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クドリャフカの順番 (角川文庫)
 
 

クドリャフカの順番 (角川文庫) (文庫)

by 米澤 穂信 (著)
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Product Description

内容紹介

文化祭で賑わう校内で奇妙な連続盗難事件が発生。犯人が盗んだものは碁石、タロットカード、水鉄砲――。事件を解決して古典部の知名度を上げようと盛り上がる仲間達に後押しされて、奉太郎はこの謎に挑むはめに!


内容(「BOOK」データベースより)

待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲―。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう!目指すは文集の完売だ!!盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに…。大人気“古典部”シリーズ第3弾。

Product Details

  • 文庫: 393 pages
  • Publisher: 角川グループパブリッシング (2008/5/24)
  • ISBN-10: 4044271038
  • ISBN-13: 978-4044271039
  • Release Date: 2008/5/24
  • Product Dimensions: 5.8 x 4.2 x 0.7 inches
  • Average Customer Review: 4.2 out of 5 stars  See all reviews (10 customer reviews)
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6 of 8 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 4人それぞれの意識が印象的, 2008/5/30
By ポロロッカ - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
『古典部シリーズ』の3作目,05年06月の単行本の文庫化です.

これまでの2作が主人公の少年の視点から描かれていたのに対し,
彼を含む友人たち4人が切り替わりながらひとつの物語が進みます.
そのため場面展開のテンポもよく,スムーズに読むことができます.

また,はじまりからの『トラブル』に『事件』が割り込む流れは,
事件だけではなく,トラブルのほうをどう片づけるのかにも注目で,
文化祭と事件をうまく絡めての『解決』にも目がいくようになります.

文化祭が舞台ということもあってか,全体的にも明るめの雰囲気で,
ヒロインであるお嬢さまの『とぼけた』言動も楽しみどころのひとつ.
たまに冗長に感じるところも,その人物の内面をうまく映し出しており,
視点の切り替えも手伝って,それぞれの意識がのぞけたのもよかったです.

事件の動機については,学生である彼らでなくても感じ得る感情ですが,
別のところで,主人公らにも同じような心理が描かれていたのが印象的で,
今回見えた内面とともに,今後の距離感などがちょっと気になるところです.

なお,この作品だけ読んでもわからなくなることは少ないと思いますが,
4人の意識のあたりは,過去作を読んでいたほうがより楽しめるはずです.
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12 of 21 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 学園祭を舞台に、怪盗十文字と対決, 2008/5/27
By 樽井 (兵庫) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 米澤穂信の古典部シリーズ第三弾、文庫最新刊です。
 (実は、「遠まわりする雛」という第四弾がハードカバーの新刊で出ています)
 このシリーズは、主人公の折木奉太郎と千反田えるが所属する「古典部」が学園生活の中でさまざまな謎や事件を解決する青春系ミステリで、米澤さんの得意分野の高校生大活躍ミステリです。今回は、前作まででさんざんネタ振りとして出されていた神山高校文化祭そのものを舞台にしたお話です。
 そして。 
 今までの「古典部」シリーズと違って、ストーリーに鬱屈したところがないという点で、個人的には一番楽しめた作品となりました。今までの古典部シリーズも確かに面白いし、主人公達の造詣の繊細さや叙情感に感動してきましたが、どこか作品全体に、エピソードの謎に哀しさが強く含まれていました。それ自体は決して悪い事でないし、作品に陰影が出ていて、より叙情的な作品になっていました。しかし、今作ではそういう重さが比較的薄くなり(もちろん事件の裏にはあるにはあるのですが)、読んでいてより純粋に楽しく読めました。
 たぶんそれは、物語の舞台が学園祭という非日常のお祭り空間だからということもあるでしょうし、その学園祭の中で起こる事件も学園探偵ものにふさわしい面白い事件だからかも知れません。その中にアクセントのように描かれる、古典部メンバーのそれぞれの悩みや苦しみも素晴らしく学校生活時代を思い出させるし、非常にいい作品だと思います。
 傑作です。文庫ですし、是非古典部シリーズ第一作の「氷菓」第二作の「愚者のエンドロール」もあせてお読み下さい。
 ・・・と書きつつも悩むのはアマゾンの自分のレビューで、ことごとく米澤作品のレビューはダメだしされていること。米澤ファンの人にダメだしくらっているんだろうけれど、、同じ作品のファンながら全作ダメだしされると読みどころを間違えてるのかなぁと若干不安だったりして。まぁ、レビューなんてものは最終的には自分がどう感じたかを書いていくものだから、参考にしたいと思う人の為に書いていけばそれで満足なんですけれどね^^
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2 of 4 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 四人それぞれの“期待”がテーマ, 2008/7/18
『氷菓』『愚者のエンドロール』に続く〈古典部〉シリーズの第3弾。

前作までは、奉太郎ひとりが語り手をつとめていましたが、
本作では他の古典部員も語り手となることで、それまで
明かされてこなかった彼らの内面を垣間見ることができます。


奉太郎は、今回語り手であり続ける必要がなくなったことと、
これまで以上に“安楽椅子探偵”的な役割が振られたことで、
キャラとしてブレがなくなったように感じました。

彼の自己韜晦や女性に責任を委ねたままで「探偵」をするというスタイルは、
物語の要請とはいえ、少々クドくも感じていたので、たすかりました。

また摩耶花は、これまで「ツッコミ」役としてしか物語に関わっておらず、
やや影の薄いキャラとの認識だったのですが、今回、彼女の漫研における
ドラマが描かれ、千反田えるを喰う(?)ほどのヒロインぶりを発揮しています。

さらに、データベースを自任し「道化」を演じる里志の秘めた本音も
窺うことができ、キャラの掘り下げが着実になされているといえます。

ただ、二人の書き込みが増えた分、相対的に千反田えるの出番が減ったのは残念。

個人的には、奉太郎が体験する“わらしべ長者”的イベントの
最初と最後以外は、彼女にやらせたほうが、彼女のキャラを
活かせる場をつくれ、よかった気がします。


また、本作では、これまで姿を見せなかった奉太郎の姉・折木供恵が満を持して登場。
出番は少ないですが、物語に極めて重大な影響力を及ぼしています。

入須冬実が〈女帝〉であるのならば、供恵はまさに
〈神〉であり、作品世界全体を支配しているかのようです。

そのため、彼女の所業はデウス・エクス・マキナといってもいいくらい
反則スレスレのものとなっており、いささか、いき過ぎの感も。


次作以降、彼女が物語にどう絡んでいくかも注目ですね。
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 2005年に出た単行本『クドリャフカの順番−「十文字」事件』の文庫化。
 『氷菓』、『愚者のエンドロール』に続く、古典部シリーズの第三弾。... 続きを読む
Published 17 months ago by 志村真幸

5.0 out of 5 stars わらしべ
『クドリャフカの順番』です。いわゆる古典部シリーズ第三弾です。
今回の主役は、文化祭そのものです。... 続きを読む
Published 17 months ago by ミーミルの泉

5.0 out of 5 stars 祝祭空間にようこそ
▼STORY

 些細なミスで部誌『氷菓』を大量に印刷してしまった古典部。... 続きを読む
Published 18 months ago by あかね

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