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藤堂家はカミガカリ〈3〉 (電撃文庫)
 
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藤堂家はカミガカリ〈3〉 (電撃文庫) (文庫)

by 高遠 豹介 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

藤堂姉弟とその友達の沙紀と共に遊園地にやってきた神一郎と美琴。そこでハテビトから襲撃を受け苦戦する二人の前に現れたのは、なんとあの北欧勢力のレッテ!?新たな居候として藤堂家に滞在することになったレッテとその部下・ミリカだが、その真の目的とは一体…。そして、神一郎は遊園地の出来事で“ある違和感”を覚え、真相を探るため行動に出る―。一方、春菜は神一郎のことについて一人悩みを抱えていた。それは…。第14回電撃小説大賞“銀賞”×第14回電撃イラスト大賞“金賞”受賞タッグで贈る脱力系ほんわかストーリー第3弾。

Product Details

  • 文庫: 277 pages
  • Publisher: アスキーメディアワークス (2008/9/10)
  • ISBN-10: 4048672150
  • ISBN-13: 978-4048672153
  • Release Date: 2008/9/10
  • Product Dimensions: 5.8 x 4.2 x 0.8 inches
  • Average Customer Review: 4.5 out of 5 stars  See all reviews (2 customer reviews)
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5.0 out of 5 stars 家族の在り方、人間とハテビト, 2008/10/30
今回もまたすぐには誰かわからない(コスプレで戦法を変化させた吸血鬼勢力のバカ娘と後に判明する)キャラが表紙を飾る第3巻。春菜の親友【沙紀】に、まさかあんな秘密があったとは驚いた。本巻の最重要人物だった。話の前半はみんなで遊園地。そこでギリシャ勢力が現れて交戦する。苦戦する中で登場するのがヴァルディア1番隊隊長、あのランドセル少女【レッテ】とその部下【ミリカ】である。このミリカのユルいキャラによるボケと、謹厳実直なレッテのツッコミが絶妙でかなり面白い。これによりレッテの魅力も引き出されており、今後レッテファンがさらに増えそう。この2人がいる時の藤堂家のかしましいシーンが結構続く。ギリシャ勢力の動向を警戒したり、沙紀の秘密が判明したり、その解決策を検討したりと慌ただしい中にも夕食の献立を考えたりする神一郎の日常感覚が相変わらずの上手さで挟み込まれている。そしてギリシャ勢力との決戦では、途中から吸血鬼勢力まで現れて(この勢力は第2巻以降お騒がせ役が定着してるなぁ)事態は混沌となる。戦いの後半は一騎打ちに分散させ、それぞれの戦いを綴る手法が演出上手だと思った。ここでのレッテの戦いは過去の自己総括になっている。軽快かつセンスのある文章運びで一気に読ませてしまう手腕は今回も冴えているが、実は物語はほとんど進んでいない。前巻で引きに使われた神一郎の回復(治癒)力の低下も、その原因さえ示されていない。美琴の恩人(なのだが悪役)も登場しない。次巻にいろいろ含みを残したままにしている。ただ、藤堂家という家族をより大事に考えるようになり、人間とハテビトとの今後の可能性を知った神一郎の未来に何かあるかも、という伏線はひとつ張られた。あと、ちょっと動いたところと言えば、ある事柄により動揺奮起して神一郎への想いを少し進めた春菜くらいか。そして今回周慈と美琴の活躍が殊の外少ないのは次巻のためかも。
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4.0 out of 5 stars 最早、神一郎の鈍さがカミガカリ, 2008/9/9
 春菜の友達の沙紀の提案により、藤堂姉弟と共に遊園地にやってきた神一郎と美琴。そこで勢力不明のハテビトから襲撃を受ける。どこから矢がとんでくるか分からないイルフィニに苦戦する二人の前に現れたのは、北欧勢力のレッテとその部下のミリカ。遊園地で戦った勢力と敵対している彼女達は新たな居候として藤堂家に滞在することに。人間二人、ハテビト四人という六人での共同生活はというと……

 2巻ででてきた設定や伏線が全くといっていいほど出てきません。2巻とばして読んでも然程困らないのでは? 今回はあらかじめレッテ達がいるので神一郎と美琴のコンビでの戦いは前半に少しあるのと後半時間稼ぎの時ぐらい。代わりに1巻の表紙を飾ったレッテがすさまじい活躍をみせます。また今回表紙を飾ったエミュレットですが、この恰好にはちゃんと意味があります。彼女の新しい戦闘方法に注目。そして相変わらず哀れ、キリドル……

 敵やミリカといった新キャラがでますがやや抑え気味。今回は春菜の友情と恋愛がメインと考えていいかと。その所為か美琴や周慈も少し脇にやられた感が。そして沙紀がいい刺激を与えるように。神一郎はとあるきっかけで沙紀が英力を持っているのではと行動し、沙紀からの電話がきっかけで悩んでいる春菜はそんな神一郎に対し大きな変化を見せます。っていうか春菜、積極的。神一郎は神一郎で思うところがあるのでしょうけれど、ここまでくると見事。

 テンポよく刊行されるのは楽しみにしている側として嬉しいところ。反面、会話の掛け合いなどに突き抜けた感じがないのは少々首を傾げます。面白く最後まで一気に読める良作に違いないのですが「この話ならこのぐらいのことはしてくる」というか……読者側のワガママですけれども。
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