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悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル)
 
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悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル) (文庫)

横溝 正史 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

毒殺事件の容疑者椿元子爵が失踪して以来、椿家に次々と惨劇が起こる。自殺他殺を交え七人の命が奪われた。悪魔の吹く嫋々たるフルートの音色を背景に、妖異な雰囲気とサスペンス!(中島河太郎)

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5つ星のうち 3.0 帝銀事件, 2008/7/5
By 志村真幸 - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
 横溝正史の代表作のひとつ。
 帝銀事件をモデルにして書かれたもの。ああ、これが横溝にとって、作品のヒントになったんだなという箇所があり、執筆の跡がたどれたりして、なかなか面白かった。しかし、内容はまったくの別物で、金田一の活躍する本格ミステリに仕上がっている。
 旧華族、美人の奥方、黄金のフルートと、道具立てがそろっている。そこに、横溝お得意の味付けがされているのである。陰惨な血の問題、金田一をあざ笑うかのように跳梁する犯人(いつものことだが)と、ファンなら満足できること間違いない。
 ただ、本当に傑作かというと、ちょっとためらうものがある。
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36 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 何度読んでも飽きない。傑作!!, 2006/3/22
個人的には「獄門島」と並ぶ著者の最高傑作である。最初に読んでから25年以上経っているのだが何度読んでも飽きない。

著者の“推理”小説で扱われる題材は、古い因習が色濃く残る農村(岡山・長野)、戦後の没落貴族の血の因縁を描いたもの、そして東京を舞台にした一般人?を扱ったものの3つに分類されるが、中でも最も陰惨なのが没落貴族を描いた作品である。その代表的な作品が「仮面舞踏会」とこの「悪魔が来りて笛を吹く」であろう。前者もいい作品なのであるが、やはり推理小説としての出来が素晴らしいのは本作である。数多く張り巡らされた伏線が良く練ってある。言葉のイントネーション、登場人物の発する一言、小物の使い方、どれも素晴らしい。そして何より最後に明かされる「悪魔が来りて笛を吹く」の“意味”…。

著者の作品の特長の一つはセリフを読んだだけで誰が話しているのかがすぐにわかり、その人となりまでも表現してしまう“会話体の上手さ“である。これが作品を魅力的なものとしているのだが、この作品ではその特長が際立っている。この事件の捜査は東京と関西(神戸・淡路島など)をまたにかけて行われるのだが、東京からきた刑事(あるいは金田一)と関西弁を話す旅館の女将の会話などは素晴らしい。

金田一耕助は名探偵ではないという意見は結構ある。否定できない部分も確かにあるが、これ程数多くの人に愛された探偵はいないのではないか。

すでに古典とされる作品であり、粗探しをすればないこともないが、日本的な設定やトリックを描き続けた作家横溝正史が生んだ傑作の一つである。
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14 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 「悪魔の手鞠唄」の次は「笛」・・・横溝正史は音楽好き? , 2008/3/29
読んでる時はスリリングで面白いし、犯人の意外性も見事だけど、獲得形質は遺伝しない(分かりやすく言えば、腕を骨折した親から生まれた子供が遺伝的に腕を骨折しているということはありえない)のだから痣の件は非科学的では?あと、旧華族の普通じゃない言動が「華族だから」「平民とは違うから」という理由で簡単に説明されちゃうのも華族の存在しない現代に生まれ育った自分には理解しにくい。というわけで一点減点。
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投稿日: 16か月前 投稿者: トーマの休日

5つ星のうち 5.0 史上最恐の推理小説
 私が読んだ横溝作品、いやあらゆる推理小説の中で最も恐ろしく、暗い物語。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: TAKAAKI

5つ星のうち 5.0 装丁のイラストが怖すぎる
月並みですが、金田一シリーズの中では一番好きです。
館に響く妖しげなフルートの音、常に先手を打ってくる姿を出さない悪魔。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/5 投稿者: ちょっぴん

5つ星のうち 5.0 なぜ悪魔になったのか
個人的に横溝正史の最高傑作だと思っています。
横溝氏はトリックで勝負する作家というよりも、不気味な... 続きを読む
投稿日: 2007/4/6 投稿者: 赤い河D

5つ星のうち 4.0 悲しい物語です
2007年正月のドラマの原作だそうで、稲垣吾郎が演じる金田一がこの作品に挑戦するらしいです。
この作品の感想は、やはり悲しい!ということ。... 続きを読む
投稿日: 2006/12/11 投稿者: RBM/MS

5つ星のうち 4.0 黄金のフルート
黄金のフルートから奏でられる悪魔が来たりて笛を吹くのメロディ。そこには悪魔を暗示する秘密が……... 続きを読む
投稿日: 2006/6/4 投稿者: ボイヤー

5つ星のうち 5.0 見事に騙されました
 こういったミステリーは読み進めながら犯人や隠された秘密を推測してゆくものなのですが、横溝正史の小説だけは犯人が最後の瞬間まで分かりません。
... 続きを読む
投稿日: 2005/7/18 投稿者: yuyu-yuyu

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