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殺人の門 (角川文庫)
 
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殺人の門 (角川文庫) (文庫)

by 東野 圭吾 (著)
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

新直木賞作家が紡ぐ、衝撃の問題作!
あいつを殺したい。奴のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。でも、私には殺すことができない。殺人者になるために、私には一体何が欠けているのだろうか…。心の闇に潜む殺人願望を克明に描く、衝撃の問題作!


内容(「BOOK」データベースより)

「倉持修を殺そう」と思ったのはいつからだろう。悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。そして数多くの人間が不幸になった。あいつだけは生かしておいてはならない。でも、私には殺すことができないのだ。殺人者になるために、私に欠けているものはいったい何なのだろうか?人が人を殺すという行為は如何なることか。直木賞作家が描く、「憎悪」と「殺意」の一大叙事詩。

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28 of 29 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars ハラハラよりイライラさせられるミステリー・・・, 2006/7/7
By シロフォン - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
恵まれた家庭に育ち、やがて不幸へと傾いていく主人公・田島和幸と、彼の人生を狂わせる倉持修の物語。

田島はあるきかっけから殺人に興味をもった。その興味が、倉持の出現によって具体化する。小学校時代から大人になってもなお、倉持が現れては田島を不幸へと導く。何度も煮え湯を飲まされ、他人にも平気で酷い仕打ちをする倉持を憎み、殺したいと思う。しかしその憎悪は実際に殺人を犯すまでには至らない。田島はなぜ殺せないのかと自分に問う。そして憎悪が殺意に変わる限界点を知りたいというある種の強迫観念に取りつかれ、倉持との関係を断ち切ることができなくなる。結果、ますます転落の人生を歩む羽目になっていく。

一方で二人を結びつけているのは殺人というキーワードだけではない。「この世の誰もが騙されるであろう真剣な光」が倉持の瞳には宿っており、田島がそれを信じてしまうためだ。そうして二人の歪んだ関係は続いていき、最後には・・・・・

というのがあらましであるが、殺意をテーマに歪んだ関係を描いた問題作と評価する向きもあるだろう。しかし、わたしには、
  ・田島があまりにも簡単に騙されすぎる
  ・騙されてもなお「心底彼を恨んでいる者はいない」という倉持の魅力的な人物像が見えてこない
などの理由でいまひとつ好きになれなかった。何でこんな人にあっさり騙されるのかと、歯がゆくて苛ついてしまうのだ。

本書で改めて感じたのだが、一人称で書かれた東野作品とは、自分はあまり相性がよくない気がする。個人的な好みが入っているが、期待値の高い分、星3つ(弱)とさせていただく。
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7 of 7 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 主人公にはイライラし通し, 2007/9/9
題名や装丁からして内容は重そうです。
本も厚い。

これは、幼い頃は裕福な家庭で育った田島和幸が、両親の離婚や落ちぶれていく父などの大人の世界を見ながら、その流れに流されていく話です。
簡単に言ったらそれだけなんだけど、実は自分の人生は1人の男によって仕組まれたものだった・・・。

彼がちゃんと自分の事を考えて、周りに流されずにいればそんなことにはならない話なんだけど。
この田島が人をバカにしながらも流されやすくて、読んでてかなりイライラしました。
なんでそこでキッパリ断れへんねん!って感じで。
そして最終的には・・・

なんとも救われない男で、それも自分の意思が強いようで誘惑に弱くダメな男の物語です。
殺人の門を越えた男に未来はあるのでしょうか・・・。
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6 of 6 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars とにかく暗い(笑), 2007/12/9
とにかく救いようのない主人公。
この一言に尽きると思う。

「いい加減学習しろよ!」

と何度本に向かって突っ込みたくなったことやらw

自分の不幸は何もかも倉持のせい、としているけれど、最終的決断を下したのはすべて主人公自身。
だからこそ、殺人を犯すまでの殺意には結局至らないでいる。

ハッキリ言ってヘタレだ(笑)

それだけ苦しめられているのならば、なぜ一切関わらないようにしないのか。
もう二度と騙されない、と決意しながらも何度も何度も騙される主人公。
結局は離れられない絆みたいなものがあったのかも。

数々の伏線の張り方は、「白夜行」に通じるものがあるかも。
最後のオチ(?)はなんとなく予想できたものではあったけれど
さすがに、「あそこ」までとは思ってなかったなぁ…うん。

600ページ以上もある長編であるにもかかわらず一気に読めたのはさすが東野圭吾。
でも、やっぱりなんとも言えない後味の悪さみたいなものを感じずにはいられないかも。

どよーん、と暗くなりたい人にはオススメできる作品です。
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3.0 out of 5 stars ストーリーは面白いが主人公にはイライラ
途中で読むのをやめようかとおもう程不快になる主人公の優柔不断さ決断力のなさ運のなさ悪い事があれば人のせい、弱々しいこの主人公にとにかくイライラしまくりました。ス... 続きを読む
Published 11 days ago by 雪だるま

4.0 out of 5 stars テンポよく読める力作
東野さんの作品は、大長編に読ませるものが多いです。
白夜行、幻夜、天空の蜂などとともに、これも圧巻です。... 続きを読む
Published 15 days ago by manekikuneco

3.0 out of 5 stars 実際にこんな人いるの?いるのだろうな。
主人公の田島と要所要所で彼の人生を翻弄する小学校時代の同級生倉持。この二人を軸に話が進みます。本来なら倉持の人間性に眉をしかめるはずですが、そこが作者の上手い所... 続きを読む
Published 3 months ago by モンモン

1.0 out of 5 stars ?な作品
すべてが予想どおりに展開し続けて何が面白いのかさっぱりわからなかった。
そのわりに作品のヴォリュームがあり、後味も悪いという、評価に困る作品。... 続きを読む
Published 4 months ago by YOSHIKI

4.0 out of 5 stars 評価が難しい
ミステリーとして読むのは勧めない。
ヒューマンドラマとしては秀作。... 続きを読む
Published 5 months ago by しあわせうさぎ

4.0 out of 5 stars ダークな東野作品の真骨頂
東野さんのダークな部分が存分に露出されている作品。
好きな人はきっと「これぞ東野圭吾」と感じるだろうが、... 続きを読む
Published 9 months ago by kinakohime

4.0 out of 5 stars 男の生き方と友情とは
歯科医の息子として裕福な生活を送る田島和幸。豆腐屋の息子であるが... 続きを読む
Published 12 months ago by Joe

2.0 out of 5 stars 本来のタイトルは「殺人の門」ではない
内容からして、本来のタイトルは「殺人の門」ではなく、「不幸の門」とか「不自立の門」とでもいえるのではないか。他のレビューでもあったが、私もこの主人公のどこかピン... 続きを読む
Published 14 months ago by げんしん42.195

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小学生時代から同じ人間に騙され続け人生を狂わされ、殺意をいだきながらも最後の一線が超えられない、そんな衝動が見事に表現されていて読み出したら止まらなかった。田島... 続きを読む
Published 15 months ago by コーキ

4.0 out of 5 stars 父は結局どうなったの?
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Published 16 months ago by 馬

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