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思想への望郷―寺山修司対談選 (講談社文芸文庫)
 
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思想への望郷―寺山修司対談選 (講談社文芸文庫) (文庫)

寺山 修司 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

読書論・わらべ歌考・抵抗論・死生観と短歌…。感性と知性を混合(ブレンド)した味わい深い対談集
[対談者]鶴見俊輔/三島由紀夫/塚本邦雄/別役実/種村季弘/岸田秀/吉本隆明
「書を捨てよ、街へ出よう」に象徴される寺山の思想。時代を牽引する7人の思想者との対論により、内蔵する逆理の根源が浮彫りにされる。鶴見俊輔との対話「読書論」、三島由紀夫「抵抗論」、塚本邦雄「ことば」、別役実「わらべ歌考」、種村季弘「都市とスペクタクル」、岸田秀「物語としての<宗教>」、死を可視した寺山の希求により実現した吉本隆明との対話「死生観と短歌」、代表的対談7篇を精選収録。




内容(「BOOK」データベースより)

「書を捨てよ、街へ出よう」に象徴される寺山の思想。時代を牽引する七人の思想者との対論により、内蔵する逆理の根源が浮彫りにされる。鶴見俊輔との対話「読書論」、三島由紀夫「抵抗論」、塚本邦雄「ことば」、別役実「わらべ歌考」、種村季弘「都市とスペクタクル」、岸田秀「物語としての“宗教”」、死を可視した寺山の希求により実現した吉本隆明との対話「死生観と短歌」、代表的対談七篇を精選収録。

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5つ星のうち 5.0 厳選の対談集, 2004/12/6
By ソコツ - レビューをすべて見る
(TOP 50 REVIEWER)   
贅沢だ。どの対談もすこぶるおもしろい。寺山修司の、ほとんど話芸のような会話のテクニックのたまものか。話し手の個性を存分にひきだして相手の思考を最大限に広げさせ、ときに無礼なのではないかと思うほどのツッコミをいれて場の熱気を高める。一番新しいのが1983年の岸田秀との「宗教」談義で、これが死ぬ数ヶ月前。その数年前が吉本隆明との「死」と「歌」をめぐる対話で、このときすでに医師から不治の病を宣告されていた。どちらもすばらしい出来である。
三島由紀夫との「論争」が、しかし最もよい。芝居をめぐる「偶然」と「必然」をめぐって意見が対立するのだが、これが楽しい。…寺山「必然性というのも、偶然性の一つです。ぼくらは偶然的に宇宙に投げ出されたのだ、とは思いませんか。」三島「思わない。つまり、必然性が神で、芝居のスピリットなんだよ。だから、ハプニングというものを芝居に絶対導入したくないんです。というのは、芝居は必然性があるから偶然性が許されているんで、ギリギリの芝居の線だと思う。」…三島はこの数ヵ月後に自決する。
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