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安心のファシズム―支配されたがる人びと (岩波新書)
 
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安心のファシズム―支配されたがる人びと (岩波新書) (新書)

by 斎藤 貴男 (著)
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話題の新刊ノンフィクション
バスに白バイが追突し白バイ隊員は死亡、そしてバス運転手は逮捕された──しかし、バスの乗客は「バスは止まっていた」と証言、一方警察は「バスは動いていた」と主張。どちらが事実なのか?運転手は無実ではないのか?謎の多い事件の闇に鋭く迫った 『あの時、バスは止まっていた』。これを読んだあなたの意見が事件の謎を明かす一歩となるかもしれない。

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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

携帯電話、住基ネット、ネット家電、自動改札機など、便利なテクノロジーにちらつく権力の影。人間の尊厳を冒され、道具にされる運命をしいられるにもかかわらず、それでも人びとはそこに「安心」を求める。自由から逃走し、支配されたがるその心性はどこからくるのか。著者の長年の取材、調査、研究を集大成する渾身の書き下ろし。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

斎藤 貴男
1958年生れ。早稲田大学商学部卒、イギリス・バーミンガム大学修士(国際学MA)。「日本工業新聞」記者、「プレジデント」編集部、「週刊文春」記者を経て、フリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Product Details

  • 新書: 232 pages
  • Publisher: 岩波書店 (2004/07)
  • ISBN-10: 4004308976
  • ISBN-13: 978-4004308973
  • Release Date: 2004/07
  • Product Dimensions: 6.8 x 4.2 x 0.5 inches
  • Average Customer Review: 3.1 out of 5 stars  See all reviews (22 customer reviews)
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37 of 49 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 問題意識の問題, 2005/1/25
By ny - See all my reviews
(TOP 50 REVIEWER)   
 イラク人質事件の「自己責任論」は別だと思うけれど、
携帯電話、自動改札、監視カメラなど、一昔間なら、管理や
監視されることの問題点を指摘する議論が必ず巻き起こった
ものであるが、今は「便利さ」「当たり前さ」「効率性」など
の点から誰も何も言わなくなったことに対して、「ちょっと
待てよ」といっている。

 不安に満ちた人にとってこういった「ファッシズム」は心地
よいであろう、しかしその先にあるものに目を向ける必要がある
といっているが、このことをもって「ファッシズム」というの
はピンとこないが、いづれにせよ著者の問題意識については
じっくりと考えさせるものがある。重い一冊。

 著者の真髄である精緻な調査も顕在である。

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75 of 101 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 人はいかにしてファシズムに惹かれるのか?, 2004/8/14
By tosihiro4 (大阪市平野区) - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
 「カルト資本主義」「機会不平等」などの一連の著作で、社会に跋扈する経済至上主義的新自由主義や社会ダーウィニズムに対する警鐘を鳴らしてきた斎藤氏がこれまで触れてこなかった「ファシズムによる支配を欲する人々のメンタリティーがなぜ生ずるのか?」という問題に焦点を絞ってファシズムの危険性を警告する形の著作となっています。

 この本で斎藤氏は、イラク人質事件に見られた大人気ない「自己責任論」の蔓延過程を手始めに、爆発的に増大する露骨な差別的な掲示板の書き込みや差別的投書、そして「SUICA」や携帯電話などの最新電子機器が市民の生活を囲い込んでいる過程を詳しく吟味して、新自由主義や社会ダーウィニズムによって経済が不安定化し、社会内の貧富の差が広がり固定化していくことにより「市民による連帯」が崩壊していく中で、強者に太刀打ちできない弱者が強者が提供するサーヴィスに順応していくことで心の葛藤を打ち消そうとしたり、より弱い弱者を排除抹殺することによって社会の不安感を除去したいというメンタリティーこそが監視カメラ社会や、ファシズムを生み出す原因であると言う分析をしています。

 さらに自由について喧々諤々と論ずる(主に)若手社会学者たちの動きも、見かけは中立を装っているけれども、よく読んでみると監視される側の視点ではなく監視する側の視点に限りなく近づいているのではないか、ということにも危惧の念を抱いているようです。

 この本は新書であるという制約から、なぜどうして人間がかくも容易に屈服していくのか?という問題のわずかな例を扱っているに過ぎませんが、本格的にファシズムについて研究したい人にとっては入り口の議論としてお勧めできる本であると考えます

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12 of 18 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 警告のひとつとして, 2005/8/30
幅広く様々な事象・事物を取り上げ、最近の日本の状況は全体主義への流れにのりつつあるとする、ひとつの警告の書と読みました。取り上げられた題材は週刊誌記事からエーコの著作まで盛りだくさんですが、最終的には著者の「思い」がぶつけられています。ただ、客観的に進めようとしても、題材への切り込みの浅さや語彙や事項についての説明・定義づけの不十分さは否めないように思います。また、接続詞「そして」の使用が気になる文が若干あります。著者の深刻な「思い」が浮き立つ軽い本とみるか難しくない一般書とみるか、読み手によるのではないでしょうか。
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2.0 out of 5 stars 残念
まず冒頭の『イラク人質事件』における筆者の考察には頷くところもあった。... 続きを読む
Published on 2006/1/27 by レン・コン

4.0 out of 5 stars もっとよく考えよう
 この著者の本はかなり読んだので、それと被っている点も多いのだが、それでもこの本の評価は落ちない。... 続きを読む
Published on 2005/11/17 by 真田大助

2.0 out of 5 stars 批判的なレビューが多いようですが
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Published on 2005/10/23 by daepodong

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Published on 2005/4/4 by 愛肥満

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