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さまよう刃 (角川文庫)
 
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さまよう刃 (角川文庫) (文庫)

東野 圭吾 (著)
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出版社 / 著者からの内容紹介

自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?
長峰重樹の娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見される。犯人を告げる一本の密告電話が長峰の元に入った。それを聞いた長峰は半信半疑のまま、娘の復讐に動き出す――。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。


内容(「BOOK」データベースより)

長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える―。重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。

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63 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 文庫化, 2008/6/2
この話を面白くいている事、それは加害者の少年が全くと言っていいほど出てこない事だ。
その為、読み手側は「少年犯罪への憤り」に「サスペンス」という要素がミックスされ、読むのを止められなくなってしまう。
例えば、加害者の少年が度々登場し、追う側と追われる側の両方から話が進められると、想像を掻き立てられることはなく、やはり「いつ見つかるんだろう」というハラハラさせられる様なことはないと思うのだ。

それと登場人物の設定がとてもうまい。これを読んで加害者の少年に憤りを覚えない人などいないといってもいいくらい。

文庫本になったから値段も下がったし、ボリュームもあり、文句無し。
東野作品の「社会派モノ」を扱ったテーマの作品では1,2の出来だと思う。
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32 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 遣る瀬無い読後感, 2008/6/7
少年犯罪と少年法がテーマです。

加害者が撮影した「被害者を陵辱している」ビデオを被害者の家族が見てしまうというショッキングな場面の効果もあるのでしょうが、著者の思惑にすっかり嵌ってしまった感もあるのですが、被害者の父、刑事、加害者に利用された少年の心理状態と苦悩が見事に描かれています。
事件をネタに茶番を展開するマスコミの醜い姿にも触れる等物語の構成も上手く出来ています。

ただ、誰も報われない結末、なんとも遣る瀬無い読後感が残りました。

過去の苦悩から自分自身を解放しようとして、被害者の父「長峰」を助けようとしていた丹沢和佳子の苦悩は更に深まったんだろうな、と思いながら読み終えました。
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 読んで損なし、というより読んだほうがいいです, 2009/2/14
By べーか (岐阜県大垣市) - レビューをすべて見る
東野圭吾さんの小説を読む度に文章の書き方に「この人、天才だな」と毎回思わされますがこの作品は読み始めて深夜までずっと読み続けてしまいました。犯人に対する憤りで本を持つ手を震え息も荒くしながら読みました。私は二児の父ですが自分の子供が同じ目にあえば主人公と同じく犯人を殺したいと思うでしょう。仇討ちの認められない現代、しかし法が被害者の気持ちを代弁してくれているとは到底思えない。死刑を反対する人もいるけれど人の命を奪って何で償えるというのか?みんなやってはいけない事など分かっているはずなのに、凄惨な事件がたびたび起きている。被害者の遺族の気持ち、そして加害者の親も作中で出てくるのだが自分の子はそんなに悪くなく共犯の友人に無理矢理やらされたんだと言う加害者を生み出す親の「自分の子供に限って・・・」というような盲目的な愛も伺える。自分の子が一番大切だと思うのは当然だろうけど、他の子供の親もそう思っているであろう事をなぜ考えないのか?自分の家族を大切にできない人間が他の人間を大切にできるはずがない。この小説を読んで事件がなくなるわけでもない。法が改正されるわけでもないけれど問題提起作品として、また東野圭吾さんの感情を引き込む文章を堪能してもらう為にも、ぜひ読んでほしい作品!
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投稿日: 1か月前 投稿者: ktrambo

5つ星のうち 5.0 「もういいよお父さん…」
東野さんの本は大体が読みやすい。
普段読書をされない人でも読めるんじゃないでしょうか?

この作品、... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: ぞろ

5つ星のうち 4.0 映画・原作、甲乙つけがたいが・・・
映画鑑賞後、
どうしても原作を
読みたくなり手にとりました。

著書通読後、... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: septaka

5つ星のうち 5.0 人間としての、親としての本質。
よく、死刑反対を唱える人がいます。
それを見るたびに、自分は思うことがあります。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: CBR600RR

5つ星のうち 4.0 父親と、同じ気持ちで加速する
東野圭吾の本…だよね??
と、何度か思いながら最初の「犯行の様子」を読みました。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: emmet

5つ星のうち 5.0 映画もぜひ観たいです
非常に重いテーマです。クライマックスは、心の中で思い描くシーンとは、違うシーンであってくれと祈りながら読み進めました。でもやっぱり想像通りの哀しいクライマックス... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: ko_taro

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