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記憶の果て (講談社ノベルス)
 
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記憶の果て (講談社ノベルス) (新書)

浦賀 和宏 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

エンターテインメントの未来を照らす快作!
亡き父の書斎に入った安藤直樹は奇妙なコンピューターを発見する。電源を入れた途端、モニター上に自己紹介の文が流れ出した。このパソコンは「何者」なのか?

浦賀和宏と云う若い作家は、作法を創るべく模索している。その仕事は、新しい小説を求める者に、多くの示唆を与えてくれる筈である。紡がれたテキストは、ミステリだとかSFだとかいう既存の枠組みに与(くみ)することを嫌っているかのようである。それでいて、多くのジャンルに新たな可能性を悉(ことごと)く内包してもいる。均等な距離感に基づく世界観を以て築かれた物語は、読む者の偏差を明確に自覚させてくれるだろう。本書は、先行作品に対する敬意ある挑発である。――京極夏彦



内容(「BOOK」データベースより)

浦賀和宏と云う若い作家は、作法を創るべく模索している。その仕事は、新しい小説を求める者に、多くの示唆を与えてくれる筈である。紡がれたテキストは、ミステリだとかSFだとかいう既存の枠組みに与することを嫌っているかのようである。それでいて、多くのジャンルの新たな可能性を悉く内包してもいる。均等な距離感に基づく世界観を以て築かれた物語は、読む者の偏差を明確に自覚させてくれるだろう。本書は、先行作品に対する敬意ある挑発である。第5回メフィスト賞受賞作。

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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 面白すぎる。, 2005/6/30
By するめいか (さいたま) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
 作者は当時19歳。未熟な部分はあるが、この小説はジュヴナイルとしては間違いなく傑作だと思う。主人公の厭世観。そして、小説の端々に流れる音楽的センス。
 話の主題は自分探しのようなものだが、話の重厚さは天才的。友達との友情と非友情。恋愛と疑似恋愛。あまりに魅せてくれる場所が多い。
 そして、この作品は中へ閉じる方へ向かっていく。そこがあまりにぞくぞくする。
 天才だと思う。もっと幅広く読まれてほしいと、本当に願う。
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 おもろいよ, 2003/8/21
SFと推理小説を乗っけた青春小説だと思う。
主人公の成長と現実が悲しく、そして美しい。
終わり方が私的には完璧だった。
同主人公でシリーズ化されているが、
これだけでよいような気がする。
進みたい方向がわからなくなってしまったからだ。
ただこの作品は、(処女作?)相当おもしろい。
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6 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 ジュブナイル小説ですね, 2008/4/10
さくっと読める軽い読み物としてそこそこ楽しめた。
時間つぶしのためには可もなく不可もなくというところ。

作者は当時19才だったとのこと。
YMOとかブレードランナーとか、
この世代には新鮮なのかもしれないが
リアルタイムで知っている者からすると
いまさらこんな名前を聞くとベタな感じがする。

主人公の心理描写には、ひどく先行きの不透明だった
この世代の若者の閉塞感を感じさせられた。

しかしだからといって、
「年よりは一日でも早く死ね」とか
「どこで誰がのたれ死のうと知らない」とか…
これは主人公のキャラ設定であって
まさか作者の考えそのままではないだろうが
いやな気持ちにさせられることが多かった。

影響力の大きい小説というメディアで、悪役でもない主人公に
こんな台詞をはかせるのは社会への責任感のない子どものすることだろう。

内容としては、奇抜なアイデアは良かったが、
これはミステリーというよりは
ファンタジーの形を借りた自分探し?
こういうものを書くのもいいが
人生で最も辛いことのように書けるのは
若い人の特権だろう。

あとがきによれば、シリーズ全部読むと
新たにわかることもあり違った面白さがあるそうだが、
読む気にはなれない。
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