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神仏習合 (岩波新書)
 
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神仏習合 (岩波新書) (新書)

義江 彰夫 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

古代末期,平将門は東国を席巻し,巫女の託宣によって「新皇」となる.この託宣に登場するのは菅原道真の怨霊と八幡大菩薩.ここに神仏習合思想の劇的な発現をみる著者は,神宮寺の発生から,密教の展開,怨霊観念の成立,穢れ忌避思想と浄土信仰,そして本地垂迹説・中世日本紀にいたる過程を分析し,その社会的背景を探る.


内容(「BOOK」データベースより)

古代末期の東国の反乱者、平将門は巫女の託宣により「新皇」に即位する。託宣に登場するのは菅原道真の怨霊と八幡大菩薩。これを神仏習合思想の劇的な発現とみる著者は、神宮寺の発生から密教の展開、怨霊観念の成立、ケガレ忌避思想と浄土信仰、そして本地垂迹説・中世日本紀にいたる過程を分析し、社会的背景を論じつつ、全体像に迫る。

登録情報

  • 新書: 224ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1996/07)
  • ISBN-10: 4004304539
  • ISBN-13: 978-4004304531
  • 発売日: 1996/07
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 153,951位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 5.0 神仏習合の実態を実証的に暴いてあざやか, 2006/11/10
列島の基層信仰たる神道とインドに発する普遍信仰たる仏教の習合が日本の宗教の特質といわれるが、それがどのような経緯をともなって形成されたのかを中央と地方の権力構造のダイナミックスの中に描き出している。観念論ではなく古文書をもとに、きわめて具体的かつ実証的に論が進められる点があざやかだ。

論述の密度がきわめて高く、緊張感を持って読むことが求められるが、その分、読後の充実感はひとしおといえる。近寄りがたい面があるかもしれないが、新書ながら充実の一冊として特筆に価する。あとがきによれば、これは著者が抱く人類史的視点からの自然関係史という壮大な構想の一環と位置づけられるもののようだ。
なお、本書が依拠している基層信仰と普遍信仰という図式の適用自体に問題あり、とする刺激的な主張が佐藤弘夫氏によりなされている。『神国日本』(ちくま新書)および『アマテラスの変貌』(法蔵館)がそれである。併読をお薦めしたい。
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29 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 徹底した史料の追究, 2004/4/18
By さっしー (東京都江戸川区瑞江) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
日本古代史研究の分野で非常に高名な著者の会心の一冊である。
かつて義江氏のゼミを受講したことがありますが、非常に知的好奇心旺盛でおもしろい方です。
本書で追究されているのは徹底した史料主義だと思います。民間の神仏習合の時期が定説よりも早い、

というのが内容ですが、文献が少なく日本中をまわって地道に研究し、徹底的に史料を分析することで生まれたのがこの本です。
そのため一つ一つの史料の分析を詳細に行っていて、難しいことこの上なしです。本当に岩波新書か?と思うほど
専門的で難解です。他の新書のように電車の中でちらっと、では意味不明でおわる一冊です。

一冊読み終わるのに相当の労力を要しますが、読み終わったときに得られるものは非常に大きいと思います。
かなり日本史に興味があり、知識があるようでないと読みこなすのは難しいと思います。
かくいう私もちゃんと内容を理解できたかわかりません…。

非常に難解ですが著者の徹底した史料主義、研究姿勢を読み取ることができる素晴らしい一冊だと思います。

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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 面白い視点, 2005/12/26
日本人自身がよくわかっていない問題を、独自の視点から切り込んだ、なかなか興味深い本。
歴史学を学ぼうとしている大学生らにはお勧めできる。資料を以下に歴史学に解釈していくかという点は参考になる。
宗教からのアプローチがあまり見られないので、日本の宗教論というものを期待する人には期待はずれだろう。
新書にしては難しいので、大学受験生は読む必要はないと思う。こういうのは大学に入ってからゆっくり読みましょう。
論理に納得できない点がいくつかあったので星3つが妥当か。
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