大統領が隠れていたとされる
~~
ごくごく狭い穴を自分の目で見たい、という極めてジャーナリスティックな思いに
かられた著者が、途中強盗に襲われながらも、先日テロリストに惨殺された、橋田信介
小川功太郎両氏とともに、「フセインの穴」にたどり着く。警備はイラク人に
まかされ、隠れていたとされる穴には英語のいたずら書きがなされているという。
~~
表紙の写真は是非拡大して見てもらいたい。著者がまさに「フセインの穴」に入っている
その構図である。こんな事が出来ること自体、この戦争のいい加減さ、うさんくささが
分かるというものだ。あとは、実際に読んで判断してもらいたい。そして考えてもらいたい。~
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29 of 44 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 真正直なジャーナリズム., 2004/9/4
彼の著作やコラムを一度でも読んだ事のある人なら知っているだろうが、
勝谷誠彦氏という人はとかく自分に正直な方だ。
時に良識派の保守層やリベラルの怒りを買ってでも、
自分の感じたこと、考えた事を一切包み隠さず書き明かし
胡散臭い政治家や談合記者を容赦無くぶった切る様は痛快ですらある。

本作は彼がジャーナリズム的動機から自らイラクへ発ち、
アリババ武装集団からサマワの自衛隊まで、
彼が実際に目にしてきた全てを書き綴った貴重なレポートだ。
机上の空論や想像のみで観念的な「イラク」を語る政治家連中への批判を加えつつ、
皮膚感覚として感じ取った戦場の空気を率直に語る彼の姿勢は極めて実証的である。
もちろん、その報告には彼の主観も多分に入り混じっているのだが、
そういった部分も含めて彼のジャーナリストとしての正直さ、誠実さが伺える本になっている。

先日イラクで殉職された孤高のジャーナリスト、
橋田信介、小川功太郎両氏に向けて本書は捧げられているが、
彼らが亡くなったのはイラクの治安の悪さを恐れた日本の記者達がさっさとサマワ周辺から撤退してしまった事にも一因がある。
御用達の記者達がことごとく「戦場」イラクから逃げ出してしまったにもかかわらず、
あくまでもかの地が非戦闘地域であると言い張る政府の胡散臭さ、
偏向したイデオロギーで歪められた日本のジャーナリズムへの警鐘と怒りが本書には込められている。
思想信条関係無く一度手にとってその重みを感じて欲しい一冊。
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