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雪蟷螂 (電撃文庫)
 
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雪蟷螂 (電撃文庫) (文庫)

by 紅玉 いづき (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

涙も凍る冬の山脈に雪蟷螂の女が起つ。この婚礼に永遠の祝福を―。長きにわたって氷血戦争を続けていたフェルビエ族とミルデ族。その戦に終止符を打つため、ひとつの約束がなされた。それは、想い人を喰らう“雪蟷螂”とも言われるフェルビエ族の女族長アルテシアと、永遠生を信仰する敵族ミルデ族長オウガとの政略結婚だった。しかし、その約束の儀は、世代を超えて交錯する人々の想いにより阻まれる。果たして、山脈の地に平和は訪れるのか。そして、極寒の地に舞う恋の行方は…。『ミミズクと夜の王』『MAMA』に続く“人喰い物語”最終譚。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

紅玉 いづき
石川県金沢市在住。第13回電撃小説大賞「大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Product Details

  • 文庫: 297 pages
  • Publisher: アスキーメディアワークス (2009/02)
  • ISBN-10: 4048675230
  • ISBN-13: 978-4048675239
  • Release Date: 2009/02
  • Product Dimensions: 5.9 x 4.2 x 0.9 inches
  • Average Customer Review: 3.6 out of 5 stars  See all reviews (10 customer reviews)
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14 of 19 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars 題材はいつも良いのですが, 2009/2/23
大賞受賞作者の三作目
前二作と同じく今回も作者の特徴とも言える幻想的な題材のお話です。
物語自体についてはご都合すぎる箇所はありますがとてもいいと思います、
ただ題材に取り上げたものを書き切る筆力が足りない印象が物語が進むにつれどんどん出てくる上
それぞれを書けば到底一冊では収まらないボリュームの題材をとにかくもりこんで居る為誰が主人公なのか?
物語の山場はどこなのか?判別が付かないお話になってしまっていると思います。

具体的なところで言えば今までの生涯を剣に生きてきたアルテシアと叔母であるのに剣技に付いて、
刀剣の扱い等戦闘描写技術描写が全くと言っていいほど言及されない。
そのため連呼される『雪蟷螂』のフレーズが空々しいものになってしまってるように感じます。(女の剣使い、情の深い女の二つの印象がついてこそ生きてくるものだと思うので)
雪国としての生活の厳しさを感じ取れるような描写も少なく『そういう設定がある』以上に感じ取れません。
特異な民族性を題材にしているのに民族衣装など服装の描写もほんとうに少なく物語りに入り込むための障害になっていると思います。
良くあるRPG的な中世世界等を安易に題材にしない作者だけにその世界を想像するための描写がほしいです。
上でも上げたとおり本来丁寧に書けば一冊では終わるはずのないお話であったと思うので今後は無理に一冊で終わらせず分冊してでも緩急の付いた完成度の高い作品を期待したいです。(MAMAでも同じことを思いました)
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6 of 12 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 痛いほどに苛烈な、雪蟷螂の恋。, 2009/2/14
By 語り屋 "カタリヤ" (熊本県熊本市内) - See all my reviews
美しく聡明なフェルビエ族長アルテシア。
アルテシアに瓜二つの影武者・ルイ。
幼いころ負った凍傷のため、醜い姿を持つアルテシアの近衛、トーチカ。
ミルデの族長オウガを中心に、物語は進行してゆく。

永遠生を信仰し、ミイラを祀るミルデの習慣。
そのミルデの先代族長であり、オウガの父でもあるガルヤの首が盗まれた。
よってこの婚礼は破局だと、一方的にはねつけようとするオウガにアルテシアが食い下がり。
アルテシアは盟約の魔女のところで「ほんとう」を知ることになる。

このお話はほんとうに、出てくる女性がみな強い。
幼いながらに己の民を知り、彼女なりの全力で、それを護り続けてきたアルテシア。
ただ、許されることを望み、婚礼の祝福を願ったミルデの少女。
真実愛することを知り、その愛のために身を尽くしたルイ。
そして、    ロージア。

これはアルテシアの物語であるのと同時に、ロージアの物語だったんじゃないかと、そう思う。
逆に残念だったのは女の子の印象が強すぎるせいもあってか、男性の印象が薄いこと。
オウガの気持ちも、共感も同情もできるけれど、いまひとつ印象が薄い。
いっそガルヤの方が印象は強いです。
それでも雪蟷螂の激情は読み終えた後も深く胸に残ります。
小説本文をさらに印象付けるような、あの多くを描かない挿絵の心に迫ること……!!
デビュー当時から大好きな紅玉先生。次回作も、楽しみにしています。
(ちなみに、ミミズクと夜の王ファンには嬉しい一文も。ぜひ探してみてください。)
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4 of 12 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 寒々しい雪景色を溶かすような激しい想い, 2009/2/8
By くまくま (東京都) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 十年前、フェルビエ族とミルデ族の族長は、盟約の魔女の仲介により、どちらかが滅ぶまで続くと思われた戦争を停戦させた。魔女が出した停戦の条件は、フェルビエの族長の娘アルテシアとミルデ族の族長の息子オウガを結婚させること。そして十年の月日が経ち、婚礼の準備が進められているときに事件が起こる。ミルデ族の先の族長の永遠生の首が何者かにより奪われたのだ。
 そもそも、山脈に住む蛮族であるフェルビエ族と、下界の風習を持ち込み永遠生というミイラ信仰を持つミルデ族では、風習も何もが違うし、長年にわたる遺恨が染み付いている。おそらくは婚礼に賛成しない者の起こしたことだろう。アルテシアはオウガに釈明するため、近衛のトーチカのみを連れ、盟約の魔女の住む谷を目指す。果たして事件の真相は、そして、想い人を喰らうとまで言われるフェルビエの激情はどこに向かうのか。

 凍てつくような雪の大地と、唇からわずかにこぼれる血の赤。ほとばしり叩きつけるようなセリフ。冒頭の数ページで一気に世界観の中に呑み込まれる気がする。鉄と血、争いの中で生まれる激情。ある意味では悲しい愛の物語であり、ある意味では幸せな恋の物語といえるだろう。
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3.0 out of 5 stars タイトルと題材由来はいいのに、残念。
蟷螂の雌は雄を喰らう、という題材をベースにしたお話ではあるものの。
スタンダードなストーリーだったな、というひと言に尽きますね。... 続きを読む
Published 10 days ago by 黒崎清悟

3.0 out of 5 stars 微妙かな
単純にストーリーが微妙。淡々と進み、淡々と終わるといった感じ。特に盛り上がるシーンがあるわけでもなく、途中からは続きを読むのが面倒になりました。ラノベっぽくない... 続きを読む
Published 1 month ago by mee

2.0 out of 5 stars もったいない
この物語は、涙も凍る冬山での愛の物語である。
フェルビエ族の女族長アルテシアと、彼女の側近であるトーチカとルイ。... 続きを読む
Published 5 months ago by 颯

4.0 out of 5 stars 未消化の部分もあるが良作です
独特の世界を描いていて、文章もそれに合った透明感のあるもの。この作者さん
の作品は、ライトノベルなのか?とは常々思うところで、どちらかというと童話... 続きを読む
Published 6 months ago by hontoneko

4.0 out of 5 stars 美しいプロローグ
 情景がよく浮かぶ文章でした。特にプロローグではいきなりストーリーに引き込まれた。真っ白の世界が目に浮かぶよう。... 続きを読む
Published 9 months ago by wacpllita

5.0 out of 5 stars やってくれたな、紅玉いづき
 ミミヅクからの最後人食いの話です。私にとっては人食いの話というか、愛の三部作といったイメージなのでございますが、この雪蟷螂もまた愛の物語。... 続きを読む
Published 9 months ago by altoria

3.0 out of 5 stars 残念!!
ミミズクのころから大好きな紅玉先生の三作品目
最後の人喰い物語です... 続きを読む
Published 9 months ago by 鋼劉

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