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十角館の殺人 (講談社文庫)
 
 

十角館の殺人 (講談社文庫) (文庫)

綾辻 行人 (著)
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出版社/著者からの内容紹介

半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島に、大学ミステリ研究会の7人が訪れる。島に建つ奇妙な建物「十角館」で彼らを待ち受けていた、恐るべき連続殺人の罠。生きて残るのは誰か?犯人は誰なのか?鮮烈なトリックとどんでん返しで推理ファンを唸らせた新鋭のデビュー作品。



内容(「BOOK」データベースより)

半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島に、大学ミステリ研究会の七人が訪れる。島に建つ奇妙な建物「十角館」で彼らを待ち受けていた、恐るべき連続殺人の罠。生き残るのは誰か?犯人は誰なのか?鮮烈なトリックとどんでん返しで推理ファンを唸らせた新鋭のデビュー作品。

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5つ星のうち 5.0 すべてはここから始まった, 2004/10/14
綾辻行人のデビュー作です。
「綾辻以後」という言葉が生まれたほど、彼の登場は衝撃的でした。
彼が失敗していれば、いまの本格ムーブメントがこれほど盛り上がりを見せていたかどうか、
甚だ疑問であると同時に、その先駆者が綾辻行人であったということに
何か宿命みたいなものを感じずにはいられません。

さて、この「十角館の殺人」ですが、数人の人間が孤島へ行き、
そこでひとりまたひとりと殺されていき、最後には・・・・・・、
というようにプロットはクリスティの「そして誰もいなくなった」です。
読み始めてすぐに浮かんできた言葉が「青いな」でした。
それは、登場人物が大学のミステリ研であるとか、ニックネームで呼び合うとか、
そういうところが実生活の延長をただ著しているだけのように感じられて鼻についたのです。

が・・・・・・。

ネタバレになるといけないので深く触れませんが、
私は、「青い」と思った時点で綾辻さんに負けていたのです。
今もはっきりと覚えています。ラスト近くの例の一行を読んだときのあの衝撃を。
頭が真っ白になり、しばらく呆然としてしまいました。
大げさではなく、5分間ぐらい動けませんでした。それほどのショックでした。
そして、「やられた! 騙された!」とひとりで叫んでいました。
気持ちのいい敗北感でした。

すべてはここから始まったのだと、いま改めて思います。

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36 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 脳は錯覚する, 2004/5/8
By voodootalk - レビューをすべて見る
(TOP 10 REVIEWER)   
綾辻行人氏のデビュー作。氏が大学4年に身体を壊し、就職活動どころでなくなってしまって留年を決め込んでしまい、本作で初ミステリーに挑戦して新人賞に応募したのがデビューのきっかけだ。

私も全く同感だが、書き出しに出てくる日本の『社会派』ミステリーのリアリズムにはほとほとうんざりである。本作の第一の特徴は登場人物に氏の敬愛するミステリー作家たちの名前が使われていることだ。『本格派』ミステリー作家たちの名前を登場人物に借用して、本格派のミステリーを書くという氏の信条が良く出ていておもしろい。

脳は錯覚する。それがこの素晴らしいデビュー作のキーワードだろう。『本格派』ミステリー作家たちの名前を登場人物に借用して、本格派のミステリーを書くということを見事に成功した素晴らしきデビュー作だ。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「そして誰もいなくなった」に挑戦した作品ではNo.1, 2009/2/13
本書は、孤島に集まったミステリ同好会グループが次々と殺されていくという、いわゆる「孤島もの」で、私の知る限りクリスティーの「そして誰もいなくなった」に挑戦した作品の中ではもっとも面白い。

作者のデビュー作でもあり、以後「館」シリーズを手がけていくが、本書は「そして誰もいなくなった」への挑戦、比較的シンプルな点、またカーとかヴァンとかアガサとか、殺されていくミステリ同好会の面々が推理作家の名前で呼ばれ記号化されているあたり、パズル小説として徹底されている点で、もっとも好きな作品だ。

なお、この作品ではあまり感じなかったが、以後の作品では徐々に作者のホラー作家の面が強くなっていく。したがって、本書以後の作品ではその点で好き嫌いが大きく分かれることだろう。
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5つ星のうち 3.0 トリックはいいけど…。
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投稿日: 12か月前 投稿者: けろけろ

5つ星のうち 1.0 読んでみました。
読書が趣味といえない私ですが、無理があるような、深みがないような・・・失礼いたしました。
投稿日: 12か月前 投稿者: k-ya

5つ星のうち 5.0 本格ミステリの教科書
孤島の館に集められた大学生が謎の犯人に次々と殺されて行く話。アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」と状況がとても似ているため、両方読み比べてみるのも面白... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: ゴネット大佐

5つ星のうち 5.0 一世一代の大仕掛け
恐らく日本のミステリー史において、変形ながら叙述トリックの古典のひとつとして未来永劫語られていく作品ではないでしょうか。それぐらい読後のやられた感は大きいです。... 続きを読む
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5つ星のうち 3.0 犯人に魅力がない。
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