Click here to see in English.


この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する
 
 
ちぎり屋
 
イメージを拡大
 

ちぎり屋 (単行本)

蜂谷 涼 (著)
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。


中古商品5点¥ 674より

商品プロモーションおよび特別キャンペーン


この商品を買った人はこんな商品も買っています

へび女房

へび女房

蜂谷 涼
5つ星のうち 4.5 (2)  ¥ 1,450
雪えくぼ

雪えくぼ

蜂谷 涼
5つ星のうち 4.0 (1)  ¥ 1,470
螢火 (文春文庫)

螢火 (文春文庫)

蜂谷 涼
¥ 810
いっちばん

いっちばん

畠中 恵
5つ星のうち 4.1 (9)  ¥ 1,470
関連商品を見る

商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

繁栄にわく小樽の街の片隅にあるおもんの店で、1杯の酒とともに語られる「問わず語り」。

北の街の小さな居酒屋「ちぎり屋」では、今日もまた、わけあり者たちが、心に溜めた想いを語っていく。

『駆け落ち者』
ちぎり屋は、おもんといとしい男との思い出のよすが。今は、おもん1人が店を切り盛りしている。

『残んの月』
「板場、借りるぜ」その男は、手慰みとは思えない技で、次々と料理を作っていった……。

『冬ごもり』
着流しに半纏を羽織った男は、宇三郎と名乗った。『北の譽』に居候しているという。

『忘れ潮』
使いから戻ったタセの顔を見て、おもんは尖った声を引っ込めた。唇まで色を失っていた。

『差し柳』
タセの噂は、おもんの耳にも届いていた。勝手口の戸を開けた途端、タセの怒鳴り声がおもんの耳を打った。

『焦がれ舟』
ぬる燗の酒を干しながら、近江屋は、十六年以上も前の、ある恋を話し始めた。

『凍て蝶』
運河にかかる橋に佇み、おもんは関東大震災で焼け野原になった故郷・東京を思った。

『橋懸り』
おもんは耳を澄まして、そっと目を閉じた。瞼の裏にもやはり雪は降っていた。


内容(「BOOK」データベースより)

北の街の小さな居酒屋「ちぎり屋」では、今日もまた、わけあり者たちが、心に溜めた想いを語っていく。繁栄にわく小樽の街の片隅にあるおもんの店で、一杯の酒とともに語られる「問わず語り」。

登録情報

  • 単行本: 281ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/08)
  • ISBN-10: 4062112779
  • ISBN-13: 978-4062112772
  • 発売日: 2002/08
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 528,810位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    933位 ─   > 文学・評論 > 文芸作品 > 日本文学 > は行の著者
    287393位 ─   > フォーマット別 > 単行本
  • 目次を見る

この商品にタグをつける

 (詳細)
タグは、商品との関連性が非常に強いキーワードまたはラベルのようなものです。
タグにより、すべてのお客様がお気に入りの商品の整理と確認を行うことができます。
※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら
 

 

カスタマーレビュー

1レビュー
星5つ:    (0)
星4つ:
 (1)
星3つ:    (0)
星2つ:    (0)
星1つ:    (0)
 
 
 
 
 
おすすめ度
5つ星のうち 4.0 (1 カスタマーレビュー)
 
 
 
 
あなたの意見や感想を教えてください:
最も参考になったカスタマーレビュー

 
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 号泣はしないけれども、ひっそりと涙ぐむ本, 2002/10/4
By カスタマー
 『残んの月』が雑誌に掲載されたときから、連作短編集として一冊にまとまるのを待っていた。それほどにヒロインの「おもん」は印象的だった。といっても、おもんは決して美貌の持ち主でも才気走った女性でもない。どこにでもいるようなごく普通の女性、それも地味で、テレビドラマの中では主役よりも脇役や「その他大勢」が似合いそうなキャラクターである。町中で(この場合、大正時代の町中になるけれども)石を投げれば当たるような、そんな女性。しかし、だからこそ、彼女の心情が痛いほどわかる。現代と大正時代という隔たりがあっても、おもんの孤独や切なさが圧倒的なリアルさで伝わってくるのだ。

 ストーリーはものすごく乱暴に要約すると、大正時代の小樽の片隅で、女一人で(後にタセという非常に個性的な娘を雇うことになるが)居酒屋を切り盛りする話、である。設定そのものは飛び抜けて目新しいものではないけれども、これまた「よくある話」だからこそ、感情移入しやすい。時代物を読み慣れない読者であっても、きっとすんなり物語の中に入っていけると思う。そして、『ちぎり屋』が他の「よくある話」と一線を画しているのが、小樽の街やそこに生きる人々の描写の秀逸さである。とりわけ芸者の萬龍と幇間の蝶朴などは、細かい仕草や表情のひとつひとつまでが見えるようだ。

 どこか不器用で、しかし気のいい人々に囲まれて、少しずつ北の大地に根を下ろしていくおもんは、決して薄幸の女性というわけではない。とりあえず自分の店もあり、豊かとは言えないまでもそれなりの生活ができる。がその間から立ち上ってくる寂寥感は、読み手を息苦しくさせるほどである。おもんの痛みが乗り移ったかのように、読んでいる間じゅう、心がひりひりと痛い。読み終わってからも、重いものが残る。もちろん、バッドエンディングではない。けれども、この物語の後にも、おもんの人生は続いている。「王子様とお姫様はいつまでも幸せに暮らしました」で終わらないのが現実の人間の一生なのだとわかっているから、おもんの行く末が気にかかる。幸せになってほしいと願わずにいられないのだ。

 雑誌で読んだときには一冊にまとまるのを心待ちにした。今は、続編、シリーズ化を心待ちにしている。

コメント コメント | ブックマーク | このレビューは参考になりましたか? はい いいえ (報告する)


あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
 
 
 
この商品のカスタマーレビューだけを検索する



クチコミ

商品やカテゴリー、トピックについて他のカスタマーと語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

語りたいこと、聞きたいことはありませんか? 意見や質問を書いて情報交換しましょう。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

   


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す









この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック



チェックした商品の履歴

 (詳細はこちら)

製品詳細ページやサーチ結果を表示した後、興味のあるページに戻る簡単な方法についてはここを参照してください。