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完全自白 愛の地獄
 
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完全自白 愛の地獄 (単行本)

武 まゆみ (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

八木茂・本庄保険金殺人事件
無期懲役の女囚が自筆で綴った保険金殺人!

この手記が裁判の行方を決める!!

私は斎藤さんにトリカブト入りお菓子と、トリカブトの葉っぱ煮出しコーヒーを毎日与えていたわけですが、その中で、斎藤さんが死にそうになるというハプニングが2回ありました。2回とも、トリカブトが原因で、私がトリカブトの根っこの量の加減を間違ったためでした。その1回目のハプニングのときのことですが、私は本当に斎藤さんが死んでしまうのかと思って、自分が殺人犯になってしまうと思って心底怖くなりました。私は、自分がとんでもない猛毒を使っていること、そしてそのときの八木のうろたえぶりや焦りの言葉から、トリカブトがちょっとの量でも間違ったら、簡単に人が死んでしまうほどの物凄い毒であることを実感したのです。八木のそのときのうろたえぶりは半端じゃなかったし、そんな八木の物凄い形相も見たことがなかった私は、本当にびっくりしてさらに固まってしまったのです。そのときに八木が、異常なくらいに焦ってうろたえていたのは、「どうすんだよ。今死なれちゃ困るんだ。まだ早い、これじゃ保険が下りない。トリカブトが出たらどうすんだよ、トリカブトが出たら困る、これで死なれたら困るんだ。俺の計画なんだから、ちゃんと俺の言うとおりにやれ!」と私に物凄く怒ったことで、わかりました。八木と私は、“びびっているところ”が違う、と感じました。そのときの斎藤さんは、水をかぶったように汗びっしょりで、唇がたらこのように腫れて紫色になって、唇の上下が左右にずれていて、まるで100メートルを全力疾走したかのようにハァハァして、息切れしていました。それでも、そのときは何とか助かって斎藤さんは死なずにすみました。――(本文より) TOC: 第1章 16歳から始まった三角~五角愛人関係
第2章 自殺に見せかけたトリカブト殺人
第3章 八木の喜びは私の喜び、2人目の殺人
第4章 びびったガサ入れ
第5章 逮捕、苦しかった否認
第6章 取調室 いいえ事件――そして自白へ
第7章 やっぱり死刑は怖い……
第8章 八木との訣別、そして


内容(「BOOK」データベースより)

「あの男と私はやっと訣別できた」死刑も恐れずに真実告白。八木茂・本庄保険金殺人事件の犯人の一人が拘置所でまとめた手記。

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5つ星のうち 2.0 タイトルどおりの内容ですが・・・, 2003/11/22
By カスタマー
 本庄保険金殺人事件の女性被告人が書いた珍しい著書、ということで読んでみました。

 前半はトリカブトや薬物を使ってどうやって人を殺したか、という方法の描写が続き、そこでは、アンパンや饅頭にトリカブトをいれて食べさせたり、サプリと偽って飲ませたりした様子が赤裸々に書かれています。…読みすすめるうちに、他人から出されたお饅頭が怖くなります(苦笑)。

 後半の逮捕、自白のところでは、「愛の地獄」というタイトルどおり愛にハマッた女性の心理描写がそこここに。女性特有の狡猾な部分と素直「っぽい」部分が交錯していてまあ面白いんじゃないのーという感じです。

 でも、全体的にはあまり好きではないな、なんだか自白のススメみたいになってて。自分の心情を吐露した自白の気持ちよさがかなり強調されていて反省心などの自白以外の部分が薄まっている気がしました。読み終わった後、著者にとっては、本の出版も自己表現という「快楽」のひとつなんだろうかという疑問が…。

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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 取り調べを行う人に, 2005/1/30
By カスタマー
 否認から自白へと至る、被疑者の心境が克明につづられている。
 特に死刑への恐怖がありながら自白に至った過程、検察官の対処の仕方などが見所。
 警察官や検察官、あるいはこれらの職業を目指す人には参考になるところが多いのではないか。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 必読です。真実を話す心について考えさせられます, 2005/1/17
前半部分は,悠長な感じもしますが,途中から,検事との取調べの流れに焦点が当てられて,本当に心に染みいります。良心との心の葛藤や検事とのふれ合いなど,目から鱗が落ちるような話ばかりで,今までと違った目で,刑事事件を見られるようになると思いました。
また,検事がどういう気持ちで取調べを行うのかについても触れられていて,日本の司法も捨てたものでないと思いました。
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