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ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
 
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ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) (新書)

西尾 維新 (著), take (イラスト)
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裏表紙



内容(「BOOK」データベースより)

「生きている以上、世界の終わりを物語の終わりを、諦めることはできない」“人類最悪の遊び人”たる「狐面の男」は「ぼく」こと“戯言遣い”に断言する。玖渚友との決別。想影真心の暴走。そして、復活する哀川潤…。シリーズすべてを貫く伏線の楽譜は絡まり合い、一気に奔流をはじめる!そして、そして、そして、そして、そして―ゼロ年代の小説界を駆け抜ける新青春エンタの決定版中の決定版“戯言シリーズ”、その最終楽章となる『ネコソギラジカル』三部作、ついに大団円。

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5つ星のうち 1.0 ここが西尾維新の分岐点だった。そして西尾維新はラノベ作家になることを選んだ。, 2008/11/24
「自分が作家となった意味がこのシリーズにはある」
と作者本人が語っていた西尾維新の代表作「戯言シリーズ」の最終巻。
だが、前作ヒトクイマジカルまでに見られる溢れる様な才能の奔流はもはや殆ど残っていない。これまで思わせぶりに散りばめて来た伏線を何一つ解決することなく、かと言って物語をよりドラマチックで見逃せない展開に発展させることもなく、ただだらだらと書き流されたかのようなストーリー。
適当なおためごかしでページ数を稼ぎ、有耶無耶のままに物語を閉じてしまう様はまさに戯言なのだろうが、最後の最後になってこんな終わり方というのは大半の読者を辟易させたことだろう。
「クビキリサイクル」で発揮した本格ミステリスピリット、
「クビシメロマンチスト」を三日で書き上げたという創作への情熱、
「サイコロジカル」で見せた主人公いーちゃん(そして作者自身にも重なるような)の痛々しいまでの切実さ、
そうした各作品にこめられた「情熱」とでもいうべきものがこの作品からはまったくといっていいほど感じられない。
まさにこの作品こそが、西尾維新がここから先、小説に対してどう取り組んでいくかを決定付けたのだと思う。
そうして西尾維新は完全な(萌え)ラノベ作家になることを選んだ。
無論、「(萌え)ラノベ作家」を非難する気は毛頭ない。読者のニーズに合わせてキャラ萌えを書き、作品を連発する。それは誰にでも出来ることではない、素晴らしい才能である。
ただ私は、西尾維新がもっと他のベクトルへ才能を向けた作品を見てみたかった気がする。
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21 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 はあ…そうですかって感じ, 2005/11/11
なんだか、随分首肯的な意見が多いけれど。
そんなに良い話だっただろうか?
なんだかただ消化していくお話って感じが凄くした。
「ぼく」が玖渚を壊したとか言ってた話は結局なんだったんだ?とか。
「ぼく」の妹が云々とかはっきり言って、物語の背景がまったく見えなかった。書かれてないんだもんしょうがないけどさ。後ろ盾がなくって、その世界だけで主人公たちが固定されちゃってるっていうのだろうか。「このひとはこういうひと。はい」と資料を手渡されたら、その人にあるはずの背景がない、とういうか。
しかも、予定調和のハッピーエンドかよ!と思ったり。
ネコソギラジカル上の冒頭でなんだか殺伐とした雰囲気があったので。
「こりゃあ、バッドエンドか?」などと思ったりもしたんですが。
クビキリから始まり、最後のほうはぐだぐだっつーか。
うおーって燃え上がったものが、最後に来てすっかーん!!と落ちた。
気分的にも。内容的にも。それがお祭りの終わりの余韻っていうのならしょうがないけど。
全作品を通して、「ぼく」の成長を描きたかったのだろうか?
りすかに期待しよう。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 まぁこんなもんですね。, 2008/3/23
友達に借りてやっと読み終わりました。
感想としてはう〜んという感じですね・・・。
もっといーちゃんと友のことを細部まで書くべきだとは思います。
2人の関係には設定があまりに未公開というか無いので疑問なところが多数です。
最終的にハッピーエンドですが、それは予想通りなのでいいです。
伏線は残りまくりですけどそれもまぁ許容範囲内です。
はっきり言うと中途半端な感じです。
確かに物語としては完結しているけれど、どこか消化しきれないような。
でもこの違和感というかなんというかを残すのがこの作品なのかなぁとも思います。
全てを明かしてしまうよりは謎が残るってのも。
本当にこの巻は何もなかった。
ホント終わり。
ただの終わりって感じです。
まぁこれはこれでいいのかな。
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