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死別の悲しみを超えて (岩波現代文庫)
 
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死別の悲しみを超えて (岩波現代文庫) (文庫)

若林 一美 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

生きる目標でもあった我が子や配偶者など最愛の人に先立たれたとき,人はその現実をどのように受けいれ,遺された人生を生きつづけるのか.子どもを亡くした親の会「ちいさな風の会」の世話人でもある著者が遺族の証言をもとに,深い悲しみから,徐々に生きる力を取り戻していく過程をみつめ,人間が生きる意味を探る.

内容(「BOOK」データベースより)

我が子や配偶者など最愛の人に先立たれたとき、人はその「死」の現実をどのように受け入れ、遺された自らの「生」を生きるのか。子どもを亡くした親の会「ちいさな風の会」の世話人である著者が、悲しみを背負って生きる大勢の遺族の証言をもとに、心が徐々に癒され生きる力を回復していく過程を考察し、生きる意味を探る。

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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 はつなつのかぜとなりたや, 2005/5/1
身近な誰かの理不尽な死を、人はどのように乗り越えていくのか、あるいは受け入れていけるのか。本書が告発するものは、私たちが何気なく、あるいは熟慮して口にする慰めのことば、そのほとんどが用をなさず、むしろ遺族にとっては傷口に塗られる塩でしかないという残酷な現実である。同じ経験を経ない限り、私たちの共感は叶わないのだろうか? だとすれば、それは絶望そのものだ。どこまで行っても、一人一人の世界は違い、それぞれの経験は異なるのだから。私たちは人を慰めることはできない。そして、慰められることも。ああ、私たちはあまりに無力で、孤独すぎる。けれど残酷な本書の湛える優しさは、そんな悲しみに、こう囁く。「それでも、気配を感じたとき、きっと人は生きられる」。世界にあるものは、けしてことばだけではない。そこには、優しい風の気配がある。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 すばらしい平易な奥深い文章, 2007/9/25
若林さんがみた遺族の悲しみ,やさしさが
平易な,奥深い文章でつづられています。
こういう文章を書き記すこと自体が
大変だったと思います。
これほど平易でしかも奥深いのは
ご自身の中で体験を血肉にしてきたからですね。
遺族の人生を共有しながら生きてこられた証
という印象を持ちました。
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5つ星のうち 1.0 人によっては傷つく, 2006/10/20
配偶者や子供を亡くした時、と書かれているが、子供を喪った方限定の本。

全編を通じて、子供を喪った悲しみと心の動きばかりが書かれていて
子供を喪う事がもっともつらい事で、親・兄弟・配偶者を喪う事は
これに比べれば大した事ないと訴えかけている。
配偶者を喪い、子供にも恵まれなかった事は全否定されているようだ。
配偶者の親との関係が好ましい状況にない方にとっては、斬りつけられた様な気分になりそうなので、避けておいた方が得策。

周囲から言われるこのような言葉に、どれほど傷つけられるか という一文があるが、
この本自体が、子供以外と死別した方にとってはどれほど傷つけられるかと思った。
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