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愛国の作法 (朝日新書)
 
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愛国の作法 (朝日新書) (新書)

by 姜 尚中 (著, 原著)
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Product Description

出版社 / 著者からの内容紹介

 北朝鮮のミサイル実験と中国の軍事的台頭。靖国参拝と歴史認識をめぐり膠着する日中・日韓関係。風雲急を告げる東アジアで、日本の立ち位置が試されている。今後焦点となる改憲、歴史の見直しとどう向き合うか。愛国心を押しつけることで、何が損なわれるのか。本当の愛国とは。思考停止は許されない。いま最も注目の政治学者が、悩める国民に贈る、この国の正しい愛し方。


内容(「BOOK」データベースより)

ほんとうに国を愛するとはどういうことか。その先にあるのは希望か絶望か。「改革」で政府によって打ち捨てられた「負け組」の人々ほど、「愛国」に癒やしを求めるのはなぜか。日本と韓国、ふたつの「祖国」のはざまから鋭い問題提起を続けている注目の政治学者が、「愛国心」という怪物と真正面から格闘する。

Product Details

  • 新書: 205 pages
  • Publisher: 朝日新聞社 (2006/10)
  • ISBN-10: 402273101X
  • ISBN-13: 978-4022731012
  • Release Date: 2006/10
  • Product Dimensions: 6.8 x 4.2 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 3.6 out of 5 stars  See all reviews (14 customer reviews)
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32 of 42 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 「愛国」については、よく考えたい。, 2007/2/8
本書で紹介されている、竹越与三郎の言葉が好きだ。
「個人の生存と進歩とを外にして、国家の目的あることなし」
明治人、竹越の言葉は、明快で歯切れがいい。

著者は自分の論旨を進める上で、実に様々な論説を紹介してくれている。
しかし、それがどうも読みづらい。
引用が多いゆえか、ですます体によるものなのか、
文章のリズムが悪いように感じるのだ。
「歯ごたえがある」というより「飲み込みづらい」という感じ。

他の論客の主張を明示しつつ、自論を展開するその手法は、
フェアで、かつ堅実であるが、
もう少し、自分の言葉の割合を増やしても良いのではないか。

「愛国心」を考えよう、という主張には大賛成。
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80 of 118 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 好感のもてる好著だと思います。今こそ一読すべき本です, 2006/10/18
By 小僧 (東京都小平市) - See all my reviews
今まで国民国家やナショナリズムを鋭く批判してきた著者が、あえて国家を自己に引き付けて、「愛国」のあり方を考察したのが本書。これまでの超越的立場からの国民国家批判では今の風潮は押しとどめられないという問題意識が行間から読み取れる。本書の著者のスタンスは、井崎正敏『ナショナリズムの練習問題』に通じるものがあるが、本書の方がより有意義な方向に突っ込んでいるといえる。

第一章では、なぜ今「愛国」がブームと化しているのかが説明される。二章では、そもそも近代国民国家とはいかなるものなのかが基本に立ち返って議論され、三章ではよりスペシフィックに、日本国家の特質について、国体概念を軸に語られる。四章においてそれまでの議論を踏まえ、真の「愛国」のあるべき態度が論じられる。ところどころで安倍晋三の『美しい国へ』が引用されており、かの書の一つの批評としても興味深いものがある。

印象的なのは、近年の「愛国」という言葉の氾濫状態の割には、「内面から突き上げてくるような理想」がほとんど見られないという指摘。もっともである。昨今叫ばれている教育基本法改正論や改憲論にも、「古き良き時代」としての「過去」が懐古されるばかりで、そこには「やり直す」べき、反省すべき点についての思慮がまるで見られない。本当に「愛国」者たらんとするからには、日本のあるべき姿について具体的な理想を持って、日々切磋琢磨していくべきではないでしょうか。その点、本書でも印象されている「国民とは日々の人民投票に他ならない」というルナンの言葉は至言でしょう。伝統や文化、日本的なる物などといった情緒的なものに浸りきった「愛国」者の言説にいつまでもこの国を支配させておくことは許されません。

ところで最近の新書は字がデカイ。もっと小さくすれば字数が増え、さらに深い議論が可能になるかもしれないのに。字が小さいと誰も読まなくなるってことなのかなあ…。

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52 of 82 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 「愛国の作法」なくして、「美しい国」とはこれ如何に……, 2006/11/24
 「怪しげな外国人」と都知事から揶揄された著者が書いたタイムリーな本。勿論くだんの件に関してもコメントあり。いや、むしろ自身に向けられている「目」に対しての「アンサー本」という位置も本書にはあるかもしれない。

 「愛国」をエトノス(自然‐民族‐血)とデーモス(作為‐社会契約)の二律で斬る著者の手法は、安逸に流布される「美しい国」や「国家の品格」に対しての真摯な警鐘である。

 加えて著者は自身が「在日」であることを「逃避」していない。真正面から、この国で生まれた「外国人」であることを受け止めた上での「愛国の作法」なのだ。
 旬な本である。「美しい国」の幅広い人に読まれることを望む。
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4.0 out of 5 stars 「国家」と「自我」の関係を考えさせてくれました
この本は、「愛国」についてですが、「愛」以前に「国家」と「個人・自我」の関わりかたについての本だと思いました。それは、「そうではなく、『愛国』には絶えざる『努力... 続きを読む
Published 4 months ago by H.S.

1.0 out of 5 stars 姜尚中の著書をすべて読むとわかる。
この人、姜尚中は日本人の愛国心を語ることが多いですが、
彼の本心は「日本の植民地化」「日本の衰退」を望んでいるのであります。... 続きを読む
Published on 2007/10/16 by w

3.0 out of 5 stars 愛国心とは?
愛国心とは何か。

国を愛することとは何か。... 続きを読む
Published on 2007/8/16 by たろう

2.0 out of 5 stars 一例で全体を語る論理の妖しさ
テレビで見かける姜尚中のキャラクターそのままに、「愛し方」などの情緒的な言葉で持論を訴える。... 続きを読む
Published on 2007/7/27 by 風来人

5.0 out of 5 stars 第二十条も憲法改正論議の対象
「愛国心とは何か?」を非常に上手く分析しており、解りやすく書かれていると思います。ただ、冒頭から、E・フロムの文章が引用されるなど、哲学的な用語も多く、読み慣れ... 続きを読む
Published on 2007/4/25 by ringmoo

2.0 out of 5 stars 著者は本当に国を愛しているのか?
筆者の言うことには、賛成できる部分もほどほどにはあるのだが、何か違和感が残る部分も多々ある。... 続きを読む
Published on 2007/3/13 by θ

1.0 out of 5 stars 愛国者姜尚中(AERAより)
 本書は思想に関する書では全くなく、雑文を集めただけのエッセイ集。
物足りない。
力量不足が露呈した観がある。
残念。... 続きを読む
Published on 2007/2/26 by 山耕一郎

5.0 out of 5 stars 謙虚さと客観性と理性を
「自分たちが生まれ育った郷土にたいするそういう素朴な愛着は、どこから生まれるのだろうか。すこし考えると、そうした感情とは、郷土が帰属している国の歴史や... 続きを読む
Published on 2007/1/29 by テキーラサンライズ

5.0 out of 5 stars 今日、新聞にて愛国心の調査結果が出ていたので、本著を読み返しました。
今朝(1月25日)起きましたら、愛国心の調査がある新聞に掲載されておりました。どちらかというとリベラルな新聞ですから、どんな調査結果だったのかなあと思い読みまし... 続きを読む
Published on 2007/1/25 by 生涯勉強。

5.0 out of 5 stars 他の愛国本とはすこし違う
保守系の愛国心の本を連続して読んでいて
”いい国と思われたい、だけど何もしたくない。”と思う反面、... 続きを読む
Published on 2007/1/12 by ぷちまっちょ

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