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卒業 (講談社文庫)
 
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卒業 (講談社文庫) (文庫)

by 東野 圭吾 (著)
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Product Description

内容紹介

7人の大学4年生が秋を迎え、就職、恋愛に忙しい季節。ある日、祥子が自室で死んだ。部屋は密室、自殺か、他殺か?
心やさしき大学生名探偵・加賀恭一郎は、祥子が残した日記を手掛りに死の謎を追求する。しかし、第2の事件はさらに異常なものだった。茶道の作法の中に秘められた殺人ゲームの真相は!?


内容(「BOOK」データベースより)

大学4年の秋。就職、恋愛に楽しく忙しい仲よし7人組・その中の一人、祥子がアパートの自室で死んだ。部屋は密室。自殺か、他殺か!?残された赤い日記帳を手掛りに、死の謎を追及する友人たち。だが、第二の全く異常な事件が起って…。錯綜する謎に挑戦する、心やさしき大学生・加賀恭一郎。卓抜な着想と緊密な構成で、現代学生のフィーリングを見事に描いた、長篇ミステリーの傑作。 --This text refers to an out of print or unavailable edition of this title.

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26 of 30 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 青春推理ミステリの第2弾における主人公は大学生。加賀恭一郎の原点ここにあり!, 2008/5/29
By TKMT (東京都) - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
 27歳の若さで乱歩賞を受賞した作品『放課後』で鮮烈なデビューを果たした著者による第2弾作品。主人公らはT大学に通う大学生である。ベストセラー『赤い指』(単行本)で今なおその活躍を見せ続ける加賀恭一郎が初めて登場する作品であり、ファン必見といったところだろうか。彼の大学時代の様子を窺い知るにはもってこいだ。

 シンプルなタイトルではあるが、この「卒業」という言葉の意味を私はあまりよく考えたことがなかった。卒業しても大学時代の友人との付き合いは続くわけだし、いつになっても大学時代の想い出は永遠に消え去ることはない。10年以上も前に卒業したにもかかわらず、大学での4年間は何にも換え難いまことに貴重な日々だった。こうした感覚はすぐに分かるものではなかろう。やはり10年くらいの期間を経たのちに得られる特殊な感覚なのかもしれない。本書を読みながら自らの大学時代をフラッシュバックさせていた。東野作品の青春推理ミステリはいまだに色褪せることのない新鮮な魅力を秘めている。登場人物の会話・行動様式や価値観(思考様式)などは決して古びていない。「解説」で指摘されているとおりである。本書はとくに若い世代の記憶に残る作品であるに違いない。むろん私もその一人である。

 友情や信頼とは一体何であろうか。仲間を信じる「根拠」とは何であろうか。そんな根拠などなくとも自然と振舞える人間同士の付き合いこそ「仲間」なのかもしれない。本書を読むと、「友が友にとって殺害される」という生々しい描写が活写されている。若いからこそ友情や信頼に悩むのかもしれないが、本書に潜む難解なテーマは「青春」という華々しい言葉の裏に歴然とその姿を曝しているように思われるのだ。初登場した加賀恭一郎は本書でも独特の存在感を放っている。推理力もなかなかのものだ。彼に自らの大学時代を重ねる読者もいるだろう。「卒業」―人は何から卒業するのだろうか。
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9 of 12 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 殺人以外の部分にも深い味わい, 2004/5/27
By minoru223 (東京都) - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
この作品は東野圭吾が『放課後』で乱歩賞を受賞して鮮烈なデビューを飾ったその次に発表された、著者2作目の長編です。彼は『放課後』で乱歩賞を取れなかったら次は『卒業』で応募するつもりだったそうです。卒業を控えた大学生たちの物語で、仲間たちの中の2人が殺され、どうやら仲間たちの中に犯人がいるらしいという設定。割とよくあるパターンなのですが、東野圭吾の手にかかると妙にリアル。仲間を疑わなければならない辛さや、事件をきっかけに友情が壊れていく悲しさが痛々しく描かれています。犯人が殺人に至らざるを得なかった苦しみだけでなく、事件に関わりを持つ周囲の人の苦しみもきちんと描いているところが東野ミステリの魅力だと思います。探偵役は剣道部主将の加賀恭一郎。後に多くの東野作品で刑事として活躍することになる人物です(但し、この時点では作者にはシリーズキャラクターにする意図はなかったそうです)。『放課後』も見事な作品でしたが、私はこの『卒業』でいよいよ本格的に東野圭吾のファンになりました。
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9 of 12 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 加賀刑事のファンならぜひ読むべし。, 2003/12/6
By かほひめ - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 加賀刑事の大学生時代のお話。トリック・謎解き、というよりは、青春小説として楽しみました。この密室のなぞって、多分最初から丁寧に読んでも解けないと思う。

 ラストシーンを読んで、このタイトルがとてもしっくりしているなあと思いました。できれば、彼の思いが沙都子に届いてほしかった。これを読むと、彼がどうして人の哀しみを理解できる心優しい刑事なのかがわかる気がします。

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4.0 out of 5 stars 加賀恭一郎の成長と東野圭吾氏の熟達ぶりを感じました
『赤い指』で東野圭吾氏の描く"加賀恭一郎”に初めて出会いました。
父と息子の絆に感動したラストシーンから遡ること何年になるのでしょう。... 続きを読む
Published 10 days ago by きょうパパ

3.0 out of 5 stars 難解なトリック
加賀恭一郎の初登場作品です。

トリックは一度読んだだけではさっぱり理解出来ませんでした。... 続きを読む
Published 1 month ago by HIRO

4.0 out of 5 stars 『新参者』加賀恭一郎の原点
加賀恭一郎の原点というべき小説。『赤い指』では冴えた推理と人間身溢れる判断力で事件を解決に導いた加賀もまだ学生という設定。推理能力はこの時からズハ抜けていたんで... 続きを読む
Published 1 month ago by ko_taro

3.0 out of 5 stars 卒業
東野圭吾の作品大好きでトリックにもいつも驚かされます。
だけどトリックが私にゎ複雑で理解しにくかったです(-.-;)
Published 1 month ago by Naamy

3.0 out of 5 stars 加賀は友達に恵まれていなかった・・・?
茶道を取り入れた推理小説は初めて読みましたが、推理小説というよりは青春小説だと思いました。

しかし・・・、... 続きを読む
Published 2 months ago by SASAP

3.0 out of 5 stars トリックについてはいまいちかなと
この小説では第1の事件における密室のトリックと第2の事件における雪月花のトリックの2つがあります。... 続きを読む
Published 5 months ago by 並みの読者家

4.0 out of 5 stars 加賀恭一郎の背景を知ることができる1冊
『悪意』で、加賀恭一郎の洞察力に圧倒され、彼が登場する他の作品があると聞き、年末年始の休みで片っ端から読み漁っております。... 続きを読む
Published 10 months ago by buono_buono

3.0 out of 5 stars 大学生の青春
舞台はとある大学、卒業を間近に控えた7人の大学生の青春を描いたミステリー。
東野さん自身が20台の頃に書かれた作品だということもあり、... 続きを読む
Published 11 months ago by kinakohime

4.0 out of 5 stars 卒業までの半年で
第二の殺人は、何度読んでもおそらく解らないトリックですね。ミステリーというより、青春小説として読みました。... 続きを読む
Published 16 months ago by けんけんず

4.0 out of 5 stars 加賀恭一郎初登場の作品
... 続きを読む
Published 19 months ago by 久保田真史

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