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時計館の殺人 (講談社文庫)
 
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時計館の殺人 (講談社文庫) (文庫)

綾辻 行人 (著)
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出版社/著者からの内容紹介

館を埋める108個の時計コレクション。鎌倉の森の暗がりに建つその時計館で10年前1人の少女が死んだ。館に関わる人々に次々起こる自殺、事故、病死。死者の想いが籠る時計館を訪れた9人の男女に無差別殺人の恐怖が襲う。凄惨な光景ののちに明かされるめくるめく真相とは?第45回日本推理作家協会賞受賞。



内容(「BOOK」データベースより)

館を埋める百八個の時計コレクション。鎌倉の森の暗がりに建つその時計館で十年前一人の少女が死んだ。館に関わる人々に次々起こる自殺、事故、病死。死者の想いが時計館を訪れた九人の男女に無差別殺人の恐怖が襲う。凄惨な光景ののちに明かされるめくるめく真相とは。第45回日本推理作家協会賞受賞。

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5つ星のうち 5.0 日本推理作家協会賞に恥じぬ傑作, 2008/4/26
 本書のトリックはちょっとやそっとじゃ考えつかない大トリック。その非凡な着想をこれ以上ないくらいの周到さで、考えに考え抜いて作品に結実させている。構成もきっちり設計されている。ヒントの与え方も計算しつくされていた。
 事件自体は陰惨だが、一度読み通しても、何度も読み返しても良いと思わせる読後感の良さが美点。結末のカタルシスは爽快そのものである。
 褒めるだけでは公平でないので、欠点も少し述べると、人物造形がやや弱いのと設定に無理がある気がする。しかし、それも物語自体の面白さに免じて許してしまえる程度の僅傷である。もしかするとあげつらうほうが無粋といった程度のもの。
 結論、推理小説好きは勿論、そうでない人にも推理小説の真髄を教えてくれる真の名作!自信をもって五つ星を推奨できる。是非ご一読を。
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 館シリーズの至高!, 2009/5/25
館シリーズの代表作にして、推協賞受賞作。綾辻行人最高傑作と誉れ高い本作だが、これには些かの異論もないところだ。
時という牢獄に囲われた館と、やはり時に憑かれたその住人達。これは何から何までが「時間」に纏わる物語である。
時計メーカー会長が中村青司に設計させた、時計だらけの怪屋敷。その薄幸な一人娘の自殺を発端とした悲劇と憎悪の連鎖が、館を探訪した学生達と雑誌取材班に襲いかかる!
全体に漂う蠱惑的だが儚い靄からは、ミステリというよりはノスタルジックホラーといった体にとれる。まさに、綾辻行人の幻想趣味の本領発揮だ。
分量もさることながら、登場人物が他の館シリーズに比較して格段に多いのも圧巻。従って、非業の美少女に狂気の美少年、霊能者と、その相変わらずの奇矯なキャラクター設定もバラエティーに富んでいる。
加えて、説得力あるトリックや伏線の精妙な構築が、類稀なまでにドラマティックな世界の造形に寄与している。鹿谷門実が車中で福西涼太にする時間に関する講釈をみても、それは顕著だ。
ラストのパニックムービー的な演出はやり過ぎ感がするし、一旦は誤った推理をした鹿谷にタイミングよく助け船が出て軌道修正するといったご都合主義には疑問も残る。しかし、元々、溢れんばかりの着想や仕掛けをふんだんに盛り込んだ大盤振る舞いなのだから、それは許容範囲とすべきだろう。
ただ驚愕、ただ意外という普遍的なミステリとは一線を画した、ビッグスケールで送るエンターテイメント。綾辻行人と中村青司が開拓した、恐怖という名の新境地といえよう。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 館と美少年と薄倖の少女と , 2009/4/18
犯人は、最初から、怪しすぎます(笑)。

でも、トリックはやっぱりわからなかった。
なるほどな〜ってかんじ。

たくさんの時計に囲まれた館で生きていた薄倖の少女と美少年。
そんな館で、少女の死後10年以上たってから連続殺人がおこなわれる・・・。
映像化されると、面白いのではと思います。安っぽい、ホラーみたいになるような気もしますが。

確かに動機は弱いけど、そんなことは気にせずに謎解きを楽しむ作品です!
作者が、現妻である小野ふゆみに「心配かけました。やっとできたよん。」っていってるのもなんか微笑ましい。

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5つ星のうち 3.0 ちょっとがっかり
こちらでは評価が高いですが個人的には星3つです。
トリックもすぐ分かりましたし、必要ない登場人物が多すぎのような気がします。... 続きを読む
投稿日: 2007/10/9 投稿者: masa

5つ星のうち 4.0 トリックを楽しむ作品
完成度の高いトリックです。
おそらく多くの読者が途中でトリックの根幹には気づくことでしょう。... 続きを読む
投稿日: 2007/6/22 投稿者: 七翅野

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