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カラー版 ミイラ全身解剖-ミイラ科学と古病理学が明かす古代エジプト人の生と死
 
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カラー版 ミイラ全身解剖-ミイラ科学と古病理学が明かす古代エジプト人の生と死 (大型本)

ロザリー デイヴィッド (著), リック アーチボルド (著), 吉村 作治 (翻訳)
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)

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商品の説明

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  古代の謎を解き明かす鍵は、いつも墓から見つかる――。
  それは、墓が外敵から比較的見つかりにくく、かつ密閉された空間にあって、保存状態がよいからである。とりわけエジプトのミイラは、その壮麗な棺と装飾が醸し出す神秘性などで、広く知られている。

  『ミイラ全身解剖』(原題『Conversations With Mummies』)は、そのミイラの包帯を取り除き、CTスキャンやDNA分析をすることにより、古代の歴史や医学的な事実を明らかにしようとする。マンチェスター博物館の学芸員による「ミイラ1770」の解包(包帯を解くこと)に始まり、「ミイラ1776」の分析、ラムセス2世に関する考察など、衝撃的な写真とともに次々と紹介されており、読む人の心をとらえて離さない。

  また、本書にはミイラ作りを明らかにするために行われた、ボブ・ブライアーとロン・ウェイドの実験の記録も収められている。黒曜石のナイフで死体の内臓を抜き出し、ナトロンで体を覆い、亜麻布の包帯で体を包むまでの工程が写真入りで紹介されているのは、特筆に価するだろう。

  グロテスクな写真が多いため、心臓の弱い人にはおすすめしないが、本書で明かされる古代エジプトのミイラ科学と古病理学上の事実には、興味深いものが多い。本書を読むことで、古代エジプト人の生活がより身近なものに感じられるだろう。(土井英司)



出版社/著者からの内容紹介

限定版!
ツタンカーメンの父親は誰なのか?偉大なるラメセス2世のほんとうの死因は?ミイラのほんの小さな組織の一片が、隠されていた秘密をあますところなく語る!!

CTスキャン、DNA分析。最先端科学が初めて解き明かした、ファラオの死にざま、庶民の暮らしとミイラ職人の天才芸!!美しい壁画の数々や、黄金のミイラの谷の秘密、ミイラは実際にどう作られたか。圧倒的&臨場感あふれる写真と挿絵で詳しく解説。


登録情報

  • 大型本: 191ページ
  • 出版社: 講談社 (2001/1/18)
  • ISBN-10: 4062099632
  • ISBN-13: 978-4062099639
  • 発売日: 2001/1/18
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 398,685位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 4.0 古代エジプトのミイラが語る彼らの生と死, 2001/4/2
 本書はその副題『ミイラ科学と古病理学が明かす古代エジプト人の生と死』に示されているように,古代エジプトのミイラの「解剖」によって,彼らの生活と死のありさまが鮮明に浮かび上がってくる過程を描いたドキュメンタリーである。著者の一人ロザリー・デイヴィッド博士は著名なエジプト古病理学者であるが,彼女のライフワークを軸に,ライターであるリック・アーチボルドの緻密な取材と構成によって,研究の過程とその成果が実に生き生きとした物語として語られる。

 「ふたり兄弟」,「PUM-II」,「ミイラ1770」と呼ばれるミイラの科学的解包に関する先駆的業績,機織り職人「ナクト」の解剖からわかった「飢えと重労働の庶民の毎日」,アメン神殿の詠唱者「ジェド・マアト・エス・アンク」の「苦しみぬいた死」,同じくアメン神殿の詠唱者「アスル」が「死の病におかされるまでの暮らし」などが,多くのカラー写真をちりばめて紹介されている。

 古代エジプト人が身近に感じられる,読み応えのある労作である。アーチボルドの取材と構成が,デイヴィッド博士らの研究への情熱とミイラへの愛情を上手く引き出している。欲を言えば,内視鏡やCT装置を応用した最近の研究手段の技術的な側面について,もう少し詳しい解説があると良かったと思うが,本書の目的と範囲を考えれば仕方のないことであろう。

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