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菊と刀―日本文化の型 (講談社学術文庫)
 
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菊と刀―日本文化の型 (講談社学術文庫) (文庫)

ルース ベネディクト (著), Ruth Benedict (原著), 長谷川 松治 (翻訳)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

第二次大戦中の米国戦時情報局による日本研究をもとに執筆され、後の日本人論の源流となった不朽の書。日本人の行動や文化の分析からその背後にある独特な思考や気質を解明、日本人特有の複雑な性格と特徴を鮮やかに浮き彫りにする。“菊の優美と刀の殺伐”に象徴される日本文化の型を探り当て、その本質を批判的かつ深く洞察した、第一級の日本人論。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ベネディクト,ルース
1887~1948。ヴァッサー・コレッジ、コロンビア大学卒。同大講師および助教授、客員教授を歴任。専攻は文化人類学。アン・シングルトンのペンネームで、詩人としての顔も持つ

長谷川 松治
1911~98。東北大学法文学部卒。東北大学名誉教授、東北学院大学名誉教授。専攻は言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 名著復刊, 2005/6/12
長らく再版が止まっていた本書が、このたび復刊されました。装丁等を除けば、中身に違いはありません。
著者のルース・ベネディクトは本書において、日本文化や日本人の行動をいくつかの「型」あてはめて考察しています。彼女の指摘は鋭く、現在においても通用するものもあります。本書は日本人自身の自己認識形成に少なからず影響を及ぼしたといわれており、それゆえに第一級の日本人論と見なされてきました。
本書に対する代表的な批判は、同じ米国人のダグラス・ラミスによって行われています。(彼はベネディクトの「文化の型」にあてはめるというやり方を「日本文化への墓碑銘」だといって批判しています。詳しくは、ダグラス・ラミス『内なる外国』をご参照ください。併せて読めば、きっと理解が深まるはずです。)
やはり、ベネディクトが一度の来日経験もなくしてこれだけのものを著した事実は驚嘆に値します。
とにかく、復刊により本書が再び求めやすくなったのは喜ぶべきことでしょう。
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79 人中、65人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 『菊と刀』は、評価に値しないプロパガンダの本, 2008/4/27
By 葵之助 (静岡県静岡市) - レビューをすべて見る
「商品の説明」に「第二次大戦中の米国戦時情報局による日本研究をもとに執筆され・・・」と紹介されている。しかし、正しくは「日本が再びアメリカの脅威にならないように日本を改造すること」が目的で執筆されたのが、この『菊と刀』だ。つまり、無警戒に『菊と刀』を読むのではなく、日本を悪者にするために意図的に書かれたプロパガンダの書であることを念頭に読む必要がある。『菊と刀』は「日本人には菊をめでる一面と刀を崇拝する一面の矛盾する二面性がある」と指摘している。この本では「日本人のように幼児期に甘やかされて育った子供は、思春期に多くの拘束を受けるようになると、大きなトラウマが生まれ、成人すると一気に爆発する」と述べられており、これがいつのまにか、「ホンネとタテマエの二心ある日本人」というマイナス・イメージが作られてしまった。しかし、実際は西洋人の方が「ホンネとタテマエ」を実に巧みに使い分けているのだ。世界中でホンネとタテマエの差が最も少ないのは、日本人である。この本は、いまだに「日本人研究の書」と高い評価を受けているが、それは現在でも日本人がプロパガンダされ続けていることを意味しており、注意すべきだと思う。
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36 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 色あせない名著, 2006/10/11
対日戦勝に続く占領政策を成功させるために
アメリカの文化人類学者兼詩人である壮年女性が
日系人へのインタビューや多数の文献を調査し、
日本人をアメリカ人(ヨーロッパ文化圏人)に
理解させることを目的とした著書である。

対照範囲は日米間に留まらず、
ヨーロッパ、中国、ポリネシア等にも広がっており、
その洞察力は秀逸で理解はリベラルである。

私はある時には強く日本的であり、
別の時には著しく西洋的である己に気づいた。
また、周りの人に思いを巡らすと、
その側面はそれぞれ異なっていた。

本書は異文化理解のみならず、
現代日本を生きる上でも役に立つ、
色あせることのない名著である。
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