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三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)
 
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三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33) (文庫)

by 吉川 英治 (著)
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o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

日本では卑弥呼が邪馬台国を統治する頃、中国は後漢も霊帝の代、政治の腐爛は黄巾賊を各地にはびこらせ、民衆は喘ぎ苦しむ。このとき、〓県は楼桑村の一青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園に義盟を結び、害賊を討ち、世を救わんことを誓う。―以来100年の治乱興亡に展開する壮大な世紀のドラマ。

Product Details

  • 文庫: 512 pages
  • Publisher: 講談社 (1989/4/11)
  • ISBN-10: 4061965336
  • ISBN-13: 978-4061965331
  • Release Date: 1989/4/11
  • Product Dimensions: 5.8 x 4.2 x 1 inches
  • Average Customer Review: 4.6 out of 5 stars  See all reviews (52 customer reviews)
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121 of 126 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 不朽の名作の序章!, 2004/12/7
By che-guevara (神奈川県横浜市) - See all my reviews
 いわゆる『三国志』のルーツは晋の時代に編史官(国の歴史研究員)であった陳寿がプライベートで書いた『魏書』『呉書』『蜀書』(これらはまとめて『三国志』と呼ばれています)です。因みに、この3つの書はあまりにも出来栄えが良かったので、後に正史(王朝の記録として公式に朝廷から認定された歴史書)として認定されています。
 その後、『三国志』は大道芸人や芝居小屋の講釈師によって語り継がれ、大衆好みの英雄伝になっていきます。
 そして、その大衆好みの英雄伝を元の末~明の初め頃(14C半ば~後半)に羅貫中が正史を基にして再構成し、長編小説『三国志演義』を完成させました。それは陳寿が3つの書を書き上げてから約1100年もの歳月が流れた後のことでした。
 この『三国志演義』こそが今私たちの知っているいわゆる『三国志』です。

 吉川『三国志』では全8巻でこの壮大なスケールの古典に挑んでいます。
 そして、『三国志』では劉備、張飛、関羽、曹操、孫権、趙雲、呂布、馬超、諸葛亮孔明、周瑜、黄忠、董卓等々、全て挙げようとしたらきりがありませんが、本当に多くの人物が登場します。その中で少なくとも一人は自分と似た人物がいるのではないでしょうか。その人物と自分を照らし合わせながら読むも良し、好きな人物を自分の中で中心に据えながら読むも良しだと思います。
 さらにはあくまで客観的に約110年間の乱世に繰り広げられる愛情劇、友情劇、裏切り、駆け引き、戦等々を読むのも良いと思います。『三国志』はいろいろな読み方のできる本だと思いますが、それは人それぞれで良いと思います。

 これから始まる約110年の乱世の序章である本書から、読者は『三国志』の世界に引き込まれ、黄河や長江の流れの如く怒濤のように繰り広げられる様々な出来事に胸を躍らせることになるでしょう。

 吉川『三国志』全8巻、それぞれの巻のレビューを載せようと思いますので、参考にしていただけると幸いです。

 ソレデハ…

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101 of 106 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 三国志を最初に読む本として最適です!!, 2005/6/13
By 螺旋巻鳥 (東京都) - See all my reviews
三国志は、様々な人が書いていますが、最初に三国志を読む場合には、この吉川三国志が最適だと思います。その理由は、以下の通りです。

1)三国志演義をベースに描いていること
→正直、「正史」を土台に描いた小説は、ストーリーが面白くありません。また、三国志を語る場合、何だかんだで「三国志演義」がベースとなるため、基礎知識を得る上では、「三国志演義」をベースとする書籍を読むべきでしょう。

2)三国志演義をベースとしつつ、歴史的事実を反映させていること
→「三国志演義」と最も記述の異なる箇所は、やはり曹操に関する部分でしょう。「三国志演義」では、悪役として非道ぶりを発揮している曹操ですが、吉川三国志では、曹操のよい側面も取り上げ、なぜ「魏」という大国を作り上げることができたのか、理解できる内容になっています。

3)日本における三国志の原点といえるような書籍であること
→吉川氏以前にも、三国志を書いた人はいるかもしれませんが、一般的には、吉川三国志が日本における三国志の歴史的橋頭堡といえる存在でしょう。つまり、吉川氏以降に三国志を書いた日本人は、多かれ少なかれ、吉川三国志の影響を受けているはずです。

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22 of 26 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars ロマンの原点, 2005/4/15
 大学へ入ってすぐに読んだ本。全8巻の長編ながら、読んでいて一度たりとも退屈さを感じたことがない。そのあと読んだ三国志演義は少々退屈な場面があったが、吉川版三国志は本当に完成度の高い文学作品である。私がこれまで読んだ小説の中で人にすすめるとしたら、本書が筆頭に挙げられる。
 劉備、関羽、張飛が義勇軍を結成し、各地に転戦するところから物語は本格的に始まる。どんなに活躍しても、名もない者は歯牙にもかけられないのは今の世も同じ。それでも腐らず、日々の勤めを怠らない折目正しい貴公子然とした劉備に、思慮深い関羽、短慮で乱暴者の張飛。愛すべき3人には波乱万丈の試練が待ち受けており、時には敗戦で命からがら辛くも逃れ、時には人物を認められて太守の後継者に指名されるなど、彼らの生き様は人生の縮図とさえ見え、ページをめくる手には汗がにじんだものであった。
 この3人、特に正義の味方関羽に対して大いに感情移入し、いよいよ蜀の国も磐石かと思いきや、関羽が不覚にも呉に囲まれて捕らえられ、あっけなく処刑されてしまう。関羽がもうこのあとは登場しないと思ったとき、すごく空虚で寂しい思いを経験した。張飛も部下に寝首を掻かれ、劉備はいざ関羽、張飛の復讐にと挑んだ呉に大敗し、失意のうちにこの世を去る。本書の7巻は、読んでいてとても切なく、つらかった。吉川調で言えば、人生とはかくあるものかな、と思ったものであった。
 その後の諸葛亮の奮闘も切なさをそそるが、劉備、関羽、張飛の死には、染み入るような哀しさを感じた。小説を読んでいてこんな経験をしたのは今に至るまでこのときが最初で最後だった。
 以前、映画評論家の水野春郎さんがテレビで言っていた、「三国志にはロマンの原点がある」という言葉に、今でも深い共感を覚える。
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Published on 2008/1/16 by くそったれのこの世界

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