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グノーシスの薔薇
 
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グノーシスの薔薇 (単行本)

by デヴィッド マドセン (著), David Madsen (原著), 大久保 譲 (翻訳)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

ルネサンスが爛熟する欲望の都イタリア、ローマ。キリスト教世界の頂点、教皇庁に紛れ込んだ一人の異形の小人。歴史の陰で暗躍し運命の糸を引くその小人は、密かに異端の教義グノーシスを信奉していた。折しも宗教改革の狼煙があがり、異端審問官が魔女を焼く炎が燃え盛る頃、ラファエロやレオナルド・ダ・ヴィンチ、枢機卿らと共に美食、男色、乱痴気騒ぎを繰り返していたレオ十世。狂乱の末天寿をまっとうしたかに見えた、その死の真相をたった一人知る小人が手記を綴りはじめる…。ストイックな秘儀と血腥い謀略が交錯する混沌の果てに見える一筋の光。聖なる官能と至高の頽廃を描く、これぞゴシック歴史ロマンの到達点。


内容(「MARC」データベースより)

ルネサンスが爛熟するイタリア、ローマ。キリスト教世界の頂点、教皇庁に紛れ込んだ一人の異形の小人が残した手記に描かれた禁断の秘儀と、ローマ教皇レオ十世の死の真相。ゴシック歴史ロマン稀代の大作を翻訳。

Product Details

  • 単行本: 324 pages
  • Publisher: 角川書店 (2004/12)
  • ISBN-10: 4047914886
  • ISBN-13: 978-4047914889
  • Release Date: 2004/12
  • Product Dimensions: 7.5 x 5.4 x 1.2 inches
  • Average Customer Review: 3.6 out of 5 stars  See all reviews (5 customer reviews)
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25 of 26 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 奥深いおもしろさ, 2005/1/2
By ベック - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
おもしろかったですね。充分堪能しました。確かにエログロ描写はテンコ盛りなんですが、それにもまして物語の魅力が素晴らしい。豊穣にして壮麗、荘厳にして蠱惑的な世界は小説のおもしろさをこれでもかとわからせてくれます。ルネッサンス期のローマは世界的な芸術家を輩出した黄金の時代という華やかな顔を持つ反面、異端審問や宗教戦争などの残酷で暴力に溢れた時代でもありました。世にも稀な醜い小人の教皇御付が回想するこの相反する時代。権謀術数、欲望、策略にまみれた禁断の聖地。歴史の語られることなかった暗部が明らかになるミステリとしてのおもしろさも相まってページを繰る手が止まりません。
醜い小人のペッペはとても魅力的な人物です。教皇レオ十世もベッドでは女役を好むという困った性癖がありますが、憎めない愛すべき人物です。そうそう、本書にはあのダ・ヴィンチが登場するんですが、この場面は特筆ものです。このペッペとダ・ヴィンチが会見する場面を読むだけでも本書を読む価値ありってくらい印象深い場面です。なにが印象深いって、ダ・ヴィンチがああいう人物だとは思いもしなかった・・・・。
ペッペの信奉する教義は、本書を読み終わったいまは異端なのかどうかよくわかりません。確かにその儀式や典礼はなかなか淫らで異様なものですが、本書の最後に出てきた傍点をふった言葉は、ぼくが常々感じていたこととドンぴしゃりだったんです。う~ん、なかなか奥深い本だ。
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19 of 23 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 低俗極まりない良書, 2006/4/27
まず始めに断っておきたいのは、良識のある紳士淑女を自認される方々は、
絶対に本書を読まないで頂きたい。
最初の1ページで卒倒されると思われます。
さて、良識や常識からかけ離れた私ですが、その私が読んでもこの小説には、
「ちょっと、コレは・・・」
と、いう描写が執拗に出て来ます。しかし、主人公ペッペの語る物語に
ついつい惹き込まれ一日で読破してしまいました。

さて、帯にある、
”「薔薇の名前」の荘厳さが「ダ・ヴィンチ・コード」の面白さに出会った!”
といいう謳い文句ですが、これはかなり問題のある煽り文です。

後者は、歴史考証・ロケなどを完全に無視した、言わばパラレルワールド的
なファンタジーであり、本書と比べるのは両者に失礼に当たる。
まぁ、日本人の宗教・歴史の無知につけこんで流行まくった荒唐無稽本なの
でそれにあやかりたかった気持ちはわかりますが。

では、前者についてですが・・・これは、最後の1ページまで読んで、その人が
どう感じたかで二分されます。
私は、”荘厳さ”というより、他の方も仰ってるように”奥深さ”を感じました。
人間という低俗な生物の存在している意味。その答えでは無く、鍵の在処をこの
本は記していると感じました(注:グノーシス、その他宗教的賛美という意味で
はなく)。

蛇足になりますが、無神論者の私からみても冒涜的な本書が、キリスト教国が
ひしめく欧州で物議をかもしながらも出版されたというのは、改めて欧州文化の
懐深さを思い知らされた感があります。日本で(自粛(笑))

さて、長くなりましたが、私は物語については触ません。
できれば良識・常識に囚われない非常識な方々には、眉をひそめながらも本書を
最後まで読んで頂きたい。
そして、願わくば私が感じたものを感じて頂きたい・・・
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1 of 1 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars グロテスクな描写を通して浮かび上がる崇高な心, 2008/11/24
ダビンチ・コードを期待して読めば、グロテスクな描写が続く変態小説と思われるだけでしょう。
またあえて語り手をせむしの小人としたことで、見世物小屋的な悪趣味や偏見を招くかもしれません。
しかし、この作品の素晴らしさは、見た目ではなく心が異形であることの恐ろしさを信念がもたらす狂気を通して描いていることと、その中にうずもれた心の気高さや優しさの発露をほのかなユーモアに載せて描いていることにあります。
グロテスクな描写の果てにある、最後の30ページほどで描かれている生と死のコントラストは涙なくして読めません。
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Published 11 months ago by カッタルコフスキー

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これ... 続きを読む
Published on 2004/12/16 by ケシ太

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