日経BP企画
海を超える想像力 東京ディズニーリゾート誕生の物語 東京ディズニーランドは今年20周年を迎えた。東京ディズニーシー(TDS)や商業施設・イクスピアリ、2つのホテルの開業などを経て、千葉・舞浜地区は一大リゾート地として活況を呈している。オリエンタルランド社長で、これらの事業の陣頭指揮を執った著者が、その舞台裏を記した。
当初、米国のウォルト・ディズニーは、第2パークに冒険色の強いものを提案していた。「日本人の喜ぶものを作る」ことを条件としていたオリエンタルランドは「もっとロマンチックなものを」と主張。2年近く熾烈な交渉を続けて基本コンセプトを構築し、ほとんどのアトラクションや建築物をTDS向けに新規開発した。実際の建設に当たっては、ディズニー社のデザイナーやクリエーティブ・スタッフのこだわりに応えるために、「死力を尽くした」という。よりよい素材を低コストで調達し、予算やスケジュールと折り合いをつけるなど、「夢の世界」を作り出すことに腐心した。
オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾートに4年間で5000億円という巨額の資金を投じた。著者は「テーマパークは生き物であり、進化をやめた時は老化の始まりである」と記す。テーマパーク産業で独り勝ちを続ける同社の強さの秘密が垣間見える。
(日経ビジネス 2003/05/05 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
内容(「BOOK」データベースより)
東京ディズニーランド20周年のいまオリエンタルランド社長が初めて語る東京ディズニーリゾートの真実。