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GUNSLINGER GIRL 11 (電撃コミックス)
 
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GUNSLINGER GIRL 11 (電撃コミックス) (コミック)

相田 裕 (著)
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登録情報

  • コミック
  • 出版社: アスキー・メディアワークス (2009/7/27)
  • ISBN-10: 4048679775
  • ISBN-13: 978-4048679770
  • 発売日: 2009/7/27
  • 商品の寸法: 17.8 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 生きるという夢, 2009/7/27
By 西京BOY (千葉県市原市) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
相田裕「GUNSLINGER GIRL」11巻目。

シリーズの中でも最も激しい、肉迫した戦闘が描かれる。
ジョゼとジャンが最も憎むテロリストで仇でもあるジャコモ率いるヴェネツィア派の占拠計画。
それを阻止するために社会福祉公社のフラテッロ達が総出で突撃をすることになる。
 とてつもない動きのスピード感や迫力と共に、一瞬一瞬の攻防がこれ以上ないくらいに丁寧に描かれている。
この絵的な「力強さ」は今のガンスリならではの醍醐味だと思う。表現も構図も初期と比べると大分タフになった。
読み手が身震いするほどの生と死を賭けた命懸けの攻防。
敵が敵なだけに、いつもの数倍緊張感も大きい。

しかし何よりも素晴らしかったのはトリエラの存在。彼女の成長。
10巻からの流れで彼女は明確な意思を持った。
公社の人形ではなく、一人の人間の女の子としての当たり前の感情、それが蘇った。
好きな人の為に生きること、生き抜くこと。
それを決意した彼女の行動はとても美しいものだと思った。ヒルシャーの歯を食いしばるように彼女を見守る描写も胸を打つ。

しかしそれらとは真逆に、ジョゼとジャンの兄弟に関してはなりふり構わない様子で、
ジャンはともかくジョゼがあそこまで感情を剥き出しにし、義体のことを考えない様は相当のインパクトがあった。
 なぜ彼らがそこまでの行動をとるのかは客観的事実の他にもこの巻の後半に収められている彼らの過去話、
それでまじまじと実感出来ると思う。 尚、クローチェ兄弟の過去話は12巻まで続くようで、そこで復讐心の根っこが描かれる模様。


色々な感情や状況が交差する11巻目。最後まで無感だったベアトリーチェがあの瞬間、何を思っていたのか。
それとも最後の最後で何かしらの感情が芽生えたのか。 読み終えてからふとそんなことを考えた。
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31 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 何のために戦い、武器を手に取るのか, 2009/7/28
By YKS - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
イントロ:
静かに胸を打ち心震わせる物語を描いた10巻から一転。
現代イタリアに名を轟かすテロリスト──ジャコモが再び第一線に姿を見せた。
突如現れた大物を前に、政府は血眼となってこれの対処に乗り出す。
いま、福祉公社と五共和国派の全面衝突が始まる。

さて、ヴェネツィアの鐘楼を占拠したジャコモ=ダンテらテロリスト一向。
是が非でもこれを鎮圧したい政府は公社に特殊部隊との連携を取らせ、送り出します。
戦闘は必然的に大規模なものとなり、作品史上最大級の様相を呈し、実に11巻の半分ほどを戦闘描写が支配。
いつ誰が死ぬとも知れぬ緊張感と息もつかせぬ展開がたいへん見ものです。

尚、この作戦には義体も相当数参加することとなり、これまでほとんど姿の見られなかった一期生の姿もいくつか。
前回のエピソードによって生きる決意を固めたトリエラもこれまでとは異なる想いを糧とし、力を発揮しているのが感慨深い。
ただし、公社にとって一期生は既に「事の重大さ次第では捨て駒として良い」ものとなってしまっているらしいことを如実に感じさせる展開が更に見る者の心を縛りつけてきます。
このままでは遅かれ早かれ一期生は・・・という不安がよぎる。

また、巻の後半ではジャンとジョゼの過去及びクローチェ事件についての回想が始まります。
内容の大部分は次巻への持ち越しとなっていますが、いよいよクローチェ事件の全容が明らかになりそうです。
先の戦闘ではヘンリエッタを気遣うことすら忘れ、躍起になるジョゼという珍しい姿も見られただけに、いかな真相が待ち受けているのか要注目です。

ちなみに巻末には作品の舞台を解説するオマケページが4p収録されています。
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「死は私達の運命 受け入れるしかないんだよ」, 2009/7/30
タイトルは、10巻でトリエラがヘンリエッタに言った言葉です。
11巻では、この言葉の意味が凄く大きなものだったんだと感じました。
もちろん彼女達も色々なことを考え、成長しているのです。
死への恐怖、死ぬという意味、生きたいという気持ち、愛、憎しみ。
消えていく記憶、見捨てられる恐怖、彼女達が戦っているのは戦場だけではありません。
しかし戦場では、義体は道具として扱われこの巻でも2人が死んでいます。
しかし、それを悲しむ描写があったのはトリエラだけでした。
うまく言えないんですが、彼女達にも幸せになってもらいたかった。
事故にあってサイボーグにされるまでは普通の女の子だったのに。
漫画とわかっていても、つい涙を流してしまいます。
死から逃れることはできないでしょうが、せめてそれまでは幸せでいてほしい。
強く生きてほしい。
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