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震度0
 
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震度0 (単行本)

by 横山 秀夫 (著)
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Product Description

著者からのメッセージ

出版社 / 著者からの内容紹介

阪神大震災のさなか、700km離れたN県警本部の警務課長の不破義人が失踪した。県警の事情に精通し、人望も厚い不破がなぜ姿を消したのか? 本部長の椎野勝巳をはじめ、椎野と敵対するキャリア組の冬木警務部長、準キャリアの堀川警備部長、叩き上げの藤巻刑事部長など、県警幹部の利害と思惑が錯綜する。ホステス殺し、交通違反のもみ消し、四年前の選挙違反事件なども絡まり、解決の糸口がなかなか掴めない……。


Product Details

  • 単行本: 410 pages
  • Publisher: 朝日新聞社 (2005/7/15)
  • ISBN-10: 4022500417
  • ISBN-13: 978-4022500410
  • Release Date: 2005/7/15
  • Product Dimensions: 7.7 x 5.5 x 1.2 inches
  • Average Customer Review: 3.5 out of 5 stars  See all reviews (40 customer reviews)
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23 of 32 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars キャリア対ノンキャリアというテーマに踏み込んで書いている, 2005/11/6
By ナツナオ - See all my reviews
(TOP 100 REVIEWER)   
N県警の警務部長の失踪事件をめぐる、警察署内でのキャリア対ノンキャリアの駆け引きを描いた作品。

横山氏の小説の多くが、このキャリア対ノンキャリアあるいは個人対組織ということをメインのテーマに書いているが、この作品では、これまでに作品の中で最もキャリア対ノンキャリアというテーマに踏み込んで書いていると思う。

作品としては、前半から中盤の展開が単調で退屈であるが、終盤の失踪の謎が解き明かされるあたりだけはうまく書けており、一気に読まされた。ただし、他の横山氏の作品と比べた場合とりたててこの作品が優れているかというと、そうではなく、平均点といったところであろうか。

一方、他の方も話題にされている大震災との関連であるが、私自身は、これほど大きな実際の大災害を取り上げるのだから、当然、失踪の動機や捜査など、なんらかの展開で地震に結びつくものと考えながら読んでいた。しかし結局、時間軸として使われたにすぎないという印象を受けた。
神戸の震災でも当初は情報があがってこず、正確な震度が伝わらなかった。N署にも警務部長の失踪という激震が襲ったが、つまらない対立から正確な情報があがらず震度がわからなかった。そして結局は、「地震」そのものがなかったつまり「震度0」であるという解決を得ようとするが・・・、ということを書きたいのだと思うが、このことを書くために多数の方が犠牲になった実際の災害を使うのはいかがなものかと思う。結局震災の救援を真摯に考えていたのは上層部のなかでただ一人というのも、小説とは知りながらも悲しく、不快に思った。ここで架空の災害を用いても読者を納得させるだけの筆力が作者にはあると思うのだが・・・。

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10 of 15 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars N県警が震度0になるに必要なことは・・・, 2006/5/24
阪神淡路大震災・・・
あの震災後のテレビでの映像がまだ心には、何の被害にあっていない私にも強烈かつ鮮明に今でも心に残っています。
復興までには相当な大変な思いされていらっしゃる方ばかりですし
お年寄りの孤独死などもクローズアップされていて心からの復興は、まだまだ大きな課題を残していますね。
見た目はすっかり奇麗な街並みになっていますが、被災に遭われた方の心の傷は相当なものだと私は思っています。
この作品はそんな方々の心情を理解された上で書かれたものでしょうか?・・・物凄く疑問に思いました。

別に震災をあえて対照に引き合いに出すことまでしなくてよいのでは?
そんな思いに駆られました。

そんな 激震のなかでのN県警の内部のNo.2とも言われる人望も厚い不破警部の謎の失踪。
事件性があるのか?安否は?

県警内部での昇進をかけた キャリア組みノンキャリア組みの6名のそれぞれの思惑・・・安否を気遣うより自分の昇進、県警の不祥事発覚に繋がらないかと 様々な思惑が交差し醜い人間模様の描写になっている。
この辺の警察内部の推理は面白いものではありました。
警察内部を描く推移小説は一般的な推理小説とは趣が違いますね。
後半部分からの追い上げは 一気に読み込んでしまいました。
最期の展開は予想外!

一つ注文をつけさせて頂けるならば
N県警が震度0になるにはある意味
一言でも最期に震災に遭われた方々にお見舞いなり冥福を祈る言葉があってもよいのではないでしょうか・・・

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8 of 13 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 強いものと弱いもの, 2005/7/16
By ぽいんと尺 (深川/東京都) - See all my reviews
組織の中で、とてつもない大事件に振り回される。狡く立ち回り、メンツや実利を得よう
と様々立ち回るが、結局は根拠のない情報に振り回される、弱いものたち=つまりは、
私たちの物語である。
 遠景に阪神大震災、中景に舞台にもなっている警察幹部官舎、近景に警察本部を置き、
「震災」と「もうひとつの激震」が互いに狂言まわしとなりながら物語は進む。なぜ、このような構成を思いつくことができるのか。舌を巻く。
 著者の、人物の陰影の細かさと、一人一人が石垣のごとくぴっちりとかみ合う構成の緻密さは相変わらず凄みがあり、濃密な筆裁きを堪能できる。登場人物が多いため冒頭に登場人
物と舞台の見取り図があるが、全く必要ないくらい整理されて頭に入ってきた。本書では、作中で中心的に振る舞い事件を解決するような、感情移入できる強いキャラクターが作られていない。それが終盤まで読者を緊張させ引っ張っているが、魅力に欠けあるいは説得力に欠けると読む人もいるかも知れない。しかし、そのような形をとったために、組織人の悲しみや脆さ、混乱の中で透徹した視点を持てるのはどういう者なのか、が浮かび上がってきていると思う。
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4.0 out of 5 stars 警察内部の人間模様
神戸大震災と同時期に起こった隣県N県の県警内部で起こった幹部失踪事件を追ったものだ。... 続きを読む
Published 12 months ago by taizo16

4.0 out of 5 stars このタイトルはどうなの??
警察のどろどろした権力争いを描いた書。
ひとりの課長の失踪から人のいろいろな動きが見られて面白い。
現実もこうなのか?と思う。... 続きを読む
Published 14 months ago by けい0210

4.0 out of 5 stars 警察の裏側を垣間見る
警察内部の権力闘争がありありと描かれている。自分が警察官ではないので実際のことはよくわからないが、興味深く読ませてもらった。阪神大震災をよそに各々が自己の利益に... 続きを読む
Published 21 months ago by sumire

3.0 out of 5 stars ☆3+程度
警官同士の権力争い のような話が好きなので加点気味。
警察といっても地方の話で、コジンマリとした話で、登場人物... 続きを読む
Published 21 months ago by haster

1.0 out of 5 stars ちょっとがっかりです
横山さんの本は、手に入る限り読んでいます。「第三の時効」や「クライマーズハイ」など、すばらしい完成度で何度も繰り返し読んできました。... 続きを読む
Published 21 months ago by 小次郎

4.0 out of 5 stars 凝った構成
関西大震災が発生時に震源地から遠く離れた県警の内輪もめを描く。... 続きを読む
Published 22 months ago by ムーヤン

4.0 out of 5 stars さすが
ストーリー展開☆☆☆☆
人物描写☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆
動機☆... 続きを読む
Published on 2007/8/25 by しがない・・・

3.0 out of 5 stars ドロドロとした思惑
東野圭吾の「幻夜」を読んだ後にこの本。
両方とも阪神大震災を背景に物語りが進んでいく。... 続きを読む
Published on 2006/11/9 by エイチ

5.0 out of 5 stars ラスト近辺が猛烈に良い!
複線が巧妙に張られていて、最後にロシアこけしマトリョーシカ3体分くらいの謎が猛烈な勢いでスパッスパッと剥がされてゆく。... 続きを読む
Published on 2006/4/5 by 大辛カレー

4.0 out of 5 stars 人間と組織
N県警本部警務課長、不破義人の突然の失踪。
それは阪神大震災が起こった日のことだった。... 続きを読む
Published on 2006/3/7 by mitsumata

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