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バベルの犬
 
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バベルの犬 (単行本)

by キャロリン パークハースト (著), Carolyn Parkhurst (原著), 小川 高義 (翻訳)
3.0 out of 5 stars  See all reviews (8 customer reviews)
Price: ¥ 1,890 (Tax Included) & eligible for Free Shipping. Details
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

突然、妻を亡くしたポール。警察は事故死と断定したが、納得できない彼は、唯一の目撃者である愛犬のローレライに言葉を教え、死の真相を聞き出そうと考える。ローレライへの言語レッスンが始まった。それは、誰よりも愛した妻との日々を、もう一度なぞる旅の始まりでもあった。


内容(「MARC」データベースより)

突然妻を亡くしたポール。警察は事故死と断定したが彼は納得できない。唯一の目撃者は愛犬のローレライだった。ポールは、犬に言葉を教えれば、妻の死の真相が分かるのではと考える。孤独な言語レッスンが始まった…。

Product Details

  • 単行本: 287 pages
  • Publisher: 角川書店 (2004/11)
  • ISBN-10: 404791486X
  • ISBN-13: 978-4047914865
  • Release Date: 2004/11
  • Product Dimensions: 7.5 x 5.1 x 0.7 inches
  • Average Customer Review: 3.0 out of 5 stars  See all reviews (8 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #250,650 in 本 (See Bestsellers in 本)

    Category Ranking:

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3 of 3 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 真実のゆくえ, 2005/9/25
By ヤマボー (千葉県) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
妻がある日りんごの木から落ちて死んだ。事故か自殺か?残された夫は、一部始終を目撃していたはずの愛犬ローレライに真相を語らせるために人間の言葉を喋らせることを思いつく。

必死に犬に会話をさせようとするかたわら、主人公は妻との出会いから別れまでを回想する。精神的なもろさを持った妻、それに魅力を感じつつもとまどう夫。愛し合っているけれど不安定なふたりの関係が少しずつ明かされていく。いくら精神的に病んでいたからといって結末はほろ苦く、後味はあまりよくない。

ローレライの実験もちょっと悲惨だった。ちなみに表紙に描かれている犬はどう見ても、ダックスにしか見えないが、ローレライはローデシアン・リッジバッグ。ライオン狩りに使われていた犬。装丁買いをする人はご注意を。

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3 of 3 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 痛いほどの孤独, 2005/1/21
 「犬に言葉を教える」という一見ユニークで、いかにも物語に彩りと感動を与えそうなモチーフは、実は主人公があまりにも辛すぎる現実を受け入れるまでの過程でしかない。それに、「究極の愛の物語」や「感動作」といった印象を受けなかった。
 本書で異様なほど強烈な光を放っているのは、死んだ妻であるレクシーという女性だ。主人公がどこか薄っぺらく、わざとらしい動きをしているように見える中、彼女だけは生き生きと描写されるのだ。その外見から、仮面作りという仕事、複雑で繊細で奇抜な性格も、ものすごい綿密さで描きこまれている。著者はこの女性の孤独を描きたかったから、この物語を書いたのではないかと思ったくらいだ。
 人は自分が不安になるのが嫌だから、「そんなことないよ」という言葉を発することがある。親が子を愛せない、自分自身を傷つける、といった一般的にタブーとされていることを、頭では理解していても、心で理解していないことがある。近くにいる人がそんな状態になったとき、否定してしまうのだ。
 ちょっと鬱気味の彼女の感情の起伏や、溢れるほどの優しさ(自分が弱いから、人の痛みがわかるのだ)、とめられない死への傾倒、自分への厳しさなど、実在の人物のようにリアルだ。一般的に「幸福」とされているものに、幸福感を感じられず、むしろ重荷に感じてしまう人の姿の孤独。そのことを愛しているはずの夫にもわかってもらえない寂しさ。
 本書を読み終えたとき、私が感じたのは愛よりも孤独だった。本書は孤独について描いた本なのだ。そう思うと、レクシーが夫に残したゲームは、あまりにも残酷だと思う。そんなことをする必要性はまったくないのに。それが物語をひっぱっていくのだが、ちょっと腑に落ちない感じがした。でもこんな宙ぶらりんの気持ちこそが、一番現実に近いのかもしれない。
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4 of 7 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 残酷, 2005/1/22
By A Customer
クィールを思わせるいじらしい犬の表紙につられて手にとり、期待して購入したのに、犬好きにとっては不愉快きわまりない物語だった。夫婦愛の物語とも思えず、妻の自殺の原因を突き止めたい学者の妄執としか感じられなかった。なにより、愛犬ローレライに対する彼の仕打ちは残酷すぎる。人間の勝手な思いの犠牲になり、道具として振り回される犬が哀れでならず、泣けたのはその点だけだった。映画化されるそうだが、こんな酷い話を映像でどう料理するのか、興味はある。
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