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金融腐蝕列島 (上) (角川文庫)
 
 

金融腐蝕列島 (上) (角川文庫) (文庫)

高杉 良 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

闇の勢力に侵食され、信用を失った銀行・証券会社が次々に崩壊していく。総会屋対策のポストに異動させられた大手銀行員・竹中に活路はあるのか!? 日本の大銀行の内実を明らかにした迫真のドラマ。

登録情報

  • 文庫: 373ページ
  • 出版社: 角川書店 (1997/12)
  • ISBN-10: 4041643066
  • ISBN-13: 978-4041643068
  • 発売日: 1997/12
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 百鬼夜行の現代を描きながらも、ど真ん中を貫く人間正義, 2007/4/27
By 涌太郎 (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
この「金融腐敗列島」は、明らかにバブル期のS銀行がモデルになっている。
「向こう傷は問わない」とアグレッシブな行動であれば、ミスがあってもその人物を評価する、
という向こう受けのするフレーズで頭取になったI氏が、
ちょうど会長になって独裁的な経営をしていた頃の話を元にしている。

I氏が、人事や経営を思うがままにしていたS銀行が、
I氏の既婚の娘が企業舎弟に籠絡され、離婚してその男の妻となり、10億円以上の援助をもぎとられたり、
右翼との渉外のために超大物総会屋・児玉誉士夫が実名で登場し、
S銀行の改革グループの中心人物(部長代理)の依頼で仲裁をしていく様は、あまりにもリアルである。
また、腐りきった会社を捨て身で建て直そうとする主人公の姿は清々しさを与える。

この後時代は、大蔵省幹部官僚による収賄事件、銀行・証券会社の不祥事へと繋がっていく。

高杉良氏の小説には、泥沼の社会を描きながらも全体を通じて一本の「正義」という骨で貫かれている。
深く綿密な取材にくわえて、この魑魅魍魎の社会において、
「人間がなすべき道」を見つめる高杉氏の小説が愛される所以だと思う。
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11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 企業の裏面活動に迫る秀作, 2001/9/20
都銀首脳部による、不正融資を題材とした作品ながら単なる告発物の域に留まらず、登場人物の心理描写を通して現代の日本企業の裏面で苦悩する社員の姿を描いている。
正しい事を正当に意見する事を封じられ、組織の中での役割を担う幹部職員の有り様は、どの企業にも見受けられるものながら、企業方針の是非を問う立場の限られて社員を支える一般社員の事を想うと、日本という社会が日本企業の秩序によって構成されている様子が伺える。

社会人の誰もが理不尽と会社利益との間に板挟みになっている現代、本書を通じて自らの職務を改めて省みる好機につながると共に、変革を求められている企業活動において読者個々人の勇気を奮い立たせる内容である。

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21 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人物描写が非常にリアル!, 2002/9/22
By 街道を行く (大阪府) - レビューをすべて見る
(TOP 10 REVIEWER)   
高杉良の作品は初めて読んだが、面白かった。主人公が、読んでいるうちに人格を持って動き始めるようで、人物描写が非常にリアルであった。スキャンダラスな内幕という意味では、過去に報道されたものであるが、小説というジャンル、手法で再構成されると、読み進めるうちに実際に起きたこと以上の現実感を感じてしまう。評判になるのは頷ける。
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端的に面白かったです。
2005年の今、総会屋や不正融資事件の話を読んでも古いだけかと思いきや、事件や当時の... 続きを読む
投稿日: 2005/3/4 投稿者: hiro_kl

5つ星のうち 5.0 これは堪らない…
経済小説の第一人者である氏の代表作!
その取材力は超一流と聞いていたのだがこの作品がまさにそうだった
大手銀行で繰り広げられる展開に
読み手は... 続きを読む
投稿日: 2004/6/5 投稿者: 沢口 良輔

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 今、あらためてこの本を読んでみておもうのは、銀行という組織の持っている一種のおろかさである。
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投稿日: 2004/3/6 投稿者: 乱読者

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