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源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820)
 
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源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820) (単行本)

by 山本 淳子 (著)
4.3 out of 5 stars  See all reviews (7 customer reviews)
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o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820) + 誰も教えてくれなかった『源氏物語』本当の面白さ (小学館101新書)
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Product Description

内容紹介

『源氏物語』が生まれた一条天皇の時代は、紫式部、清少納言、安倍晴明など、平安朝ではおなじみのスターが活躍した時代。「叡哲聡明の帝」といわれた一条天皇の後宮には、清少納言が仕える藤原定子、紫式部が仕える藤原彰子というふたりの后がいた。『源氏物語』成立に強い影響を与えた一条と后たちの愛の物語、皇位や政権をめぐる権謀術数のエピソードを、史料と最新の研究成果で紡ぎ上げる。


内容(「BOOK」データベースより)

『源氏物語』を生んだ一条朝は、紫式部、清少納言、安倍晴明など、おなじみのスターが活躍した時代。藤原道長が権勢をふるった時代とも記憶されているが、一条天皇は傀儡の帝だったわけではなく、「叡哲欽明」と評された賢王であった。皇位継承をめぐる政界の権謀術数やクーデター未遂事件、当時としてはめずらしい「純愛」ともいうべき愛情関係。ドラマチックな一条天皇の時代を、放埓だった前代・花山天皇の、謀略による衝撃的な退位から書き起こし、現存する歴史資料と文学作品、最新の研究成果にもとづいて、実証的かつ立体的な「ものがたり」に紡ぎあげる。『源氏物語』が一条朝に生まれたのは、決して偶然ではない。

Product Details

  • 単行本: 290 pages
  • Publisher: 朝日新聞社 (2007/4/10)
  • ISBN-10: 4022599200
  • ISBN-13: 978-4022599209
  • Release Date: 2007/4/10
  • Product Dimensions: 7.3 x 5 x 0.8 inches
  • Average Customer Review: 4.3 out of 5 stars  See all reviews (7 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #22,812 in 本 (See Bestsellers in 本)

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52 of 59 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 完成された文体で人間像を描く, 2007/4/15
By birdbridge (東京都世田谷区) - See all my reviews
本書は、源氏物語成立史を縦糸に、紫式部が間近に見た天皇や后たち、藤原道長とその周辺の人々の姿を描き出したもの。各種の歴史資料や作品から、人間像を浮かび上がらせるその手法は見事で、専門外のものでも思わず引き込まれる魅力を備えている。また、宮廷女性の自立が一つの隠れた主題になっており、とくに父親道長への反発から劇的に成長していく一条天皇后・彰子についての記述からは、著者の共感が伝わってくる。さらに注目すべきなのは、簡潔かつ明晰でありながら、軟らかくリズムを備えたその文体で、研究者にしておくには惜しいほどの完成度である。文才と、冷静な中に情熱を秘めた観察眼。それは、おそらく紫式部にも通じ、紫式部への傾倒から身につけられたものでもあろう。こんな言い方が、著者の意に沿うかどうかは分からないが、これを機に文学史の語り部としての活動を続けてほしいものだと思う。四つ星としたのは、必ずや出るであろう次作に期待してのことで、十分、五つ星に値する。
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6 of 6 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 一条天皇は最期の瞬間まで定子を愛していたと思えた。, 2009/8/23
By あらりん (愛知県) - See all my reviews
一条天皇と皇后定子の愛情は本当にこうだったのだろうと充分頷けるものがありました。しかし彰子の「定子腹の第一皇子を東宮に」という想いはやはり眉唾のように感じます。なにしろこの本には、晩年の一条天皇が道長・頼道親子により受けていた物理的ないじめについての記述がありません。一条が彰子に第二皇子を産ませた事は道長への遠慮であったにしても、翌年には更に第三皇子を産ませている事から、第二皇子が切っ掛けで一条と彰子は本当のむつまじい夫婦になれたのでは―――と本書にありますが、もし本当にそうなら道長・頼道は一条にいじめなどはしなかったのではないでしょうか。
道長・頼道が晩年の一条をいじめた原因は、一条が死の直前まで定子腹の第一皇子の即位にギリギリまで固執したせいかな?と私などは思いますが、むつまじい夫婦になっていたのなら、彰子は何故その時に夫の窮状を救おうとした形跡がないのか。彰子が本当に我が子より養い子の方を優先しようと思っていたのなら、父と弟の夫への不埒な振る舞いが始まった時点で抗議のひとつもしていそうなものです。「第一皇子を東宮に」という希望は、もしも彰子が本当に口にしたとしても、単に養い子への遠慮から出た、恐らく建前でしかなかったと思います(育てただけに愛情が全くなかったわけではないでしょうから)。
本書には、彰子腹第三皇子が即位の際、定子腹第一皇子の娘が中宮となって入内し寵愛されたとあります。そしてそれは「定子腹第一皇子の血を皇統に入れる」という彰子の切実な願いが実現したものだとありますが、これも些か眉唾な気がします。定子腹第一皇子の娘は頼道の養女として大切に育てられていたのは事実ですが、ほとんど寸前まで后がねとしての養育は受けていなかったのです。頼道と正妻の間には娘が一人も生まれず、外戚になる為の持ち駒ゼロ。頼道自身による切羽詰まった挙げ句の養女の入内であり、彰子の意志はほとんど関係ないでしょう。
だからこそ、「露の身の(?)の宿りに君を起きて〜」のこの一条の辞世の歌は、行成の言うようにやはり定子へ向けられていたと私は思います。ただし、「(風)の宿り」は行成の聞き間違いで、そこの部分に関しては道長が記していた「(草)の宿り」が正しいのじゃないかな。
定子の辞世の歌にある「草葉の露をそれと眺めよ」。
一条の辞世の歌は定子のこの辞世にかけているとしか思えません。
一条は最後の意識を失う寸前、定子の事ばかり考えていたんじゃないでしょうか。露となって草を宿りとしてこの世に留まっているであろ定子の魂を想い、ああもうすぐ定子に会える…なんて考えてて、ハッと気が付いた。ヤバイ、定子は一端出家したのを自分が力尽くで還俗させたのに、自分だけうっかり出家してしまった…!このままだと自分だけ成仏してしまう!―――みたいな感じで目が覚めて、そうして出来たのがあの最期の歌。
彰子の美談は眉唾では…と書き連ねてしまいましたが、しかしだからこそかえって一条の定子への愛がその今際の際まで続いたのだと確信できた気がしてます。
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16 of 19 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 『栄花物語』を大胆に用いて、一条朝を描く, 2008/2/5
By 若村さき (神奈川県川崎市) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
従来、あまり史料としては重んじられなかった『栄花物語』を、「人々の関係や微細な心理に深い関心を寄せていて、見逃せない独自の情報も多い」として、積極的に取り入れ、さらには『枕草子』『紫式部日記』『権記』『小右記』などを駆使し、最新の研究成果を基礎に、一条天皇と定子、彰子の関係を、生身の人間として丁寧に描いています。圧巻は、定子の遺児敦康親王に対する彰子の思いの分析で、本当に細やかに述べられています。
また、受領層出身の定子と皇族の血を引く彰子との出自から来る性格の違いの指摘も興味深く、それぞれのサロンの雰囲気の相違につながったことが理解されます。
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4.0 out of 5 stars 林真理子が絶賛していたのは、分かる気がする
本書の印象をピタリと表しているのが後書き末尾、夫への謝辞中の「高等学校の日本史教員である彼は、高校生が引き込まれる副読本、物語に読みふけって泣いたり笑ったりして... 続きを読む
Published 10 days ago by モワノンプリュ

5.0 out of 5 stars 素晴らしい。
一条天皇とその后たちを中心に歴史を紐とくというのがなかなか面白い。
一条と定子の純愛はほんとに心を打ちます。... 続きを読む
Published 15 days ago by むらさき

3.0 out of 5 stars 力作だとは思いますが...
しっかりした内容だし、力作だと思います。
一条天皇周辺の事について初めて読む人や、詳しい... 続きを読む
Published 14 months ago by スイスの山小屋

5.0 out of 5 stars 文学の時代
 一条天皇の時代が、清少納言と紫式部という古典を代表する人物の「枕草子」と「源氏物語」が書かれた時代であったことを知ることができます。... 続きを読む
Published 17 months ago by ミステリ好き

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