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ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー (角川文庫)
  

ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー (角川文庫) (文庫)

by 山田 詠美 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

ソウルミュージックナンバーをバックに奏でられる、甘く哀しく美しい八つの恋物語。今、いちばん鮮烈で、輝かしい詠美文学の代表作!直木賞受賞作品。

Product Details

  • 文庫: 222 pages
  • Publisher: 角川書店 (1987/11)
  • ISBN-10: 4041710014
  • ISBN-13: 978-4041710012
  • Release Date: 1987/11
  • Product Dimensions: 5.8 x 4.2 x 0.4 inches
  • Average Customer Review: 4.7 out of 5 stars  See all reviews (3 customer reviews)
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5.0 out of 5 stars 偉大なる感情, 2009/5/30
私にはあまりにもかけはなれた世界の話だった。
もし現実で身近にこういう人がいたら、もしかしたら不潔だとか思ってしまいそうだが、
山田詠美が描くとなぜか汚くなくて、素敵な世界に思える。
美しくさえ思えたりする。
溢れんばかりの感情がちゃんと伴ってるからかな。
頭で考えられないほど、衝動的に動いてしまうほどの強い感情がわいてくるのって、本当に素敵。
かっこいいです。
特に印象に残ったのは『FEEL THE FIRE』と『黒い夜』。
大好きです。
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4.0 out of 5 stars 日本人が起こした一つの奇跡, 2009/5/4
今更ながら持ち出す必要もないかもしれないが、山田詠美は黒人への傾倒が強い作家だ。そしてこれは、そんな彼女の黒人への讃美歌ともいうべき入魂の作である。
あとがきで著者は自らを「黒人女(シスター)」と称しているが、正に、日本人でありながら、別人種の心の機微をここまでリアリステックに、かつハートフルに表現できるとは驚嘆する。こんなクリエイターは、我が国では彼女をおいて他に見当がつかない。
そもそもが、黒人を主人公にした恋愛短編をソウルナンバーをタイトルにして描くという着想自体が、常人離れした感性の結晶だ。そして、それは憎らしい程にシックではないか。
まず目を見張るのは、フォーレターワードが連発されているにも関わらず、不浄さを感じさせないこと。洗練されたセンスと絶妙に統御されたリアリズムを合わせもった者のみがなしうる技だと思う。
不倫常習女性への可憐だが歪んだ恋に煩悶する、性の発展途上の少年。最愛の恋人を失った女性に恋慕する、恋人の友人の男。彼らは皆、要領は悪いが、無骨なりにも己の信じるものに猪突猛進する。この短編達は、まるで、路傍に転がっていそうな、しかし、読後にしっかりと心に刻みこまれる、そんな挿話ばかりなのだ。
当作について、直木賞選考において、「サガンを抜いた」との評がある。ソウルミュージックの情熱的なビートだけではなく、花の園のささやかな芳香も揺曳している気がしてならないのは、確かに、めくるめく放熱の中に、フランソワーズ・サガン的な繊細さも内包されているからではないだろうか。
人によっては、黒人趣味の女流作家の黒人への憧憬小説といった評価も、無論あろう。だが、この作品は、単なるアメリカナイズされた日本人の想像力を超越した本物の黒人の魂を、私に語りかけて止まないのである。
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5.0 out of 5 stars 恋愛中の方に是非!, 2004/9/22
詠美さんの作品に出てくる女性はどうしてこんなにもcoolで粋なのでしょう!!
恋愛すればどうしても出てくる嫉妬、そして別れ・・・
だけどこの作品に出てくる女性は最高に別れの引き際が見事だと思う。そして恋愛に必ずつきまとう嫉妬ともなんとも上手く付き合っている女性が出てくるように思う。

恋愛って嫉妬と如何に上手く付き合うか、男性の重荷にならない素敵な妬き方で(勿論中身は問題外)決まるのではないかしら・・・
この作品に出てくる女性のように男性の心にいつまでも残るような素敵な女性になりたいものです。
本当に本当に詠美さんのこの作品を読んで損はないと思います。
ただ非現実的で実感が湧ないかもしれませんが・・・

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