現在、ザヒ・ハワス(エジプト考古庁長官)のもとで発掘が進む、女王ネフェルティティの墓。それは本当に、生前、オンム・セティが著者のエル・ゼイニに伝えていた場所==ツタンカーメンの墓の下にあるのかもしれません。彼女が「秘密の日誌」に記した古代エジプトの謎(オシリスの墓のありか、ケイシーが予言した「記録の間」のありか、大ピラミッドの建造方法、セティ一世神殿の「秘密の部屋」など)も魅力的な内容です。
しかし、3000年前の記憶が甦ることなどあるのでしょうか? ありえない。わからない。信じたい!? いずれにしても、読む人それぞれの捉え方でかまわないと思います。最後まで読んでいただければ、セティ一世への愛を貫き通したオンム・セティの生涯にこそ胸をうたれるはず。
邦訳版の特典として、巻頭に河江肖剰氏が撮影したアビドス(セティ一世神殿)を初めとする写真も掲載。エジプトの不思議と古代神秘の魅力が縦横に織り成すオンム・セティの世界をご堪能ください。
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