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負け犬の遠吠え
 
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負け犬の遠吠え (単行本)

酒井 順子 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

嫁がず 産まず、この齢に。

どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです。――著者

連載時から大反響の問題エッセイついに刊行。
「負け犬にならないための10箇条・なってしまってからの10箇条」等全女性必読の書。


内容(「MARC」データベースより)

どんなに美人で仕事ができても、「30代以上・未婚・子ナシ」は女の負け犬! 「負け犬にならないための10箇条・なってしまってからの10箇条」等、全女性必読の書。『In☆pocket』連載のエッセイを単行本化。

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25 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 受け取り方はあなた次第, 2008/3/13
By @poor work - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
この人の作品は、まずタイトルづけが巧いなと感じる。
「容姿の時代」「可愛い顔して」「入れたり出したり」など、
キャッチーで少々刺激的な語がまず人目を惹く。

この「負け犬の遠吠え」もそう。
負け犬とは筆者の定義によれば30歳以上未婚の女性、ということなのだそうだ。
心当たりの人が思わずムッとして、
「そんなに言うなら読んでやろうじゃないの!」
と手にとってみれば、意外に突き放されてはいない。かえって親近感すら感じてしまうかも知れない。
恐らく多くの女性が感じることをまとめた物で、視点としてはそう目新しいものではないだろう。
が、それを楽しく読ませてしまうペーソスと軽妙な文章力がある。
ここにこの人の巧さ(狡猾と言ってもいい)があるのではないか。

ただやはり、この本からは、人の心の隙間に得たりとばかりに入り込んでくる商業主義を濃厚に感じるし、
そこに女性的な湿っぽさが加わって、一層俗な匂いを放っているのも事実ではないか。

男性の視点で言わせてください。
魅力的に見える女性は、やはり自分を持っている人じゃないかと思う。
けれど、口さかない世間、特に女性同士の社会では、なかなかそのスタンスを貫くことは難しいのだろう。
この本を読んでいると、やはり女性というのは俗な人間関係から逃れられない存在なのかな?
と少々悲しさを感じてしまった。

酒井順子氏の写真など見てみれば、ほぼ想像したような女性の姿がそこにあった。
が、そんな瞬間でさえ自分の見る目が正しかった、と思うより、
「これも彼女のセルフプロデュースなのか」と感じさせられてしまい、
ああ、ハメられてるな、と思って苦笑した。

そんな彼女の言葉に気持ちよく付き合うか、最初から無視するか、
その選択はあなた次第である。
いずれにせよ、人間は簡単に勝ち組、負け組みにカテゴライズされるべきものではない。
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61 人中、57人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「えらい」の国と「すごい」の国, 2006/12/24
By パブロン中毒 - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
どうせお嬢で高級負け犬のくせに、という悪口は別のところで書いたので省くとして、私はそれとは別に、酒井のセンスは信用している。
ここでは、「えらい」と「すごい」について、酒井の眼力の確かさを述べたい。
主婦の価値観は「えらい」であって、働く負け犬の価値観は「すごい」である、と酒井はサラッと言っているが、これを言語化したのは酒井が最初ではないだろうか。
「あの人は、お姑さんが足が悪くて、送り迎えをして」えらい、「子供が難病のうえ、親の面倒までみて」えらい、「えらい」とは主婦に対する最大級の誉め言葉である。
いっぽう、仕事の場で「えらい」が使われる場合は、「あの人は残業100時間に耐えてえらい」とか、「お茶くみを率先してえらい」とか「上司のいじめにもめげずに明るくふるまってえらい」とか、どちらかというと、「がまん」に対して使われる。べつに仕事ができるとかいう能力に対する賛辞ではない。
能力に対する賛辞はやはり、「不況なのにこんなに注文を取ってきてすごい」「あんな気難しい客をなだめてすごい」「こんな短時間で報告書を書き上げてすごい」などになる。
主婦と負け犬は違う価値観で生きているから相容れない、ということを、「えらい」と「すごい」で示した酒井のセンスはやはり「すごい」。
「すごい」の世界から「えらい」の世界へ移住する場合には、「忍耐」を用意してから引っ越さなければいけないのですね。
また、一部のおたく男性の顰蹙を買ったという「売れ残っている男性すべてダメ男そのタイプ分け」であるが、このように細分化までしなくとも、私とてそう思っていた。適齢期には、女性のほうが目をらんらんと光らせて手ぐすねひいていたのだから、売れるものなら売れていないわけがない。
男性というのは、いつも「鑑賞する側」だと思って生きているから、「鑑賞用の陳列棚」に移し変えられた場合は拒否反応が大きく出るものだ。酒井よ、某精神科医のうわごとなど気にするな。
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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 いといろ問題あるけれど、意外と鋭い, 2005/4/8
いろいろ言われてますねこの作品。だけど、この著者のほかの作品も読んで見てください。「ほめるが勝ち」の
嫁姑の猿芝居。結婚したことがないとは驚きでした。鋭い感性だとは思いますが、昨年末ごろの瀬戸内寂聴氏
との対談で明石の上を馬鹿にした表現があった辺りから、母性を認めず才気に走るあたり、あくまで清少納言。
40近いおじょうちゃんだなという印象を否めません。印税で母に孝行を。
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