出版社/著者からの内容紹介
だまされないためには、だます方法を知ることだ!
かの有名な英国の政治家ディズレーリは言った――ウソには3種類ある。ウソ、みえすいたウソ、そして統計だ――と。確かに私たちが見たり聞いたり読んだりするものに統計が氾濫しているし、「平均」とか「相関関係」とか「トレンド」とか言って数字を見せられ、グラフを示されると、怪しい話も信じたくなる。しかし、統計数字やグラフは、必ずしも示されている通りのものではない。目に見える以上の意味がある場合もあるし、見かけより内容がないかもしれないのである。私たちにとって、統計が読み書きの能力と同じぐらい必要になっている現在、「統計でだまされない」ためには、まず「統計でだます方法」を本書によって知ることが必要なのである!
著者紹介
【ダレル・ハフ】
1913年アイオワ州の生まれ。アイオワ州立大学で学士号、博士号を取る。社会心理学、統計学、心理テストなどを研究。一時「ルック」誌などの雑誌編集にたずさわったが、ここ20年間くらいはフリーランサーとして、「ハーパーズ」誌などに記事や短編小説を寄稿。ブルーバックス『確率の世界』は、本書の姉妹書で、面白い話で確率の考え方を解説している。1963年、National School Bell賞を受賞。
【高木秀玄】
元関西大学経済学部教授。専門は統計学。かつてロンドン大学留学の折に、ちょうど本書が発売され、大変評判になったそうである。統計に関する著訳書多数。1987年、惜しくも逝去された。