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立喰師列伝
 
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立喰師列伝 (単行本)

押井 守 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

昭和を生きた立喰師とは?押井守が描く異色作

昭和の東京下町を舞台に密かに繰り広げられる、伝説の立喰師と店のおやじたちの虚々実々の駆け引き。3月公開の話題のアニメーション「イノセンス」の監督、押井守が描き出すもうひとつの戦後、東京。虚構の昭和史。




内容(「BOOK」データベースより)

構想15年。押井守、秘蔵作ついに小説化!啜る蕎麦!喰らすフランクフルト!頬張るハンバーガー!昭和の東京を舞台に暗躍する「立喰師」たちの姿を奇才・押井守が紡ぐ「もうひとつの戦後・東京史」。

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5つ星のうち 5.0 稀有な平成の奇書!, 2004/3/22
By アジアの息吹 - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
本書のタイトルに掲げられた『立喰師』とは、
「出された喰いものに何のかんのと難癖をつけ、
弁舌爽やかに主人を圧倒し、代金を払わずに去っていく
立喰のプロ」のことである。
もちろんただの無銭飲食者であり、架空の存在である。

『立喰師』はこの本の著者である映像作家、押井守氏が
出世作「うる星やつら」の頃から繰り返し繰り返し

その作品の中で、登場させてきた存在である。
氏の最終目標はもちろん映像化なのであろうが
とりあえず小説(?)という形で世に出されたのが本書である。

どこまでが事実かどうかわからない冗長な理屈と時代背景の説明、
どこまでもミニマル化していく局所描写の羅列、
まさに平成の奇書と呼ぶにふさわしい。

氏は氏の戦後史を再構築したいと述べているが
あまりの押井節の炸裂に
一読しただけでは妄想と饒舌の海に溺れて
とても戦後史を追うに至らなかった。
もう一度ゆっくりと読んでみるつもりである。

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20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 イノセンスの対局にあるもうひとつの押井ワールド, 2004/3/28
By レグルス (兵庫県神戸市) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
立ち喰いというテーマもそうですが、押井ファミリー(?)総出演によるモデル写真、大塚ギチによるやたら格好いいカバーなど、全てひっくるめて“バカ本”。

とりあえず読み始めてみると、押井調としか言いようがない硬い文体に抵抗を覚えますが。解決策をお教えしましょう。押井作品で難解な台詞をしゃべりまくるキャラをひとり思い浮かべ、その声を脳内で再生しながら読めばいいのです。押井作品といえばその代表たるメガネ(千葉繁)でもよし、『パトレイバー』の後藤隊長でも南雲隊長でも、『御先祖様万々歳!』の犬丸や犬麻呂でもいいです。堅苦しく思い文体も、様式の1つとしてすんなり(流して?)読めるはずです。

立ち喰いと押井は切っても切れない関係にあり、『パトレイバー』OVA第1期の「2課の一番長い」や『御先祖様万々歳!』の最終話でもそのゴトのさまを描いています(犬丸は本作にも登場する)。そう、本作は『御先祖様万々歳!』的な衒学と虚勢・虚妄に満ちた押井的世界という以外言いようのない世界です。

ただ、最初の蕎麦のあたりはいいものの、次第にトーンが下がって行き、実際ページ数にしても全然違うものになっています。あとがきにも少し仄めかされているが単に尻切れトンボというか、立ち喰い蕎麦以外には、やってみるとそれほど書くことがなかった、ということでしょうか。書き下ろしでは軌道修正も可能でしょうが、連載ものですし。

民俗学フィールドワーク調査の本のような体裁をとってはいますが、それにしても引用が多い。しかし、これらの引用は全て創作です(巻末の参考資料を見ればわかるし、読み進めて行くとなんとなく感じてくる)。書きたいものを書いたらこうなった、という感じの、微笑ましい失敗作(バカ本)。バカ本とは、褒め言葉ですので念のため。

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6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 押井節、全開!, 2006/5/11
先に映画を観てしまったのですが、かなり癖があり、また押井守氏の作品をある程度、
知らないと辛いものがありました。
(面白いシーンもありました。念のため)
同行者は押井氏の作品に馴染みがなかったため、さらにとまどってました。

原作の小説を読めば、解決かと思いきや、小説ではなくて研究書のような内容・・・
押井守監督の作品にさりげなく出てきていた「立喰師」の歴史を
昭和戦後の歴史に当時の食べ物事情と当時の事件を上手く纏め上げたものかな?
硬い文章で非常に読みづらく、あまりに押井守氏のある意味独りよがり的な
世界観で、辛い評価にさせていただきました。
当方、押井守氏のかなりファンなのですが・・・

ちなみに映画を観る前に、泉 麻人氏の「B級ニュース図鑑」を読んでいくと
さらに映画が楽しめます(昭和初期の事件がいろいろと載っていて、映画に出てきます)
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5つ星のうち 2.0 え?小説じゃないの?^▽^;
文章の独特の固さ、世界観はまさに押井守の作品そのものと言えるかもしれませんが、立喰師の「物語」を期待していた僕としては、肩透かしを食らった気分でした。小説と思っ... 続きを読む
投稿日: 2005/11/13 投稿者: 火遠理

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